アスピ隣人の襟を彩ール
プレスされーたブレスのレース編
或る実に熟むトミノをついばむ
鳥の尾発条は8000の螺旋
QのSun輪車kulセラフィ夢の
落とすガーゼはガジェットの影
Rin-g ....
今日はやたらとカラスが鳴くね
梅雨の晴れ間の風の強い日
まるで、おとむらいの鐘の音のよう
黒い飛行船が青い空に消えていくよ
風景を切り取って
荘厳な葬送
....
キューンとなった瞬間
胸のとこが縮んだぶんだけ
体の中の水の粒子が
目の端から零れ落ちる
痛いって思った
体を潤してたその水は
私の一部であるけれど
ナミダは声を発しない
....
I'm always close to you
「そばにいるよ」
歌声の素敵なあなたは天に召されてしまって
ずっと悲しくて、つらくて、どうしようもなく
落ちるところまで落ちて
....
あなたからの手紙、
「。」が全部ミジンコで
「、」が全部ゾウリムシ
だったよ
どうでもいいから
早く会いたい
8歳の少女が
星に願いをかける時は
指を交叉し
顎を上げて
こう言うそうだ
「イクサル・スプレンデー
イクサル・スプレンデー
イクサル・スプレンデール
私の妖精
降りて来い
....
今日から
明日へと
移ろいでいく
この夜に
一人で行う
誕生祭
あなたが
生まれて
こなければ
僕は
出会うことも
愛することも
できなかった
叶わないことも
あった
切 ....
ふと目についたところから壊して捨ててゆく。
それから新たに建て直す。それから新たに作
り変える。捨てていけ。変えていけ。わが国
の年間一人当たりのゴミ排出量は、年毎に右
肩上がり。とうの昔に二 ....
足のつめを切ろうと丸くなる
その はだかの 背中
連なる背骨の緩急
張りつめたなめらかな皮膚
緩やかな凹凸をしめす筋肉
見えない熱い血流
触れては いけない ....
風と草がつくる螺旋と
屋根の上の鴉をひたし
雨は雨の光を撒いて
ひとつふたつと陸を離れる
水が水に与える冠
ひととき またひとときと
川のかたちの既視となる午後
小さ ....
意味も 理由も かなぐり捨てて ただ 衝き動かされたい
思考 という行為から もっとも遠い 刹那の閃き
感情の その前にある プリミティブな なにか
気 ....
ぬるい湯につかって
雨の音を聞いた
誰かが来るまで
ここでこうしていようね
体温の方が暖かいから
わたしたちはゆっくり交じり合う
マンション9階の窓から真正面に見える巨大な病院
あそこにはたくさんいるんだろうな
ズドン
夜の地下鉄向かい合う窓の中映る白い顔
ちがうちがうそうじゃない
秘密のメールが震える
ズドン
....
のどが痛くて煙が吸い込めない
こんな退屈なことって!
日常を水平に走るイギリス艦隊に似た影
鏡の中と湖に映る僕に
君は恋をしてしまったようだけど
溺れてしまわないところが、君の性格を把握させ ....
都会はいつも キリキリしている
僕の前の人はいつもイライラしている
僕の左の上司はいつもガミガミしている
朝
電車のレールは 毎日叫んで
電信柱は やめろよ! と
引っ張り合っている
....
探さないでください
そんな手紙を残して
君がいなくなってしまったから
僕はちまなこになって探したんだ
押入れ、風呂場、トイレ
良く行くレストラン、レンタルビデオ屋
何処にも ....
たとえ 生きているのか死んでいるのか
それさえもわからなくなっても
ずっとずっとあなたのことを私は想っているでしょう
あなたを想ってもう7年
この7年の間あなたを愛して居ない日など
一日 ....
まめのこ は
ぽくぽく
つち の おうち
で ゆめみてる
どうなるのかな
しろい おうちには
みんな と いっしょ
おおきなて
に つかまれて いまは
ひとり ....
ねじ回しを回すとき
いつもあなたは
のの字のはんたい、って
つぶやいているの
わたしは知ってるよ
あなたが難しい顔で何か
言いかけた時にはいつも
わたしは心でつぶやくの
....
可憐な花の狂い咲き
醜いですか?
愛しいでしょう
あの恋慕の試練から
身を守る術を
無垢な胸は、知る由もなく
狂った瞳は
もう彼の人しか映さず
狂った唇は
....
未開の地に降り立った
巨大なる男根魔人の翼
の陰にひっそりと咲く
可憐な一輪の花のよう
なあなたは道行く人々
の喉元に見境なくその
尖った牙を突き立てる
のだけはお願いだから
もうやめ ....
車の走る音が聞こえていて、「くらい」と「くろい」の境目をさがしています。光る点は、ぼくは、時間とは。かすかに白がぼやけて湿らせた夜、ゆら・ゆれるあふれをせきとめるようにして、すれ違う日々/人々をなぞり ....
僕の血を吸ったばかりの
大きな腹をした蚊が
ベープマットの上を飛び過ぎて
週末に掃除しただけの木の床に落ちる
音はなく
羽ばたきもせず
すとりと落下した
自由落下のそのまんま
でも
....
腕いっぽんでどこででも食っていけるほど
確かな自信はないのだけれど
右の人差し指の付け根にはホクロがあって
昔、好きだったひとの胸元にもホクロがあって
宮沢りえの右目の下にもホクロがあって
....
今週の新作です。
と、はちきれんばかりの顔顔顔で言う
フォゥーッ、と言う男 なんじゃそれ
新作は俺の行動をタコのように縛り、しがらみ
新作で時代先どった感覚ウ 殺気立 ....
腫れる夜には(霊ル)ウェイ 線の死した天使のSea岸
カモメcome音、メーンディッシュの浮かぶ皆の水面に
ラバー・グースの声cho転がりe蝶の輪舞nが星を慕う
バースルームの浴槽ヴィニヨン、肢 ....
ジガバチの奇怪な姿は
奇妙な収入を約束するが
キカイダーの端正な顔は
個性の平均化と罵倒されて
大いなる
リストラを保証される
初夏のよく晴れた日に
フニクリフニクラと
ゆらゆ ....
走って行く風船を
追いかけて
ぼくは手を触れるのでした
手を触れたとき
楽しいものがありました
楽しいものはそこここで美しい時間でもありました
それは見えないものでありました
夏 ....
思い出が居眠りをしているのでした
今日も少しづつ暑くなりそうな感じがしています
揺すって起こそうかと思いましたが
そのままに
夏 それぞれの葉が今にも喋り出しそうな
明るさの中で 震える ....
少女は壊れた人形を抱き、
死んだように海底を歩く
行き先などないのでしょう
目的は?夢は?憧れは?
と、そんなものも当然なく
穢れなき君の容姿
傷だらけの君は
穢れだらけの僕 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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