今の今まで、
自分の口から出た言葉は、
自分の言葉であると思っていた。
定型の、お決まりの文句以外は、そうであると。
たとえばそれが詩であったり、
文学であったり、などと。

だがしかし ....
ことばをひとつ しぐさもひとつ
少しずつ忘れていく夏よ
眠れずに迎えた朝の匂い
今でもするよ 思いがけずに

熟れていくよ 奇妙な果実
伝えられない言葉の群れよ
温度のない思いは水色 ....
遠く
遠く
離れてしまって
話したい
伝えたい
僕の想い
その想いを
願いを
伝えるには
もう
遅すぎて
遠く
離れすぎていて
心の居場所
求め
一人
さ迷う
旅路に ....
すくわれている
すくわれていない

せかいと わたし

あなたは せかいに
ゆるされていますか

あなたは せかいを
ゆるしていますか

かたときも てばなせない
こころ と  ....
これも ほね
はくぶつかんの
くじらの ほね

わあおおきいな と
おさなごたちが
みあげるので
かなしくはない
くじらの ほね

わあおおきいな と
わたしも みあげている
 ....
くやしくて
くやしくて
だれかれかまわず
きずつけたかった
じぶんのはいた
きもち
ことばが
ぐさぐさ
だれかをきりつけ
だくだく
ちがながれればよかった
ちくしょう
ちく ....
俺は雨に咲く花でいい

誰の目にもとまらなくても

誰にも愛でられなくても

雨に咲く花でいい


お前は今

どこで何をしているか

わからないけれど


俺は

 ....
悲しげな横顔を今も思い出す

雨の日も晴れの日も


切なくて

悲しくて

愛しくて

届かない


想い出は

もう

葬ってしまおう

墓標は白いユリの花 ....
僕は生きたい 死ぬなんて恐い

だけど・・・・

永遠に生きるのは いやだ

そんな僕は

わがままでしょうか?

こんな話があります

ある病気で残り1年の命と言われた男が
 ....
朝 目覚めた時 すべてが真っ赤だった

サイレンの音か 人の声か 炎の音か

何がなんだかわからなかった

僕は一人 黒い渦巻きの中でうずくまった

体中が暑くて熱くて・・・・・

 ....
熱帯夜 真夜中未満 体内温度をくぐって
ヒーローなんかじゃない不器用な男が
芯部でうごめくスイッチに アクセスしようとする

疑心暗鬼の力で やさしいふりで触れても
理性の不誠実さを あらわ ....
何かを描こうとした手のひらが
冷たい膝の上にひろがる
消えてゆく言葉に涙するとき
ふいに指先に触れてくるもの


遠い雷
遠い花火が
水の笛のなかにあり
ゆうるりとゆうる ....
It takes an instant for Sunday
To shift to blue Monday
There's not an abyss in between
You know w ....
男はマリーと出会った
Old Crowの一人娘
ひとりぼっちのCrowの一人娘
出会ったのはマルキュー近くのゲーセン

ネイルアートを煌めかせ
生足をぶらぶらさせながら
男に「ねえ、遊ば ....
何気なく話しながら
近くの土手を歩いてた君と僕
ふと沈黙が二人を襲う
でも それさえも気持ちよかった
そんな穏やかな夕暮れ

それを壊したのは
急に立ち止まった君だった
空を見上げ一言 ....
二重螺旋の軌跡を描いて
絡み合う二匹の大蛇の夢を観た

ピンクの大蛇と濃紺の大蛇
とっ捕まえて食ってみたら
ピンクの方はストロベリー味
濃紺のやつはブルーベリー味

すると神様が
ビ ....
ふらいぱんに

たまごをおとせば

あさいちばんに

みることのできる

3かいぶんのはなび
とても幸せな夢を見た
幸せな夢を見たのは久しぶりだったので 
自分のための墓をつくることにした

・三枚の画を用意する(クライン クレー 灰色とアイヴォリーと赫の抽象画)
・壁に立て掛ける( ....
 歯医者さんでレントゲンを撮り
 移動台にフィルムを貼って先生が解説する。
 目の前にはモノトーンの頭蓋骨の半身。
 これが私というもの。
 こんにちは!こんにちは!
 道行く骸骨どうしが少 ....
夕ぐれが夜になるふしぎ

