いつもいつもいつもいつも

いつも

犯した過ちの記憶を愛でて

断罪の刻を待ち焦がれながら

神様に祈りを


無垢な笑顔に怯え

追い立てられるように贋物の仮面を削った
 ....
愛されるということは

やはり気持ちのいいことで

だからあなたが私のことを

愛しているということは

私があなたを愛するということの

理由の一つにはなるのでした


 ....
赤き発疹の星座が
麗しき額にきらめく
まだ若き神は
近所の中学校の陸上競技の選手で
夕暮れ
白いショートパンツを紅に染め
黙黙とグランドを走り
ときに
バールの数センチ上を飛び越えるこ ....
穴のあいたナイキをつっかけて
オンボロの自転車にまたがって
BGMは耳元を通り過ぎる風の音
駅までの長い坂道
飲み干すように一気に滑り降り
背中に翼が生えてくるイメージで
そのまま行かせて ....
私は怖い
おまえを失うのが怖い
なによりも大切なおまえを失うのが怖い
おまえを失うことを想像しただけで
立ち竦んでしまうほど怖い
心臓が砕け散ってしまうほど怖い
おまえを取り戻すためなら
 ....
神様が創ったからくり時計
人間を鋼索しこさえた鎖と
プレスされた平たく硬い歯車が動力

地球の形をしたからくり時計
組み込まれた僕らは
自転の度に心臓がきりきり痛む

魂が上げる悲鳴に ....
デート
お天気良好
あなたに会いたかったはずなのに
それは思い込みだったかな
わたしはご機嫌が斜め
こんなにつまらなくて
退屈で
イライラするのはなんでだろう
あなたが退屈と言うことで ....
お昼時の込んだ食堂で
ヒロシ君、と呼べば
3人は振り返る


ヒロシ君はクラスの中に2人はいる
ヒロシ君はテレビの中に5人はいる
ヒロシ君はヒロっちゃんと呼ばれることが多い
らしい ....
男はふと時計を見た
まじまじと時計を見たことはなかったが
見れば見るほど
時計は自分に似ていた
あたりまえだ
男は時計なのだから
一方、時計はといえば
すでに着替えを終え
これから ....
 不確かな世界で死んだ振りの上手な彼女
 笑い転げた青い日々の残骸
 抱き寄せた透明な腕がひんやりと手に吸い付く
 【愛してる】
 けして言わない言葉を繰り返して歌を紡ごう
 【そうね、 ....
ゆうらんせん に
ぼろぼろ つめあわされた

ちの かたまった
けあな が すっているのは

どすぐろい よだれ

くんしょう に にぎわう
きれいな まちに

ぺたり ぺた ....
壁の向こう側を
幻視する

真夜中の花火

身体は溶け出して
分解される

空中に映し出された
追憶の景色

クルクルと
鉄くずがまわると

小さく鳴り出す
不安定な ....
懐かしむおもいは空を仰ぐのに似ていて
「どうしようもないこと」の
「どうしようもなさ」の強力さにへこたれる。

ゆるすことも抱きしめることもあの子にはとっても簡単なのに
あたしにとってはひど ....
手をのばしかけてやめた
あの日の、すこし歪んだ夕方を
ねんどをこねるようにまるめて
食べた
ひといきで飲みこんだ

だってどうにか、前にすすまないといけない
わたしは何に悩んで
わたし ....
ある日
自動ドアの前に立ったら

開かなかった

押しても引いても
やっぱり開かなかったので

慌てて君を呼んだ

ちっとも開いてくれないんだよと言いながら
二人並んで立ってみた ....
君が見つめてくれたその言葉。

僕が君に捧げる君だけへの言葉。

互いを互いが認識するためだけの言葉。

即ちそれ愛言葉
耳の中が何も聞こえなくなった
其れは空が落ちてくるようで
雲を越えたようだった

ポロメリアは流れないか
関係も無いのに無駄な殺生は止めた
無駄に食べ物に感謝した
何もわからないくせに同 ....
石がコロコロ

転がり落ちた

落ちた所はもちろん地面




もちろん?

なぜ? 引力があるから?

わかんないけど・・・いいや!




