舐めて治す
生で食べる
裸だ
生殖のために交尾する
こどもを育てる
親の顔は知らない
生きるために殺す
悩まない
日陰で眠る
失った昨日を探して駆けた

太陽は眩しいから怖い

明日は だらしなく口を空けて僕らを飲み込もうとするから

嫌い


失った機能を求めて泣いた

大切なものは消える

心 ....
あなた 寂しいというなら

その血肉を隣人に与えなさい

血は啜られ 肉は喰らわれるだろうが

{ルビ末期=マツゴ}まで あなたは独りではないね


あなた 狂いたいというなら

 ....
ニンゲンの丘に立つ

魂を踏み砕いて

隙間から洩れるのは{ルビ赤光=シャッコウ}

全てを抱えあげるには

一対の手は絶望的に少なく

踏みしめる両足は脆弱に過ぎる


誰 ....
 平均台の上を歩くみたいに、生きてる


 両の手を横にのばして、バランスをとる
 あせってはだめ
 はしるなんて、なおさら


 足もとばかり、見ている
 けど、前を向いたほうがキ ....
よぞらをひとさじ すくってくちへ


したにとどいたそのあじは

 実に甘美でほろ苦く

獏なるほうへと私を誘う


ゆだねてしまへと

 迫にささやく

こえの主はいずこ ....
男のズボンの右ポケットは
いつの間にか上着の胸ポケットに繋がっていた
えいっ、と腕を突っ込めば
指先が胸ポケットからにょきりと出る
それが生きていくうえで何の役に立つというのか
試し ....
明け方の薄い空の下で
やわらかく湿った地面の上で
何か、いいものを見つけましたか

たとえばきれいな色の小石
たとえばいい匂いのする野草
星屑のなめらかさ、夢で出会っただれか

その眼 ....
おもいではいくつかぞえても どんな過去も おなじになるから
ときどき、かなしくなる

かなしいうたを、うたいなさんな

あけがたをみつめて

やっとねむりにおちて
あのころのわたしはなにかにいつも喧嘩をうっていて、
火の気がないことなんてなかった。

いつも勉強をしていたし、笑顔で切ない恋をしていて、
いまでも痛々しい

このまま大人だけがきえて ....
 すべての扉を閉ざしても

 あなたの底から
 見つめている

 あの日確かに
 善と悪の種を抱き

 母なる海から
 夢も絶望も
 朝も夜も
 混沌と在る空の下へ

 ....
あしびきの
やまどりこっこ
こけこっこ
たまごうんだよ
ぬばたまの
よるにうまれた
くろたまご
つるっとひとくち
おいしいね
おはだつるつる
たらちねの
ままのおっぱい
みるき ....
いま、ここでできること
わたしのなかの
もう忘れた 日々のなかの
灰の底で まだ暖かなものを
はだかの ゆびで つまみ
てのひらのなかで
そっと 吹きかけていくこと

ああ 雨が窓を打 ....
かなしみもしあわせも似たようなもんだ
こころって難しいもんだ

バイトの連絡がはいった
面倒だけどはいといわなきゃならない
ミニスカートも好きじゃない
それでも渡されたら足を通すしかない
 ....
いつか、白い雲に乗ってどこまでも旅する夢をみた
ふわふわのその乗り物は 
ちぎって食べるとおさとうの味がする

あのころ
月の大地にはうさぎが
花のつぼみには妖精が
虹のふもとには楽園が ....
おまけみたいな僕は
露店でビールを配る
一杯四〇〇円也
腕に妙な刺青をした
お兄さんに意地でも
売りつけてやろうとするが
睨まれてもごもごする
仕方なしにちょろそうな
カップルにヨイシ ....
あいつらの手にかかれば

人の体はパーツだよ

切って、張って、さぁ

うんじゃ、そいつの腕と、こいつの腕をとっかえてしまえ、なんてね

骨髄だって、心臓だって、人のパーツ全ては店で買 ....
景色に向き合って
言葉に託して 文字に興して 整理整頓
アルバムのページがまた一枚 綴られていく
たった一つしかない煌めき

