えのぐでも
けせなかった
いろがみをかさねても
けせなかった
くぎでめちゃめちゃにひっかいても
けせなかった
もやしても
あきびんにつめてすてても
うらにわにうめても
けせなかった
 ....
降り立った駅のホームには
潮の匂いの風が吹いていた
タクシー乗り場では
タオルを首に巻いた運転手が
ワイシャツには不釣り合いなほど
日焼けした顔で機嫌よくドアを開けた

エア ....
夏の暑さがまっすぐに降り注いでくる。この
暑苦しさの中ですべてを腐敗させて、振り返
ることのない心を育ててゆく。流れる汗の臭
いとともに、空気が汚れてゆく。この世の混
沌を測るものがないのなら ....
夏にゆうれいがいなくなってから
夜はとても蒸し暑くなって
何だか過ごし辛くなった

ゆうれいを捜しに
ときどきぼくらは心霊スポットに出掛けるけれども
工事中にたくさん人の死んだトンネルにも ....
何キロ四方の石盤の上に
100年に一度、天女がおりてきて
舞を舞う
ふわりと衣が石盤にふれる
くり返し
くり返し
気の遠くなるほどくり返すと
ほんの少し石盤はうすくなり
やがては、すり ....
ロープで
グルグル
縛られて
草原に捨てられた

見渡す
地平線
沈む太陽
赤く
照らす
唇から

もうすぐ


ちょっと
 歌ってみようかな
 久しぶりに ....
言葉が降ってくる、というのは


           よく聞く表現だけれど


  その降ってくる様子を語る人は


あまりいない


        例えば ざあざあ、だと ....
灰色の壁 とびこえたなら
緑の草原 清らな小川
二人は常に 寄り添うでしょう
大きなケヤキの 幹にもたれて
二人はいつも 囁くでしょう
甘く切ない 愛の言葉を

燃える心で悲 ....
私の
家の裏には
杉林があって
その向こうには
すこしばかりの空があって
夏になれば
蝉時雨が満面に鳴り響いているのです
しばらくそれを
みつめていると蝉の声が深く
静かに命を説いて ....
私の無邪気なからかいによって
貴方の心が美しく奇麗になって行くのが好きなだけだ
私は生活などは求めてはいない!

生活を要求した途端に貴方は醜くなるだろう
何故なら私がそうするように ....
恋の天使は皆の周りにいるのです


じゃぁ、なんでもてない人がいるのかって?

それは、天使は恋を運ぶだけだから
自分が恋なんてしたことがないから
いつも恋とは違うものを運んでくる天使も ....
カタカタと軋んだ音をたてて 五線譜の上に
吐き出されていくのは あの夏のことでした

紙杓子で掬ったあかい金魚を手放したのは僕

とっぷりと暮れた空にあめが降りつづいている
何処かに傘を忘 ....
わたしは
命ではないものの声を聴く
わたしをここに
わたしをここに置いてゆけ と


横倒しになったわたしの心
たったひとつの言葉に浮かび
たったひとつの言葉に沈む
横倒しの ....
伝えてくるもの
伝わるもの

届けたいもの
届くもの

ねぇ 
そんな事より
抱きしめて欲しい

あなたに
この世の天国かと思っていた
右も左もわからない
何も見えない天国への入口
痛みも無ければ
快感も無い
暖かくも寒くも無く
匂いも無く
生きている感覚すら危うく

そうか
全ての ....
[な]


――懐かしい泣き虫さんへ

長雨のなか
なけなしの茄子がなったので
撫でまわして和んでいます

仲間にはなじみましたか
訛には慣れましたか
ないものねだりの
涙を流 ....
[た]


谷あいの棚田に
焚き火して

鯛焼き食べながら
たまさかの煙草を楽しみながら
大義だなあと狸親父

タナバタさんの竹いるか?と
訊ねるがはやいか
竹林から
たっぷ ....
年を重ねることではなく
生きることへの
笑顔にすむ
哀しげなしわ
触れれば
暖かな
てのひらから
伝わる
重み

ありがとうを繰り返す
私はもっと綺麗なこえで
さえずりたい ....
オニヤンマは、
空の道をもっていて
すうっと、
夏の光の騒がしいすき間を
無邪気な笑みで通りぬけていく。

