{引用=

天から
落ちてくる

不完全な
言葉たち

罪深き
言葉たち


こんなにも
ぼくは

傷つきたがって
いるのに

ぼくを
打ちのめす
こともせずに ....
  失望を蹴散らし
  土煙をあげ
  何度でも駆け抜けろ

  轟かせ、蹄の音
  打ち鳴らせ、その道
  燃え立たせ、灯し火

  巻き起こせ、{ルビ疾風=はやて}
  なびかせ ....
 傘の下で笑う
 あふれる殺意で

 
 階段を流れて落ちる
 雨に
 気がふれる


 ゆがんで見える
 横断歩道の白線が
 濡れた足元のしみの
 曲線が
 ....
ムーニールーがありんこを相手取って
裁判をしているころ
お日様は林檎を
真っ赤に染めて
林檎はムーニールーに食べられるのを待っている

カタツムリが雨の中
小さくくしゃみしたけれど
ム ....
どうしたらPIXIESみたいな曲が書けるのだろう
なにを経験したらPIXIESみたいな曲が書けるのだろう
寝ても覚めてもそんなことばかり考えてたから
悲しい奴になってしまったんだろう
 ....
ある日突然、大きな雷が鳴った

私は怖くなって へそを隠した

部屋の電気を消して

真っ暗な部屋の中で

楽しい事を 必死で思い出した


雷は 大きな音をたてて

灰色の ....
貴方の指にしゃぶりつく
一心不乱な陶酔が
いつしか不穏な旋律になるよ

ねぇかき回して隅々まで
裂けるくらいに詠わせて
白も黒もすべてが私で
貴方の存在で成り立っている

踏み付けて ....
何から何まで荒野
古めかしいおめかし
隣の客はよく柿食うけど
柿以外のものもよく食う
要するに食いしん坊
何でも欲しがる
だから荒野
何も残らない 残さない
はずなのに
文句を言う
 ....
濁った瞳孔の中で赤い金魚を飼っていた君
祭りの時出店の親爺に貰ったらしい
餌の代わりに角膜を貪る赤い金魚
くすぐったいと君が笑った
もう誰も信じないと 壁を作って閉じこもる
過去の日々が足枷となって 軌跡を残す
あの頃に戻りたいと願っても
時間は戻らず 少しずつ煌きを失うばかり
全てを消去出来たなら 
全てを忘れられるの ....
紋切り型の
モンゴリアンと
もんどりうって
モンゴル相撲
問答無用の
もんじゃ焼き
悶々としながら
門を叩くの
問診してよ
モンアムール
文盲の
文部大臣に
問題の
モンター ....
歪んだ陶器のティーカップに
微かに波打つ紅茶の中で
{ルビ一塊=ひとかたまり}の砂糖が溶けてゆく
長い間 抱えていた悩みのように

「着々と時間が解決してるじゃないですか」

カウンター ....
紫陽花の好きなひとだった


ごめんなさい。
どうして謝るの?
あなたは、
なにも悪いことなんかはしていない。
でも、かたつむりさんおうちにはいっちゃった。
あら。フフ
大丈夫。カ ....
The picture seen from your window is so beautiful.
The shadow seen from your window is so b ....
「あれです」
後ろから指差す声に、「あれ」の方角を見なかった僕。
雨が降り始めて、地下には大きな水溜りが出来た。

粉々になった写真を灰皿に入れた風景。
燃えていく写真は灰になって机に落ちた ....
誘蛾灯の下でバサバサ
大きな腹を揺すぶって
分厚い羽をバサバサ
まるでモスラみたいにバサバサ

記憶のなかのオオミズアオは
そんなふうにとっても大きかったのに
こうして見ると
意外に小 ....
赤らんでゆくトマト、
緑に染まってゆくピーマン。
畑のトマトはトマトくさい、
畑のピーマンはピーマンくさい。
八百屋で買ったピーマンを台所で切る、
ピーマンの匂いがしない。
当たり前かもし ....
日曜日に夕日があたるので
さらに 奥まで入り込みますと

