君はいつも
「自信がない、もうイヤだ」と嘆いていたね。
でも、誰にだってそういうのはあるんだよ??
太陽はずっと僕らを照らし、晴れているワケじゃない。
曇りや、雨や、雪にだってなるんだよ? ....
君がいるから僕はインターネットなんて燃やしてしまえる
君がいてくれるなら僕はいつだってインターネットなんて燃やしてしまえるはずさ
君が僕の目の前にいるから僕はインターネットなんて信じない ....
雨催いが私に思い出させて止まぬ人がいる
かつて私が深く愛した人だ
二人は傘の下でなければ逢瀬を重ねること叶わず
小糠雨に温もりを奪われながらも
何処までも何処までも歩いた
その刹那の岸に雨雲 ....
↓
↓
↓
↓
↓
....
窓ガラスがかたかたと鳴るのは
風のせいではない
カーテンが明るさに焦げているのは
西日のせいではない
窓に背を向けて本を読み続ける
誰かが肩に手を置く
焦げた風が髪をちぢらせる臭い ....
ビーズをつないでたテグスが
ぷちん、と切れた
こう、だから好き
こう、だから嫌い
そんな風によのなかを
ふたつに分けることが出来なくて
ひとつぶひとつぶ拾い集めては
かなしくて
....
ヒロシマを忘れるな、と
私はうたわない
ナガサキを思い出せ、と
私はうたわない
アウシュビッツに吹いた風を
私はうたわない
東京のくらい空の波を
私はうたわない
私がう ....
寝苦しかったゆうべの夢と同調するようなしがらみ
とろんとした灼熱の一日がまた 切って落とされた
熱さと湿気は陽炎たち世の中にもやもやと存在する
みどりの上には透明なビーズとなってキラ ....
手が届かない人に手を出す
これは犯罪
手が届く人に手を出す
これはOK
じゃあ、手が届くはずの人なのに手を出せないでいるのは?
いつのまにか君は
僕への性欲をなくしてしまった
僕 ....
写真を破っても
ネガを捨てることができない
自分を苦しませ
かなしませながら
それに取りすがるようにして
生きてゆく癖があるらしい
あけらかんと
ゆみをいだいて
まひるのつきを
ねらいうつ
とどくどくろは
笑みをたやさず
かすれたくもに
キスしてる
リネンきろくの
ひるまのゆめ ....
感傷的になるほど
美しく
心は{ルビ千々=ちぢ}に
乱れ飛ぶ
異なるテンポと体液の変電所は何処に?
異なるテンポと体液を考えてはいけない!いけない!
それは風に揺れる葉を
椅子の軋みで脅かされ思わず手から滑り落としてしまったセロファンを
掴もうと ....
空へ
大好きです
空へ
雲間から差し込む光のすじの神々しさがたまりません
空へ
夕焼けの少し前
あなたは虹色に染まります
空へ
朝焼け時 ....
頭でわかるだけでなく
心でわかるだけでなく
経験を積み
迷ったり
覚悟を決めたり
骨身にしみたり
飽きたらず
性懲りもなく・・・
何かを求めたり
何かを一つ選ぶというのは
....
空に穴が空いて
向こう側と こちら側が
つながってしまった
上っ面だけ良い青空の
向こう側から流れ出す
途方もない負のエネルギーは
夜に咲く花のように
渦を巻いて 開く 開く
....
真夜中に笛を吹くと蛇が来るよ
死んだお婆ちゃんは
いつもそう言っていたけど
んじゃ
真夜中にディジュリドゥ吹いたら
一体何がくるんだろう
試しに吹いてみたら
隣の家のダンナさんが ....
失われた約束が
気づかぬうちにふたたびつらなり
忘れられたはじまりを
さざめくように呼び覚ます
降り積もるなか見えてくるもの
わたしを明るくかきむしるもの
願いを終えた ....
明日の朝まだ日が昇る前に
わたしのアパートまで
迎えに来てください
最新型のスポーツカーで
あの角をゆっくりと曲がって
わたしのアパートの前で
静かにエンジンを切ったら
わたしは小さなバ ....
抉れた傷痕は埋まらない
唇を 強く 強く 強く押し当てても
血は滲み
焼け付いた傷痕は僕を責める
血を混ぜた唾液の味に
君は少し微笑
とろん と
目を惑わせて ....
ああやっと見つけたお前はそんなところにいろ
ドアを開けたり閉めたりして
出たり入ったりしろ
振りほどいた手は振りほどきっぱなし
アクセルを踏んでブレーキ
両手でつかめるものは ....
ところで
夕暮れはもう間近に迫り
みんな精一杯に迷っているので
その足元を照らす明かりも
その足で踏みしめているものも
記憶は近さも見せないくらいに
空で燻るものだから
こうやって今日も ....
広大な 宇宙を 精神病棟と
隔離しろ
暗い 溜まった 水の中で
以前から 母親だったものが
泳いでいる
病む真似をする 黒い 世界
般若の 角を 母親に投げ入れたのは
誰だ?
私 ....
懇意になるごとに離れ行く
過去の前例
拒絶を恐れ僕から先に別れた
シリ・エトクへ
追いかけて欲しいなんて
我侭過ぎるね
手紙も旅費も残さず
シリ・エトクへ
見えるよ
荒磯を打 ....
ねえいま
花瓶の水が
静かに動いて
グラジオラスの茎を
そっとなでたのをみましたか
そう まるで
首筋のキスでした
....
ひらがなを覚えたのは
褒めてほしかったから
泣かなかったのは
泣けなかったから
望まないのは
叶わないのが怖かったから
受け入れられないのが
受け止められないのが
拒絶され ....
When I met you,
I finally knew why God gave us feelings.
To enjoy and appriciate your beauty.
W ....
ふと、気づけば 星々は消えてゆく
ふと、気づけば 星々は生まれゆく
死と生を正味する確かな空間の中で
嘘もすっと透き通る夜の無のように
嘘さえも返って来ない虚空のように
優しい嘘つき ....
全国から観光客がえっさほいさとやってくる
そんな地元の夏祭り
北の短い夏だからこそエネルギー爆発!
なんていうキャッチフレーズ
どうなのかなあ
どうだっていいけど最近ずいぶん積雪量も減りまし ....
アイスクリームが今にも落ちそうで
溶かす熱は 体温ではなく 息 そのもの
息と混じった ためいき
かかとが 通りを求めている
安売りではない
このスカートの裾も 日に焼けた腕も
....
5639 5640 5641 5642 5643 5644 5645 5646 5647 5648 5649 5650 5651 5652 5653 5654 5655 5656 5657 5658 5659 5660 5661 5662 5663 5664 5665 5666 5667 5668 5669 5670 5671 5672 5673 5674 5675 5676 5677 5678 5679
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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