もう少し先まで行ってみよう
目的なんか無くても
理由なんか無くても
手探りで歩いて行こう
見えないものを信じて
信じなくても
いいけど
僕と君
僕と君
僕と君
宇宙の広さを信じよう ....
よそゆきの言葉を使うのは
僕には似合わない。
それを君は良く知っているくせに
イタズラっぽく僕を転がしては
人差し指で2回ほど僕の額を叩く。
何も出やしない。
僕の尻尾はゆるゆ ....
笑うことが苦手でした
泣くことはもっと下手くそでした
顔の端と端とがこんがらがって
笑っているのか泣いているのか
自分でもわからなくなる
そんな時は大抵怒っているのだ
と上手に笑う ....
ちきゅうが
うちゅうにうかんで
なんかいもなんかいも
まわっているうちに
あおいろが
にごってきて
あかいろが
まざってきて
はいいろが
まきつい ....
生活習慣よりも、性格習慣を変えましょう!。
ついてゆけないから、
ここに座って、
みんな眺めているよ。
あれからずっと開いたままだから、
話がしたい時は、扉をノックをしてくれないか?。
ここに座っ ....
いつも彼の瞳の端ばかりに存在していた自分
ひとりよがり、とか
ひとりぼっち、とか
わたしなんか、とか
そんな言葉ばかり心は発していた。
将来的には、とか
憶測ではあ ....
あの娘があと一ヶ月ちょいでドイツに行っちまう!
俺の大好きなあの娘が留学してしまう!
一年間帰ってこない!
「ドイツ」がトラウマになっちまう!
「留学」がトラウマになっちまう!
あ ....
ゆるされたよろこびにむせびないてから
つぎの夜がきたことさえまだ信じられないのに
めぐりきた朝は
わたしをからっぽにした
すずめが窓のすぐ外で
しきりにないているので
ぱんくずをなげて ....
終わらない夜の中を一人の少年が歩いていく
顔につけた 角の生えた仮面
自分の顔を隠したつもり
自分を自分の身を守るつもり
声をかける人 優しく触れる人
みんな
その角の生え ....
せせらぎに、眼は吸い寄せられ
覗きこめば
透明が、流れの奥行きへと手招く。
身を浸すと
視界のさきに、青磁いろの無音がひろがり
ありえない深さが
いくつもの巨岩を抱えていた。
{ルビ水= ....
蟲たちが
騒いで
しじまが
顔をひっこめた
またね、と
耳がいって
僕はカメレオンになる
貝殻の中で
「 」
こだまする
「 」
思い過ごしのような軽い頭痛
....
ずっとまえ ぼくはとてもめがよかった
とおくのとおくのほうまで
ぼくはみえていたよ
そこにはないものまで
ぼくはみえていたよ
おとうさんとおかあさんはとてもめがわるい
ぶあ ....
燃える樹の前のからだと花束
つづくことのない美しさ
よく磨かれた場所
磨かれない場所
異なる響きがありつづける場所
空のまだらが午後になり
かかげた手のひらに ....
全身麻酔の眠りから覚めた
しゃがれ声のひきがえる
断層状の唇を
たどる水滴
ごっくんという
喉のリズムごと臓物に落ちたストーン
エコーに共鳴して
震えだしたこころのひだ
....
時々自分が何をしたいのか判らなくなる。
したいことはあり過ぎるほどあって、
でも判らなくなる。
弱いんだろ。
強い振りしてさ。
本で指先を切った。
血が滲んで、それを見 ....
僕のノートパソコンは頭が良くて
いろんなことをスマートにこなす
僕が逆立ちしたってできないような計算とか
僕が覚えていられないことをいつまでも覚えていたりとか
ゲームとか、OpenGLとか、簡 ....
あれは浮気なんかじゃないよ
可愛い子猫が夜の街角で
人恋しげにニャアニャア泣いていたから
朝までかまってあげただけ
郵便屋さんの行く末なんて関係ないな
解散するなら早くすればいいじゃ ....
ある日 君に電話した
受話器の向こうの君の声は
少し枯れて寂しそうな声を出していた
僕のせいで泣かせてしまったから・・・
今すぐ会えないかと言ってみた
けれど君は少し ....
私
こんなことできるんだ
腹の底から
あんな絶叫
後の痛みを考えず
打ち付けた拳
流れたマスカラ
振り乱した髪
ペンを投げ
グラスを割り
イスを振り下ろした
....
何でもかんでも急ぐ人がいる
その人は、何でもかんでも早く終わらしたいんです
その人は、あせりすぎて肝心なものが見えなくなるのです
だから・・・
僕はその ....
窓の外側に
内側から腕をさしだす
こうも空気に差がないと
飛び落ちても気付かないかもしれない
ぼんやりにゆっくりと浸食されて
ぼくは
蝉の声を、聴いている
....
ある日 キラキラ光るものを見ました
それは見たこともない きれいな光でした
それは僕の目の前にありました
けれど
掴もうと頑張っても 取れないのです
それはずっと僕の ....
もう着古した服みたい
わたしのからだ
アイロンかけたり
クリーニングに出したりして
どうにか綻びを繕って
お出かけに着ていくの
どこへ行くにも
着ていくの
サプリメント
ダイエット
....
目の前をころころ転がるあきかんを
なんの気もなしに蹴っ飛ばす
高く高く飛び上がったあきかんは
太陽に照らされてまぶしく光る
夏のにおいのするあきかんは
冷たい飲み物が入っ ....
こんなに愛しても
どれだけ愛しても
けしてあなたの求めれる愛はない
違うから
うまくやって
いけるんだって
狭いスクリーン。ジャンボジェット機の窓に
たくさんのおつむが映し出されていた。けれど私は、
そこに登場しない場面を見ていた。
きみの瞳のなかから。
そう!その通り
未だ窓は狭く世界は広い―
名前のない鉢植えを買って
如雨露で水をやっていたら
ある日 みぎとひだりの
ひとさしゆびの さきっぽを
あわせたような虹が咲きました
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