サヴォイの 看板が

悟ったように私は

このままの 状態で
さらに 奥へと進みました



壮健な 壮健な  ....
やさしく
なれるか心配でした
でも
きっと大丈夫

5年とか
10年とか
そんな
小さな枠でなく

次の地球が生まれるまでの
そんな
雨の降る日まで

この場所から見送るよ ....
全てが相対化していくメタリックブルーの記憶で
路地脇にひょっこり顔を出した花を印字してみる
それは
夜光虫が見上げる月に似て
ぼんやりとした輪郭の白さだけ
が鮮烈に刺激する
心を平準化して ....
もう夢の中みたい
だけど夢じゃない
良い夢じゃないよ
悪夢だよ

あなたのこと思い出すと
黒いドロドロしたものが体中の穴から
じわじわと滲出して来る

それなのに
悪夢の中では
 ....
喧騒に身を潜め
人の流れに翻弄されて
立ち止まっては睨まれて
辟易する調理臭に塗れ
圧迫される天井のパイプを見上げ
やっとたどり着いた場所が
窓の無い真っ白な部屋だとして
気が付いたら扉 ....
爆発する新型グランドピアノ型爆弾
ディナーの真っ最中に爆発する新型グランドピアノ型爆弾
ピアニストもろとも木っ端微塵に爆発する新型グランドピアノ型爆弾

+ + + + + + + + + + ....
池袋のスクランブル交差点
ど真ん中で俺は
釣り糸をたれる
ジョニー にぼしのジョニー
おまえはどこか
白い皿の上で美しく
干からびている
ジョニー にぼしのジョニー
おまえもかつて ....
アホの振る舞いは
小さい頃に母に叩き込まれたから
自然と所作として表れる

でもバイパスを渡るときは
高校球児のようにお守り握って
全てを忘れて決死の勝負
渡りきって汗をぬぐい安堵感いっ ....
もし いま ここに私がいなかったとしたら

あなたはどうしているのかしら

あなたは

あなたはどうしているのかしら


私のいる部屋と

あなたと出会った世界とじゃあ

 ....
私たちは、ただ

一滴の水を残すために

この世に現れ

子を産み、育てるのでしょう









両手に溢れる ....
雨。

蛙が
踊っている。

  如何様にか

踊っている。

何故だか
滑稽。

暫らく眺めていたのだけれど

だんすはげこげ ....
雨に煙る山頂の駐車場には誰もいないから
誰にも見られないでいちゃつくことができるけど
そういうのも
もう飽きちゃったね

恋は続かないからいいんだよ
切ないと思えるうちが花

そうは言 ....
あなたを傷つけるためだけに
あなたの友達を
好きになろう

あなたの

肩越しに目くばせをして
帰り道の話をしよう

あなたの友達が
あなたに
相談でもしてくれたら

最高! ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
a ripple043BLU...305/6/17 21:15
シービスケットyaka1*05/6/17 20:45
任意カンチェルス...605/6/17 20:13
ムーニールー[group]ふるる35*05/6/17 20:02
RAGE AGAINST THE WORLDspan205/6/17 19:08
かみなり様マイマイ005/6/17 18:10
オルガンコマキ005/6/17 18:03
昼夜問わずマスイジュウ5*05/6/17 16:29
赤い金魚705/6/17 13:30
思い出宝石AKiHiC...205/6/17 13:09
もんもんもん大覚アキラ105/6/17 12:01
Cafe Le Poete服部 剛3*05/6/17 12:00
紫陽花こしごえ1*05/6/17 9:56
「 Window Of June. 」PULL.0*05/6/17 8:00
指差す声にチャオ3*05/6/17 3:58
オオミズアオ(百蟲譜49)[group]佐々宝砂305/6/17 2:15
畑の匂い705/6/17 1:57
情状酌量[group]山内緋呂子8+05/6/17 1:42
紫・陽花(むらさきひばな)uminek...2*05/6/17 1:31
春の日差しを受ける公園の片隅で紫音0*05/6/17 0:51
夢みたいに黒くチアーヌ205/6/17 0:35
書き付けるということの一つとして紫音005/6/17 0:31
爆発する大覚アキラ205/6/17 0:20
にぼしのジョニーたもつ14*05/6/16 22:38
意外とバイパス木葉 揺8*05/6/16 22:30
蝶番 灯205/6/16 20:46
【 命の伝え 】豊嶋祐匠1*05/6/16 18:23
そんな感じの雨の日きたりてかぜきり2*05/6/16 17:50
これから行く場所チアーヌ605/6/16 11:25
あなたを傷つけるためだけにuminek...3*05/6/16 9:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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