ふと気付けば夜の闇
棒のような足を動かし
やっと山から出た

そこには町があった
町は不気味なほど静まりかえっている
町を歩き回ってる時にこんな声が聞こえてくる

「ようこ ....
パクッと食いつく
鼻の下と上唇の間に
何か鋭利な物が貫通したのを
僕は確かに感じるんだ
この水よりも遥に冷い何かを


魚には痛覚神経がないという
心地よく泳いでいてふと目 ....
 

つながっている
その声に
心がうつって


つながっている
指を絡めるように
ひとつのことばと
その隙間に


つながっている
瞳を
間近で見ている
ように

 ....
 容赦ない夏の
 どこかの軒下で
 わずかな風を拾い集め
 リンと鳴ったところで
 気休めなのだろうけれど
 気休めに救われる
 瞬間もある


 声にならない声が
 遠くから鳴り ....
 透明な壁に額をぶつけて、彼はきょとんとして首を振った、ここから出て行けないことを彼は理解できたのだろうか、閉じ込めた当人の私が、その透明な四角い壁の中から彼を出すときは彼をピンで留めるときだろう。
 ....
左からきた電車の窓に
私たちの姿が
映る

映る

あなたと
私との距離は

そうか
こんなふうなのか

それは
なんだかとても自然な
風景のようで

まるで
あなた ....
あなたにどうして欲しいのか
私はどうしても言えません

こんなふうにして と
言ってしまえたら気持ちがいいのに

そうゆうのは嫌 と
そのまま言えたら楽しいのに

本当はそんな服
 ....
あなたが置いていったから
やけくそに お菓子を お腹につめこんで

誰も買ってくれやしない
貰い手のない 寂しいコブタ ひとりぽっち
ねえ どして?

まぶたたれて I'm blin ....
白い筒をひらき
こぼれる光を受けて微笑って
わたしは今 あなたの葉のように
しなやかで不安定です

明日もし区切りがついたなら
こぼれる涙を受けて微笑って
わたしはきちんと咲いていま ....
ともあれそれは札付きのドタバタであった、というのはわたしはつい先ほど奇跡的な剥奪を目にしたばかりであってビルの角度、正確に言うと五十六度の鋭角が真夜中に飛行する眩暈を自前の風呂釜の中から応援落下せしめ ....  蝉の声で満たされた
 盛夏の朝。
 よくもまあ、周りの木々のすべてに蝉が居て
 鳴き声の雲海で満たされたような日
 七日の命と言うが
 その短さを
 叫び続け鳴き続けるのであろう
 死 ....
君と会うはずだった日 二人会えるはずだった日

風はぐるぐると渦巻いて 雨は降って川に変わってた

どうして二人 せっかく会えるのに

こんな天気になっちゃったのかな?

私はいやな予 ....
ちっちゃい頃 二人 よく遊んでいたのに

いつから離れてしまったの?



いつもよく遊んでいた公園

ここで転んで ここで笑って ここで泣いて ここで別れた

そんな当たり前 ....
瞳の中でしか広がれない青空は

手を差し伸べてもらえないその悲しさを

今日も涙にしてしまった
その駅のトイレには
便所童が住んでいる

とても疲れて寂しい夜
わたしは酔っ払って
その駅のトイレに寄る

3つある個室の真ん中に入ると
そのうち
両脇から
声が聞こえてくる

 ....
どんなにつらいことでも どんなに苦しいことでも

君は逃げなかった

そんな君を 僕は尊敬していた

そんな君だから もっと羽ばたいて欲しいとおもった

そして・・・

もっと ....
はだかだと つい
においを かいで
おもわず からみあい
いっしんどうたいで 
おれまがったりします
手のひらを包みこむように
五本の指を握り固める
これが拳

