話したいことは
たくさん
でもあなたが
そばにいると
話せない
嫌われたくないから
あなたのことを
見ていたいから
不幸は不幸としてやってくるというのに
はじめからわかることは少ない
時には
とても甘く幸せな形をしていたりするから
ふたを開けてみるまでは
よくわからないことが多い

だからこれからは
 ....
毎日毎日
いろんな詩が

生産
されて

目の前を
流れていく




その圧倒的な
物量を

見ているだけで

なんでだろう
訳もなく

メデタイ
気持ちに ....
楽しければ、それでいい。
おもしろおかしく生きてゆければ、それでいい。
そう思って生きてゆくほど、難しいことはない。

キリマンジャロの雪。
マイアミビーチの波。
たとえば、凍死。
たと ....

緑に染まる川沿いを歩く
白い花がいくつも流れている
八高線の高架下
電車が通るたび
元の樹を離れ 
降っていたのだった

周りの遊歩道はそこだけが白く
ぽっと明るい
故郷に降る ....
土曜の夜も日曜の朝も眠り続けていたい
ああ
屠殺場の温もりが懐かしい
そうだ
夜なのだ!
おれは急いで貧弱な骨格を羽織り
生暖かい闇の中へ陥ちてゆく
色情狂のフォルムをまとった女どもが
 ....
できることならば
この世の終わり
というやつを見てみたい

ハリウッド映画のような
スペクタクルなエンディングなのか
あるいは
独居老人が衰弱死するみたいに
静かで孤独なラストシーンな ....
久しぶりに実家に戻ると
父はまた少し小さくなっていた

質量保存の法則というものを
信じるのであれば
生真面目に生きることを止めようとしない父は
きっと
何処かで
何かを
与 ....
{引用=
空から
ぶら下がっている

スイッチの
紐を

一緒に
引こう



月が
常夜灯の
ように

琥珀色に光って

僕たちの
最期を

しばらく
映 ....
もともと
あてになる眼ではないけれど
それでも
夕陽の色彩くらいは
心得ている

川辺は 減速を始めている
木立は 瞑想を始めている
鳥達は 安息を始めている
あきらかに夕陽の時 ....
老人ホームの送迎車から
半身{ルビ麻痺=まひ}で細身の体を
僕に支えられて降りたお婆ちゃんは
動く片手で手押し車のとってを握る

傍らに立つ僕は
宙ぶらりんの麻痺した腕と脇の間に ....
君の笑顔を取り戻したいから。
君のぬくもりをこの胸に感じていたいから。

そのためなら
僕は喜んで悪魔にでも魔物にでもなるだろう。

暖かな光の渦の中にいた君と僕・・・
幸せだったのは僕 ....
砂利道を歩いていたら駐車場に入り込んでいた
小さなアパートからぼんやりと光が放たれている
こちら側に足を向け男が寝転んでいる
手には携帯を持っているようだ
テレビがついていてちらちらと画面が動 ....
養豚場から柵を跳び越え豚が逃げ出した。
ラジオを首からぶら下げて。
 田んぼの稲は真っ青。そこを豚は一直線に突っ切って
町の市場へと向かう。ラジオは大音量で、
「豚肉が高騰中!」と報じている。 ....
とぷん

となにかが水に落ち込む音がした

水気といえば

今しがた通り過ぎた水溜りしかない

ふりむくとそこには水溜りがあるだけで

あおいみずたまり

にちゃけた泥にたまっ ....
改札口の前で美しい女がお辞儀をしている。
おでこをこすりつけているようにも見えた
その せまい額には切手が貼られている。
それに気づいた駅員は、彼女の額に
キスするように!判子を押した
もち ....
地球がある

地球は地球じゃなかった
地球は山か土か岩だった

地球は野原
   野原というよりはフレーム

地球があるのは
地球に住んでるから

地球にウサギが入る
地球をト ....
彼は毎朝同じ電車の同じドアに乗って
両手を吊り輪に掛けて電車に揺られている
周辺の女性の匂いに興奮しないように
なるべく呼吸を殺して

彼は何時もぴかぴかの革靴を履いていて
制服だって折り ....
なくしたのだと
頭がついてかない
どうして?
汚い涙流したって
気分晴れない わかってるの

it was a fake?
it was a history
it was
it  ....
わたしはこの世に生まれたばかりの

小さな小さな人間

この世の事、まだなんにも知らないの

大きな人間がたくさんいるけど

何をしているのかしら?