めぐる めぐる かぜ めぐる
       影灯籠に映る少年の ....
必要なものを持って会おう豊島区で



月・火・金は10時で閉店明日を生き抜くために



鼻で笑う、「・・・なまぐさい」



あの細かい羽虫が入り込んだ自動販売機がいつも鍵 ....
その花は
涙をあつめた
毬のようで

降りつづく
雨の重さに
身を委ねて

香りもせず
散りもせず
ただうつむき

けれど私は
その毬から零れた
微かなうたごえを
た ....
次に私が拾った獏は
これはもう生まれついての
野良獏だったから
やっぱり夢は食べなくて

好んで食べたのは・・・嘘

あぁ 私はどうしたらいいのかしら
せっかくイイヒトで通してきたのに ....
なんで黙ってるか知ってるか? 嬉しいことを透明にするあおと
悲しみを向こうへとはこぶおれんじと
いつもなにかにそれはもう、無意識につつまれて
きがつくとよるになっている

あたしは朝がくるのをしっているから
もうす ....
シェロリーナの吐息が溢れるNYはとても汚い街で
煙草なんて高くて買えやしない街だったのを覚えているか?
ゲロもハッパも空き缶も新宿と変わらない程に溢れていて
衝撃的な光景を見て飲みかけの珈琲が鼻 ....
上手くいく恋には
必ず何か理由があって
そうしてそれは
恋が上手くいった時でなければ
永遠にわかることもない
二人だけの答えなのでした
いつからだろう。君の笑顔は消えた。
僕のせいかな・・・・
君は幸せじゃない?
僕はいつも君の事だけを
見ていたつもりだったけれど・・・・
本当は違ったのかな?
今の君の気持ちがわからない・ ....
熱く燃える心の上に
ちょこりと乗ったエスプレッソマシーン
ふつふつと沸き立つ希望がキタイになって
冷たい現実に 今という壁に冷やされる

そのたびに少しずつ
苦い水滴がこぼれ ....
君だけには、哀しい思いをしてほしくない。
それがたった1つだけの
僕の願い事。
だから、前を向いて歩いて。
いつまでも下を向いて哀しそうにしないで・・・
大丈夫。またいつか会える日がきっとく ....
古いアルバムを見つけた
ページをめくるとあのころの思い出がよみがえる
悲しいこともあったね
苦しいこともあったね
それを乗り越えて、笑いあったね
幸せを掴もうともがいていた時もあったね

 ....
君よりも、頭ひとつぶんくらい背の低い私
君の見ている景色とは違う景色を見てる

君の見ている景色はどんな風に見える?
私はどんな風に君の眼に映ってる?

君とおんなじ場所にいても見えるもの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
しあわせなけものチアーヌ1205/7/9 12:48
『lost』しろいぬ2*05/7/9 11:06
『寂肉狂食』1*05/7/9 10:56
『ニンゲンの丘』1*05/7/9 10:53
バランス望月 ゆき17*05/7/9 10:53
惑する夜かぜきり1*05/7/9 9:58
七人の男(ハトを捕まえる男)たもつ1205/7/9 9:01
きみの、うつくしいかのこ1205/7/9 5:36
あけがた4*05/7/9 4:19
まばたき005/7/9 3:40
見つめているyaka4*05/7/9 2:12
ながうた大覚アキラ1005/7/9 1:41
こころみ 2るか1705/7/9 1:20
ねえ、もうつかれた八月のさかな805/7/9 0:30
空をじょうずにさわれない805/7/9 0:13
露店にて太郎冠者2*05/7/9 0:07
機械flame0*05/7/8 23:54
*回転木馬*かおる3*05/7/8 23:43
ハイレモンhayasa...005/7/8 23:42
紫陽花落合朱美11*05/7/8 23:28
偏食 二[group]11*05/7/8 23:25
秘密(1)汰介105/7/8 22:51
すこしだけ1*05/7/8 22:00
怒濤のジュベルヴァーヌ大往生[group]虹村 凌1*05/7/8 21:43
二人だけの理由葵 悠貴1*05/7/8 21:38
消えた笑顔をもう一度天使105/7/8 21:05
エスプレッソマシーン・イン・ブレイン魚骨堂005/7/8 20:59
Don’t look so sad ”そんなに哀しそうにしな ...天使005/7/8 20:58
悲しみは消えていくから005/7/8 20:50
小さな私と君の視点兎乃 しずる205/7/8 20:26

Home 戻る 最新へ 次へ
5652 5653 5654 5655 5656 5657 5658 5659 5660 5661 5662 5663 5664 5665 5666 5667 5668 5669 5670 5671 5672 5673 5674 5675 5676 5677 5678 5679 5680 5681 5682 5683 5684 5685 5686 5687 5688 5689 5690 5691 5692 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.98sec.