ぐっと握りしめ頭上に突き出せば
シュプレヒコール
これは遠い過去の苦い思い出

ぐっと握りしめ目の前に突き出せば
血の雨が ....
雨が滴る音を聞き
腐った味噌以外何もない冷蔵庫の扉を開ける
「ねえ、あなたはどこにいるんですか?」



赤と黄色で作られた
賑やかな部屋に癒しの空間など皆無
落ち着けない異常な ....
林檎のミニマル、goat-No.愛に he枯りの身chilL-e田園の墓地ckの
チューリップ誘うe蝶のSon美歌ルマ 歯車si-木の星、スタートL韻のsi-starと
D座す/tar×6咲き指ガ ....
日記は忘れています
かつて
誰かの小鳥であったことを
目を瞑ると
まぶたの中で風景が裏返る
人は皆
空の切れ端でした
時代は日々動いて居ります。
憂き、喜びは 対にして一つ。
全ては両面価値に於いて成り立って居るのです。
否、私の心は現在の流れに翻弄され、今窮屈に軋む次第。
平成の代と謳っておいでながら、この ....
初毛の水紋
遠い雨雲
川が生まれ出るところ
谷をめぐる暗がり
稲妻を映す手のひら
狩りのはじまりの音


新月も終わり
諍いも終わる
花盗人の道に沿って
夜は子供の ....
オヤスミナサイ


オヤスミナサイ



腕枕なんて贅沢言わない

だけど

毛布はそうっと掛けてもいいかな

背中に染みる言葉が

冷めないように



 ....
ああ

どうして

女の子と

おしゃべりするだけで

こんなに

心が

うるおうの
なにもない
 日曜の午後

穏やかな時間が 窓から吹き込んで
静かにカーテンが波打っている、箱。

『中途半端』が散らかった机
普通を演ってきた家庭に
重ね置いたものは酷く不安定

 ....
土砂降りの夜
誰かの声がして
ドアを開けると
疲れた顔の君が居た

あの時『幸せよ』と言って
微笑んだ
君の面影は
なかった・・・

子猫に弄ばれていた
真っ赤な手毬が
飽きら ....
http://www.ismusic.ne.jp/prof_pull/image/fatf.JPG
(Normal Version.)


http://www.ism ....
かなしい夏 ?


夏の首すじが
眩しい

何もすることのない午後

空気さえ発光している

しなやかな夏のゆびさきが
飽きもせずあやとりしてる

夏はあの木立のてっぺんあた ....
ビルディングの床は凍っている。最上階からアイススケート靴ですべりおりる。ループ状になっている段差のない廊下を滑らかに下っていく。窓は桟がなく360度のパノラマの風景を見ることができる。雪を羽のよう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
皆月町HARD8*05/8/1 0:35
痛覚神経[group]5*05/8/1 0:33
連音/れのん[group]AB(なかほ...1205/8/1 0:07
凛 々yaka8*05/8/1 0:05
昆虫採集[group]ふじわら2*05/8/1 0:04
左からきた電車の窓にuminek...15*05/7/31 23:45
本当はスプートニク3*05/7/31 23:36
迷い仔豚くるす1*05/7/31 23:15
カラー夜景105/7/31 23:08
ビル眩暈捨て彦005/7/31 22:59
蝉の朝あるふぁ205/7/31 22:41
ARASI〜予感〜天使005/7/31 22:37
オサナナジミ〜片思い〜1*05/7/31 22:25
青空純太705/7/31 22:18
便所童チアーヌ1205/7/31 22:16
キモチ天使005/7/31 22:07
そろもん(あの話)みつべえ805/7/31 22:00
拳の使い方恋月 ぴの5*05/7/31 21:51
Do you remember me?さき305/7/31 20:01
六崎杏介305/7/31 19:37
童話(日記)[group]たもつ2005/7/31 19:12
the spread of modern insanity ...菅原 夕輝1*05/7/31 18:33
波のまわりに木立 悟805/7/31 18:13
ブランケット銀猫4*05/7/31 17:41
すいませんやっぱり男の子ですみもる6*05/7/31 15:49
日常狂気[group]菅原 夕輝2*05/7/31 15:00
kimuko205/7/31 14:17
「 Face Against The Faith. - 視覚 ...PULL.3*05/7/31 13:55
かなしい夏[group]塔野夏子20*05/7/31 13:07
笑顔の浮力殿岡秀秋1*05/7/31 12:21

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