サンダル 直しに
少ししゃがむ


背中にあなたの
視線が見える

ああ
わたしがゴルゴ13だったら
「オレの背中に立つな!」
とか言ってさ

振り向きざま ....
ギガ眼鏡に昆虫バイト
交わされる空中分離帯 
汗かいて曇りガラス何も知らない
早すぎた演技
導かれて楽になれるならこうやって想像しても意味がない
余り 嘘声 嘘態度の乱用呆れ果てて ....
膝、突き合わせて茶でも飲みながら始終お伽話のような妄想
転がって地中に落とすおむすびの行方知れず
まだまだ此処に居る意味さえも僕には解らないで偶然に期待をかけ
痺れる戸の向こう側のカタカタ ....
くらげが浮いている
通天閣の上にくらげが浮いている
ぼくらの時代はうざいんだって

透明な短冊が
あちこちで今年も風に揺れている
お経のように整然と
願い事が綴られているけど
院ばかり ....
今僕は夢の中
今僕は夢の中
いつものコンビニ 本棚の前で
買いもしない雑誌をめくっている
無表情で
君のことを考えている

そうじゃねえだろ

今僕は夢の中
いつものスーパーで
 ....
だって
どの午後にも
煩い色彩がありました
静けさは無く
とりわけ静かな白は無く


ぬるい絵の具にわたし
どうしたってなってゆくみたい、と
教わらなくても、 ....
「頑張れ」

この言葉に優しさを感じることもあるけど

そんな無責任な・・・と感じることも少なくない

といっても僕もこの言葉を投げかけることがある

頑張れの言葉にやる気を出す ....
 片手のナイフは今日も光ってる
 昨日のサーカス団の幻影を追って
 赤いテントの中に入れども
 その中には小象が一匹残っているだけで
 
 置いていかれたのだろう
 少しだけ鼻を揺らし ....
1.白馬の王子(わたしの巻き毛のリケ)

颯爽と白馬に乗って駆けてくる
巻き毛の王子は
ぶざまな小男でやぶにらみ
しかし王子がパチン!と指を鳴らせば

王子の姿は誰よりうるわしく ....
きれいなあきびんを
ひろったので
ひとり
となづけた
ごしごしあらって
ちいさながらすだまをいれると
そこをころがって
からからおとをたてた
まどべにおくと
ひとりは
かぜやあ ....
商工会議所の前、電灯に
掻き集められた雲霞の群れを
顔を覆って突破する遊びにつきあわされていた母。

あの密なる若さを
涙では薄めず
あの密なる五人での数年間を

娘二人への埋もれた泉 ....
なぜだ
なぜふられてしまったんだ
この不快感はいったいなんなんだ
何なんだいったい
おい誰か何とかしてくれ
内臓が迷子になった
うう
家がない
確かにここにあったはずなのに
その中に ....
空のみえるカフェ


待っていたひとは
こなかったのだけど、

ほどよく苦い
こーひーが 
ぼくのからだで
まるくなり

「とりあえず、
もうひと口」




ささ ....
いのちよりも
とうといものが ある
といっては たたかい

いのちよりも
とうといものは ない
といって 
たたかうのを やめる

たんなる それだけの
ことなのですが

さて ....
−いとしさは
−追い込むために存在する


恋は坂道を
下る自転車
こころがきぃきぃと
あやういブレーキで

問題は
この下り坂が
どこまで続くのか、
という ....
いつか(ラ)数えることをやめてしまった
ピンク色の蜜柑がつぶれたような
きみの、空の


ざ、わめく
風の木に暮れた(ラ)流線が振り落とされて
ふ(ラ)、としたときの
苦くつぶれた顔を ....
なにげない
なつの ゆうぐれ

そんなに たかくは
とべやしない
ふうけいの なかの
いっこだけの てん
であるところの
わたしが

おさまりきれない
でかすぎる ゆうぐれ
あ ....
12時、きっかり。門を閉める。
鍵を閉める。金庫を閉める。

薄暗闇のバーには、どんなお客の姿も見えない。
11時。すべての客は、バーテンダーを置いて帰っていった。

小さな敷地に店を構え ....
身体が疲れを訴えている
誰にも言えずに殻に閉じ篭り
静かにベットに入る

ようやく独りになれる

部屋の灯りを消して瞼を閉じる
重力から開放されない身体
柔らかく冷たいシーツに包まって ....
革が剥げてしまったサドルをすっかり厚くなってしまった掌で撫ぜる。
顰め面にも何故か慣れた。
サドルからは紐が伸びていて物々しいバッグが括ってある。
膨れ上がったバッグの外ポケットには、初めて買っ ....
クサレた気分に似合うのは
曇った窓、曇った空
パソコンでガチガチに固まった背中を
ほんの少し、なだめてみたくて
窓の向こうへ
ソッポを向いた

