あなたの日常と
わたしの日常から
たった一日だけ切り取って
夢の世界で重ねましょう
それはもう
現実には存在しない
時間なのだから
何にも縛られることなく
二人のためだけに過ごしま ....
花のひとひらが
枯れ葉を追っておちる様に
それはとても自然なことだよと
あなたは言った
白いカーテンが窓の外へとたなびくのに誘われて
....
痴的労働って
チョー肉体労働ってワケ〜
額の汗だけ腰が痛い
タイマーがビービー鳴って
長い爪がスイッチオフのボタンを押す
45分間の出会いと触れ合い
お金で買えないものは無い
愛だっ ....
ノイズが木霊する吹き抜けの真ん中で煙草から白い筋をくゆらせながら見上げるガラス越しのエレベーターが脳にエロチック
システマチックな上下運動に引きずられるように動くケーブルに繋がれた密室
機械仕 ....
内側から鍵をかけ
それでも
飽き足らず
爪が白くなるまで
ドアを押さえていたね
梅雨目前の
予行練習の小雨にでも
混じってくれと願った
指先の震えが
どうしてか
あなたの仮 ....
セックスフレンドになってくれってメールを貰って
結局は肩透かしを喰らって
サヨウナラを告げる文章に
「何でもいいけれど俺はお前とセックスしたいんだ。
セックスしようぜ。」
って書いて寄越した ....
ShutSay 舞 白濁
生きる情熱を遙かなるセックスに託して
出来れば毎日でもまぐわいたい
生きる事は苦しむ事だと考えているなら
祈ろう
もう二度と生まれてくる事の無いように
S ....
2chに対する誤解を半減させるのに苦労しました
O−Zoneのあの歌にアニメを付けたのもちゃねらーだとか
湘南海岸ゴミ拾いOFFをやったとか
別に屑ばっかじゃねぇと散々言って力説したよ
M ....
座れよ、と二回も繰り返すのに
窓際におかれたペア携帯
見つめるしか できず
近く近くにいたいのに
何かがせきとめる
好きよ
好きよ
スーツを脱いで
私服に溶けたあなたが
めが ....
なにを食べても満足しないおまえをおさえつける
プールに浮かぶ大陸のはなしをきいた?サクマ。そんな髪型へんな髪型。
そんなふうにしてはいけないよ、そんなふ ....
待てば待つほど、幾度となく心を殺される。
何度も何度も謝った。
涙を流して、彼がそれをすべてすくってくれることに頼りきっていた。
何もかもを捨ててしまったとしても、彼の腕が零したみんなを ....
闇が降りてくる
大きく静かな
ひとつのまばたきが
ゆっくりと夜を動かしてゆく
音もなく仕方なく触れあうものたちが
手のひらで互いの目をふさぎあう間も
夜の蒼の流れは止まず
ほ ....
花火だとか祭りだとかその類の
絵柄を下にして
団扇を伏せるという其の場凌ぎの隠滅法は
やけた畳の匂いがします
だから
私の脈拍が夏風邪に飛び降ります
溶け果てた氷枕の代 ....
風に乗って越してきた次の日から
せっせ、せっせと
庭の草取りをはじめ
ごんごん、ごんごん
掘り起こして土作りをし、
次の次の日には
どこからか太陽の種を
仕入れてきて
ぱらぱらぱらぱら ....
ふりふりふり っと
どれすの すそを
ゆらして
まるい
ぼうるの なか
きのせい かなー
うわめづかい
きのない ふりして
さそってる かなー
そとは
....
深くまでつづいている
いつか見失った道の先にある、森で
夏の日
ぼくたちは、生まれた
頭上には空があった
ぼくたちと空の間を通り過ぎてく風があった
ふりそそぐものは、光
光とも見 ....
かけら
かばん
「か」ではじまるものを
てあたりしだい
かきあつめて
へやをとびだした
かんかんをけっとばして
かびん
かがみ
せかいじゅうが
かたちのないものばかりなら
よ ....
きれいな音楽だとか
物語が
ささえになること
ぜんぶひとから生まれたなんて うそみたい
ひとは まだ じょうずに好きになることができない
うけとめる心の
線の細さは
....
私たち、ひとりひとりの皮膚の下には
優しい血が流れていて
涙もろい心が
静かに鼓動を繰り返している。
だけど、たった一枚の薄い皮膚が
鋼鉄の鎧のように
優しい血
涙もろい心を
その冷た ....
雨が降っていた
暗い門の下で
男が三人いて
僕がその一人だった
門の先に続くのは
センチメンタルな山道だ
雨が小降りになってきたので僕は歩き出す
男が「大丈夫かなあ」と言っている
....
「吐き気がとまらない」
ってただ言いたいだけじゃないのか?
「死にたい」
って響きがいいから好きなだけなんじゃないか?
君の口癖
ねえ君さあ
不特定多数とセックスしたら
大人 ....
原宿のイタメシヤ
胸の谷間
分け合うピッツァ&パスタ
どっちがどっちのだかわからなくなったフォーク
唇
彼氏の話
「私浮気してるんだ」
想像
彼女のセックス
彼女の本性
あたしの浮 ....
曖昧な言葉の波に飲まれている
夏の陽炎、幻と思い出の中で
君を失くした日を消しゴムでランダムに消す
消し忘れた心の奥で
君がいつも笑うから
私はいつも不安になる
フェンス越しに ....
{引用=どう考えても、俺なんかに運命の人を近づける力があるように思えない。}
運命の赤い糸は、それ以来自信喪失になっちゃって
ずっと姿を隠しているんだとさ。
何も言わないアゲハチョウ
私の周りをくるくる飛ぶ
私は花じゃない
其れでも陽気に飛び回るアゲハチョウ
手に取って 空を見上げさせた
とても飛べないと
ソ・ラの音符で焦って戻るアゲハチョウ
....
今生きている息している
人に支えながら歩んでいく
流れ流れ何げに過ごす日々
生く事に感謝忘れる人々
小さな事で怒りと言う 些細な事で争い合う
お前世界見たかい?そんなん知んない
んなら ....
孤島の端に立って
ここに居をかまえようかと
老人のような{ルビ囁=ささや}きを
口にする
年も{ルビ揃=そろ}いこんでみえたと思うが
初倉の重たげな{ルビ袖珍=しゅうちん}すら
こと ....
いつもは嫌いなウイスキー
飲み干そうとすればするほど
拒絶の閃光が{ルビ肉体=からだ}を走りぬける
・・・・まったく使えないやつ・・・・
酔うことを欲する{ルビ精神=こころ}とは別に
....
紅さし指で
この唇をなぞっておくれ
宵をにぎわす祭りの夜に
提灯ゆらり
光はたぶんに
正しいものだけ捕まえる
ほら
燃える可憐な蛾がひとつ
短命ながらも風情をもって ....
皮膚が邪魔だ
熱だけが祭りのようで
街灯までが青白く貫く
ああ、皮膚が邪魔だ
この世界と私を
容赦なく隔てる
この外套を捨て去ってしまえば
多少は見苦しい液体を
ばら蒔くかも知 ....
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