この間、
{ルビ明日=あした}の出来事を
うすく
ニンマリ
なんて笑うの ....
我々はバカなことをしたかったのである。
否、バカなことをするべきときだと信じたのである。

夜9時から翌朝7時までチャットをするとか
明け方4時に大音量でヘビメタを聴くとか
あてもなく売れな ....
キミを大切に思いたいはずなのに
自分の我侭ばかり言ってしまう
気付いているのに直せなくて
そんな自分が大嫌いで
いつの頃からだろう
こんなに歪んだ心を抱いたのは

怒りを堪えようとするけ ....
昔男を取り合った女はわたしと正反対で
なんでまたそんなことになったのか覚えていない
わたしは余裕で調子こいてたから彼女を敵とみなしていなかったが
わたしがいろんなことに忙しく男をほったらかしてい ....
I keep a parrot
that have vivid feathers.

Into a cage.
The parrot is heared my voice
that I h ....
もう少し先まで行ってみよう
目的なんか無くても
理由なんか無くても
手探りで歩いて行こう
見えないものを信じて
信じなくても
いいけど
僕と君
僕と君
僕と君
宇宙の広さを信じよう ....
よそゆきの言葉を使うのは
僕には似合わない。

それを君は良く知っているくせに
イタズラっぽく僕を転がしては
人差し指で2回ほど僕の額を叩く。

何も出やしない。

僕の尻尾はゆるゆ ....
笑うことが苦手でした
泣くことはもっと下手くそでした
顔の端と端とがこんがらがって
笑っているのか泣いているのか
自分でもわからなくなる
そんな時は大抵怒っているのだ
と上手に笑う ....
ちきゅうが

うちゅうにうかんで

なんかいもなんかいも

まわっているうちに

あおいろが

にごってきて

あかいろが

まざってきて

はいいろが

まきつい ....
生活習慣よりも、性格習慣を変えましょう!。    





ついてゆけないから、
ここに座って、
みんな眺めているよ。

あれからずっと開いたままだから、
話がしたい時は、扉をノックをしてくれないか?。

ここに座っ ....
いつも彼の瞳の端ばかりに存在していた自分

ひとりよがり、とか

ひとりぼっち、とか

わたしなんか、とか

そんな言葉ばかり心は発していた。

将来的には、とか

憶測ではあ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
けせない[group]アンテ505/7/30 0:04
帰省落合朱美13*05/7/29 23:39
棒読みの歌[group]岡部淳太郎10*05/7/29 23:31
ゆうれいがいないtonpek...12*05/7/29 23:19
服部聖一205/7/29 22:51
グルグル/喰われかけの小動物になって初代ドリンク...4*05/7/29 22:42
言葉が降るクラウン405/7/29 21:30
遠い日の思い出魚骨堂205/7/29 21:24
蝉時雨こしごえ17*05/7/29 19:39
青い悪夢の狭間に細くつたう月光の、夜汰介2*05/7/29 19:28
天使くしゃみ3*05/7/29 19:02
*蒼夏*かおる10*05/7/29 17:30
わたしを憶える木立 悟805/7/29 17:29
飛び越えてノクターン2*05/7/29 16:47
レベルD[group]虹村 凌4*05/7/29 15:29
五十音頭韻ポエムな〜の[group]佐々宝砂9*05/7/29 15:13
五十音頭韻ポエムた〜と[group]4*05/7/29 15:10
祖母玉兎7*05/7/29 15:01
、ゆく未練こしごえ5*05/7/29 14:25
豆腐(国産有機丸大豆使用)に注ぐ涙について佐々宝砂4*05/7/29 13:53
喧嘩AKiHiC...205/7/29 13:26
新築祝いを送るよチアーヌ705/7/29 13:03
The vivid parrot (綺麗なオウム)[group]kw3*05/7/29 13:02
天上へチアーヌ605/7/29 12:24
知ってマウス恋月 ぴの6*05/7/29 9:14
童話(友だち)[group]たもつ605/7/29 8:41
ひーろーのかおブルース瀬戸...3*05/7/29 7:37
「 夏休みの課題。 」PULL.5*05/7/29 7:23
「 てぃーぶれいく。 」1*05/7/29 6:51
真正面で勝負するんだRee.305/7/29 6:32

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