だからなんだと言われればそれまでで

左手に賽銭 右手には青い空を
どこまでも どこまでも
続く 青い空を

伸ばしても届かない青い空を

いつの間にか気づいてしまった
願い事など  ....
ふと声をかけてみた
その外国人は
「ロマンスカー?」
と言って
少し笑った
新宿駅西口で

そうなんですよ日本には
ロマンスカーがあるんです
ロマンスカーはみんなを乗せて
ロマンス ....
冷たい瓶のそのふちに
 そっとくちびるくちづけて
  自分のうちのうららかなそらを
   小さなままに
    吹き入れる
 


 ぉ
  ぉ
   ぉ
    ぉ
    ....
一冊の絵本のような生涯
浮遊するひとかけらの海
あれは君なんだろうか

思想のない森と夜の魚
そんな絵本だとしたら

月がちょうど半分 あとは少しの湿度
そんな海だとしたな ....
168号線は

暴力的にでも隠したいらしい

川と海の境目を



等間隔でながれる

トンネルライトをカウントしながら

想い描く名前のない河口

対岸ものぞめないみ ....
  緑の癒しの空間から弾き飛ばされ  さまよう子供らにまどろみは、無く
  降りそそぐ悲鳴の雨に夢と飢えだけが実る
  もの言わず増え広がる廃墟を彼らは、無色の王宮と呼び
  自らを捧げ物と ....
ディック(スラングで男性器のこと)

ディック

原色の街で出会った少女
国道から七面鳥までを許し
キャンディから微酔までを憎んでいた
深海の瞳と嫋やかな脛と

ディック

拷問 ....
だいだいの色のこおろぎのかすかな声、いたむ右腕をさすりながら届くか届くかとうたう声、女の子はちいさく踏みつぶしてやろうかしらと呟くのだけれど、お月さまも知っている女の子はそんなことはしないと。

 ....
「あとにのこされたもの」

雲の隙間から
羽毛がこぼれおち
風にのる
海峡を渡り
山脈を越え
遥かかなたの砂漠まで
幌馬車が届けられない
あの砂漠まで

「月は地球の衛星である前 ....
親が嫌い
家が嫌い
朝が嫌いな
僕が嫌い

仕事が嫌い
学校が嫌い
会社が嫌い
社会が嫌い

我が家の飯が嫌い
ナスもネギも嫌い
プチトマトも嫌い
薄い味付けが嫌い

汗 ....
線が
小さな点の集まりだと知ったのは
まだ恋なんて知らない
幼い頃のことでした

とぎれとぎれに
一つ一つの出会いがあるように思えても

振り返ればなぜか
すべてがつながっているよう ....
じんべえって
まるで人の名前みたいだ

こんな夏の日に
すっかり涼しい顔をして
遊びに行こうって言っている



(ほら、じんべえ
 祭りばやしがきこえるよ)



ふわっ ....
夜店で釣ってきた金魚を庭先で
バケツに放して
しゃがんで
じっと見入る
窓からのあかり
空からのあかり
遠くに響く祭り囃子
黒い自分の影

しゃがんで見ている子供の私
その一点の風 ....
すべり台で遊ぶだけで
目を輝かせて喜ぶ君

君がどんどん大人になって
すべり台で遊ぶのは
ちょっと恥ずかしくなっても
すべり台をみると
わくわくする気持ちを
忘れずにいてほしい

 ....
それは総ての男を魅了する
総ての芸術家を虜にする


それは瑞々しい果実のようであり
たおやかな母の抱擁をも予感させる


それはあまりにも眩しい
陽に焼けたまろやかな曲線は
誇ら ....
ある
大事なことが
とても
大事なことが
ある
大事なことが
形成する
ひとかたまりの
にごり
かたまり
いや
煮凝りとでも
言うべきものが
水のスプーンで
母のスプーンで ....
あたまは空っぽ
ヤニはあたまの隙間を埋めない
白く塗りつぶされた脳に
黒で皺をかいても大人にはなれないかな