月がかけていく夏の朝


地球のかたむきを

人はいつも忘れている
今日も君は泣いているかい
あの暗闇のベッドの上で
この何も無くなった世界で
ただひとりぽっちで
そう勝手に思い込んで
目の前の扇風機に
心ときめかせ

声をかける



われわれはー、うちゅうじんらー。



一年ぶりの扇風機は
声を束ねて返してくれた



今晩は君をつれ ....
影の、模様が、オレンジ色の光の混ざって、
ひときわ目立つ、クリーム色の壁。

朝には、日差しが、ベランダの、遅起きの昆虫を、
執拗な温度で照らす。

次の日も、町内に響く、下校のチャイムが ....
灯りを付けない夕刻の
人のいない部屋の沢山の影が
角からふやけて
海になってゆく、深い、暗い
海になってゆく


肺に溜まる海って
苦しいよね、でも
呼吸と引き換えだ ....
雷鳴につぐ
雷鳴
つづいて豪雨
駐車場のトタン屋根を白い煙のように走っていく

風が目に見える
家人は北斗の拳のオウラみたいという
風がまとうオウラ


窓の外を走る
鳥が飛 ....
かぜがつよい なにがとんでくるかわからない でもきもちがいい たいふうのせいだ いもうとはねつがでて ねている じてんしゃにのれないし いもうととあそべないので つまらない こんどは ははがねつをだし .... 上流から下流へ流れる川を工事して
上流に変な生け簀を作ったらしい
わたしが見物に行くとそこには気味の悪い色をした鯰が
腹を見せたりしながら泳いでいる
流れるプールにしか見えないけれど
そこは ....
マッサージで気持ちよくなって
つい眠ってしまった
目を覚まして慌てて会計に行けば
どこかで見知った顔が
「ごめんなさいお会計お願いします」
わたしがそう言うと
「まだですよこれからですよ」 ....
旅行鞄に詰め込むように
わたしの負のリストを並べてみます

結局大事だったりするもの達

武器にして戦えるよ

時には忘れて誰かに借りたくなったりしてね

要らなくなったら捨てて行く ....
1学期まで
おとなしかったあの子が
不埒な夏に
持っていかれる

朝一番のプール
塩素の匂いのする更衣室

ざわめきと
流れる髪
草が薫った
自転車置き場
夏の始まりは
たし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
はじまりの言葉成澤 和樹4*05/8/7 2:36
真夏の夜の奇妙な果実 (歌詞)クリ305/8/7 1:26
旅路小倉 夢可305/8/7 1:26
せかいとこむ3*05/8/7 0:39
ほね4*05/8/7 0:21
ちくしょう[group]アンテ705/8/7 0:13
☆198 アメニ、サクハナ貴水 水海305/8/6 23:28
@4 墓標11*05/8/6 23:25
わがままって?天使3*05/8/6 21:40
影街1*05/8/6 21:27
芯実たちばなまこ...5*05/8/6 21:11
水笛木立 悟605/8/6 20:22
Sunday Monday One dayクリ2*05/8/6 20:09
ゲーセンテルホの子守唄恋月 ぴの4*05/8/6 20:07
君と僕の関係eris3*05/8/6 20:02
コマーシャル大覚アキラ105/8/6 19:45
はなびたいかい(o¬ω¬o...205/8/6 19:33
弔い/////205/8/6 17:43
日常の後ろあるふぁ405/8/6 17:42
日常アメウ13*05/8/6 17:21
あの子lapisl...005/8/6 16:58
熱帯夜加藤泰清13*05/8/6 16:37
住宅地の陰口チャオ3*05/8/6 16:34
可笑しな話A道化1105/8/6 15:43
オウラ石川和広0*05/8/6 15:37
たいふうたかぼ805/8/6 15:32
逃亡チアーヌ405/8/6 15:14
統合施設[group]1205/8/6 15:03
負を持って出かけようlapisl...005/8/6 14:37
登校日うめバア405/8/6 14:16

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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