石がコロコロ ....
夢の中で花が咲いた
見たことの無い花
見たことの無い色
夢みたいにきれい
交差する車両たちに囲まれて
立ち尽くす
PM7:00

正しい世界が見えるような
そんな気がして
見上げた
低い天井

あの日あこがれた草舟は
ゆっくりゆっくり 沈んで ....
どこまでも飛んでおゆき、小さな鳥よ
夜は冷たく、たとえ闇の中でも
羽ばたける翼を持つ限り信じて
とんでおゆき どこまでも

ふるさとの大地の匂いを忘れず
今は暗い 空のかなたにあ ....
信じてるから〜

キミのために〜

愛してるから〜




・・・なんて都合のいい言葉




そんなことを言われたら

断ることなんて

できやしない


 ....
人間は
ただあてもなく{ルビ彷徨=さまよ}っているだけなのかもしれない
調度
あてもなく流される植物の種子のように


今日、いいことをした
今日、彼氏(彼女)ができた
今日、何々をし ....
「おはよう」と朝言われたら、すっごく幸せな気分になる。

「ありがと」と言われたら、すっごく嬉しくなる。

でも、「さようなら」だけは、やっぱり寂しい。

「またあしたね。ばいばい」って別 ....
いろいろなことがあった
いや なさすぎた
為すべきことを為し
為すべからざることをも為し
僕の一生は
いよいよ終わりに近づく

考えてみよう
僕が為したことどもを
恥じることはないか ....
向かい愛
M字に開く股
互いの脚からませて
剥き出しの生殖器
くじるように指先
で弄び
朝の気配
取り残された満月
肉壁の輪をくぐり抜け
先っぽから一滴
斜光に垂れて
舌根に絡む ....
どうして離れてるの?

何で一緒にいられないの?

さみしくて つらくて 崩れ落ちそうだよ

私を支えてくれてるのは あなただけなのに

こんなに好きで 愛し合ってるのに

やさし ....
もう死ぬしかないってあなたが言った
だから絶対にあなたは死なないと私は言った
あなたは死ななかった
そして絶望に負けず今新しい道を歩き始めている

頑張れ

心の底からそう思った
あな ....
蚊が血を吸っている。季節は夏なのだろう。

「俺」の血を吸いたいだけ吸うが良い。短い命。「俺」がお前にあげれるものは血くらいだからな。後のかゆみは我慢するさ。

「僕」はそう思わない。蚊を殺し ....
 深い闇の中にいるような猫
 苦し紛れに愛を叫んでみても
 空しいだけさ 悲しいだけさ
 簡単なことなのに出来ないのは何故
 君にただ振り向いてほしい
 いつもそれは小さな祈り 小さな希望
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
『懺悔』しろいぬ2*05/7/6 14:50
理由も そうじゃなくても蜜 花3*05/7/6 14:33
夜ごと穢される神The Bo...1*05/7/6 14:02
風になる大覚アキラ205/7/6 12:08
からっぽの世界105/7/6 12:07
地球の動力kw305/7/6 10:13
切り捨て御免チアーヌ905/7/6 9:56
ヒロシ君大西 チハル14*05/7/6 9:42
七人の男(時計を見る男)たもつ1405/7/6 8:37
恋愛シミュレーションりぃ105/7/6 7:53
ちにく砂木9*05/7/6 7:20
追憶佐藤伊織2*05/7/6 4:40
道をゆく八月のさかな205/7/6 3:43
おもいでは、いつも、きれいだけど905/7/6 3:31
自動ドアのことベンジャミン9*05/7/6 2:29
愛言葉flame1*05/7/6 1:23
ポロメリア*くろいうさ...205/7/6 1:00
【い】・・『石がコロコロ』toto105/7/6 0:39
夢の花チアーヌ405/7/5 23:46
単調な鼻歌デニスホッパ...7*05/7/5 23:30
風の言葉魚骨堂3*05/7/5 23:25
水たまりユウ005/7/5 23:22
自殺未遂をした3人の友人へヤマト1*05/7/5 23:07
あいさつ〜君に逢いたい〜天使105/7/5 23:03
南風吉岡孝次105/7/5 22:57
満月恋月 ぴの3*05/7/5 22:56
ねぇ空 春色2*05/7/5 22:56
エール桜 歩美4*05/7/5 22:38
蚊からflame1*05/7/5 22:29
黒猫初恋[group]りぃ005/7/5 21:39

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