「いっぱい もっといっぱい」 ....
1……うん
2……うん
3……うん
サンダル履いてこ


アツは夏くてサンダルでないと
図書館行くときも卵買いに行くときも
ゆっくり歩いて キュッ キュッ
帽子は麻製つば広し
変則 ....
ペヤング超大盛で夢を見る
太閤秀吉の如く夢を見る
空腹のどん底にあるこの俺が
超大盛喰らって天下を獲る!
お湯を注いで3分待って
栄華をめざしていただきまーす!
美味である、まことに美味で ....
私が語る 君が語る 誰かが語る
私は語らない いびつな巣の上で
苦虫 腹の虫 センチ虫 
無視すれば仇される
目をかければほだされる
話しかければ逃げられる
とかくこの脳は棲みにくい
病 ....
深呼吸をするたびに
肺の毛細血管が黒く濁る
そんなことはお構いなしに
紫煙の薫りに酔いしれる
ストレッチで身体を伸ばすたびに
関節が軋んで磨り減っていく
こうして心臓の回転は
早くなり遅 ....
白いペンキを買ってきて
塗りつぶした
とにかく全部塗りつぶした
ぺたぺた
わたしの
痕跡はきれいさっぱりなくなった
ぺたぺた
とても静かになった

丘のうえの大きな木のした
ご ....
手をつないだそのむこうに
遠く手招きする君がいて
急かされてる
君の手が背中を押して
前へ前へと
歩みを速める

そういえばもう
桜も散ってしまったのだけれど
ボクは桜の青い葉が好き ....
誰が すきだなんていったのかな

ただ夢を見ていただけじゃないの?
ちいさな象が湖をはしり
サバンナを抜けて 浜辺まで訪れて
その細い鼻で塩水を吸ってむせたような
かわいそうなことじゃない ....
毛むくじゃらの家猫が出かけて行ったきり
帰って来ないものだから
庭の木で啼くスズメの声が
遠慮なく鳴る目覚まし時計で
最近は、誰よりも早く窓を開けて
新しい風を味わう

あめ色の古机の上 ....
宴もたけなわに ぬけだして
トイレで もどすのは
ふつうです 血へどを
吐いては飲みなおすのが
基本ですので
君は自分の写真を見て、何回も、何回も確認しては
悔やんでる
だけどみんなが見てるのは君の静止画ではなく
君の動く姿
君は自分のほんとの姿は静止画なのだと思っているけど
君のほんとの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
距離小倉 夢可105/6/27 0:58
不幸は不幸としてやってくる葵 悠貴2*05/6/26 23:11
回転寿詩[group]043BLU...4*05/6/26 22:23
至上の幸福大覚アキラ005/6/26 22:21
白い花鈴木もとこ5*05/6/26 22:19
夢のかたち大覚アキラ105/6/26 22:17
さらば人類2*05/6/26 21:45
法則たもつ1305/6/26 21:27
常夜灯043BLU...505/6/26 20:46
夕陽が堕ちる千波 一也15*05/6/26 20:36
手像の指服部 剛9*05/6/26 20:03
君のための存在意義兎乃 しずる105/6/26 19:57
美しくない場所でチアーヌ705/6/26 19:49
ブタラジオプテラノドン5*05/6/26 18:25
そらみみかぜきり1*05/6/26 18:11
あるいは、駅の前でプテラノドン2*05/6/26 17:34
地球チャオ1*05/6/26 16:01
真面目なサングラス[group]虹村 凌2*05/6/26 15:30
lost day'sくるす005/6/26 15:00
小さな人間の独り言マイマイ005/6/26 14:37
サンダラーヤギ3*05/6/26 11:26
ペヤング超大盛で夢を見る守山ダダマ205/6/26 11:13
no ten keysDolly105/6/26 3:37
閉鎖区紫音0*05/6/26 0:46
ペンキアンテ405/6/26 0:03
季節巡り紫音3*05/6/25 23:59
請う 恋を竹節一二三305/6/25 23:36
 臭う家千月 話子18*05/6/25 23:35
そろもん(宴会の話)みつべえ405/6/25 23:20
写真を見ている君span1*05/6/25 23:19

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