そこに、兄ちゃんがいた
空中に浮かんでい ....
静かに夜がふけていくね
なんだかもう何もかも見失って
眠る必要なんて無いのかもしれない
それとも明日覚めなくてもいいのかもしれない

森がざわざわとゆれる
あたし、この中にとけてしまいたい ....
何故愛は歪むのか

君と僕

互いの人生を粉々に打ち砕き

震える欲望のままに

燃え立つままに

交じり愛

啜り愛

傷つけ愛

彷徨うふたりは愛に震えて

愛 ....
 何もいらないだなんて、 真っ赤な真っ赤な嘘でして、 つよくつよく
いだいていたきもち
ふとしたしゅんかん
このどうしょうもない
スコール

おねがいです くものきれめを さがしているのです

たいようは
あたたかいことを
しって ....
真夏の昼下がり
{ルビ春日通=かすがどお}りを歩いていると
ふと右手に
「東京都民戦没者・慰霊の地」
と記された入口が静かに口を開いており
吸い込まれるように足を踏み入れた

頭上の青空 ....
 

好き・・・・・・・

 たった二文字 言葉にできたのなら

 私と君の何か 変わるのかな

 
 鮮やかに 赤い 夕焼け空

 傾く 太陽が 創り出した 細く長い 君の ....
光の
光りはじめと共に
鳥が始まる
朝の


あと、少しなんだ
四角い窓枠がなければ、人間を忘れられる
身体がなければ、わたしを忘れられる


朝の
鳥が始 ....
この膨大な思いでの累々と続く道沿いに立ち返るたび
また俺たちは
死んだままのデジャブを幾たびも繰り返し他愛無く
いつもの所で遊んで
親切そうに挨拶を交わしながら
これでいいんだね、なんて
 ....
戦争体験者の嘘つきども!
本当のことを言えよ
敵をやっつけてスカッとしたんだろ
アジアの解放に正義感を燃やしていたんだろ
国のために死ぬことを美しいと思っていたんだろ
俺はもう分かったんだ
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
サンダル★ゴルゴuminek...8*05/8/16 12:14
チョロコチQ205/8/16 12:11
少年105/8/16 11:56
うざいtonpek...8*05/8/16 11:52
そうじゃねえだろ205/8/16 11:20
不自由帳[group]A道化1405/8/16 11:08
優しさと無責任の同居する言葉兎乃 しずる005/8/16 11:08
小象とナイフりぃ305/8/16 10:55
幻想の王国 あるいは 詩権神授説佐々宝砂505/8/16 10:51
ひとり[group]アンテ12*05/8/16 9:20
俺の親、密な吉岡孝次105/8/16 7:54
失恋は地獄だ不老産兄弟205/8/16 7:50
珈琲アメウ3*05/8/16 5:23
せんそうについてこむ2*05/8/16 3:10
ばいすくるのソネットuminek...9*05/8/16 3:00
ゆれる、とびきりの算数のようにnm611+05/8/16 2:59
ゆうぐれこむ6*05/8/16 2:57
バーの悲しみ、とトリコロールの跡でチャオ2*05/8/16 2:43
孤独AKiHiC...105/8/16 2:27
いつか行った祖父の生まれ故郷へyuma1*05/8/16 1:44
サイダーマンうめバア105/8/16 1:21
なくなりかたnomica5*05/8/16 0:53
Spiral(螺旋)Act.3恋月 ぴの4*05/8/16 0:47
「毒白」くるす4*05/8/16 0:41
スコール玉兎4*05/8/15 23:58
静寂からの呼び声 〜’02年 8月15日・終戦記念日〜服部 剛5*05/8/15 23:48
夕暮れ道†茉莉花†205/8/15 23:34
朝の砂A道化1305/8/15 23:01
その距離捨て彦005/8/15 22:35
戦争は悪ではない紀ノ川つかさ1105/8/15 22:34

Home 戻る 最新へ 次へ
5598 5599 5600 5601 5602 5603 5604 5605 5606 5607 5608 5609 5610 5611 5612 5613 5614 5615 5616 5617 5618 5619 5620 5621 5622 5623 5624 5625 5626 5627 5628 5629 5630 5631 5632 5633 5634 5635 5636 5637 5638 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.14sec.