あぁあぁと嘆いて
呼吸が出来なくなる瞬間に
時間が一瞬止まったら
そこから ....
胸の奥につないだ
遠い思い出の時間は
時折
甘美なひとときを
わたしの中に
もたらしてくれるけれど

つなぎめが
とても痛くて
ささえきれなくて

今にも
ぷつんとちぎれて
 ....
ねぇ 泣かないで・・・ もう泣かないで

君が悪いんじゃないから

誰も悪くはないよ・・・




ねぇ 笑ってよ? もう笑ってよ?

いやなことは忘れて

君の笑顔が見 ....
今日という日は二度と来ない

あなたと会うとき

いつも思ってた


繋いだ手のぬくもりも

あなたの微笑みも

まったく同じじゃなかった


四角い小さな窓から

最 ....
土砂降りの雨の

雨粒をあつめて

白く輝く石にしてあげるよ

それが

僕から君への最後のプレゼント


あの店で

君の友達の紹介で会った

初めてなのに

意気 ....
 
微笑みもない 涙も流さない

そんな人形のような君はただ生きているだけ

でも それて生きるってことじゃないよね?

苦しんで 悲しんで 楽しんで 幸せを感じることが

生きてる ....
荒い吐息とともに 君の手を握り締めた・・・

「いかないで・・・もうどこにも・・・いかないで・・・」

こどものようなことを言って君を引き止める

本当にかっこ悪い男だよね・・・

で ....
母さん。


初めてぼくが笑ったのは、いつですか。


母さん。


ぼくに初めて友達が出来た日を、覚えてますか。
初めてぼくが熱を出した時、大変だったでしょう。
母さんのお粥は ....
かわらの
さいくりんぐろーどを
ぺだるをこいで
ゆっくり
はしりつづけた
いいんだよ
むりしなくたって
あのときくれた
ことばを
つぶやきながら
はしりつづけた
いぬをつれた ....
大潮の夜に
ふたり酔って
ふらふらと歩きながら
月を見れば

俺は笑う月と、
あなたは兎の耳と、
反比例の相関を示し

提示した相関係数マイナスRの
数値が0コンマいくつになるか
 ....
踏み出せば

涼しい空

飛行機の声

風の音



夜の雲は流れ

誰かのもとへと月は落ち

雲の隙間から星が降る



いつも君を置き去りにして



 ....
例えばそれは

自動切符販売機で切符を買うのに手を差し伸べる事をやさしさとするか
それとも手を差し伸べる事なしに簡単に誰でも切符を買える事をやさしさとするか

どっちがやさしいの?
パフェ、
パフェ、
パフェ、
10回言ったらパフェ10個

眩しい太陽
目を細める僕の顔前に
うふふ
エプロン娘
純白、
かついたづらな覗き見


こいつめ


 ....
おかあさんのところから
はなされた

とおいところにつれていかれた

いっしょにいたひとは
わたしをおいて
どこかにいった

かえりみちがわからない

おなかすいた
みんながい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
参拝はらだよしひ...005/8/22 12:55
ロマンスカーの幽霊チアーヌ25*05/8/22 11:56
空びんかぜきり0*05/8/22 10:23
手紙黒田人柱2005/8/22 8:50
名前のない河口−波眠−105/8/22 7:21
救いへの思い(3)Fujiwa...1*05/8/22 4:02
マシンガン・ストリートの少女投稿者3*05/8/22 3:40
愛のソネット3*05/8/22 2:27
Saudade.芳賀梨花子14*05/8/22 1:14
べたべたな言葉.docK+A3*05/8/22 1:11
点と線(そして座標)ベンジャミン12*05/8/22 1:04
じんべえ9*05/8/22 0:51
小石[group]ふるる18*05/8/21 23:49
すべり台ミサイル・ク...305/8/21 23:41
くびれ恋月 ぴの8*05/8/21 23:36
十時十分黒川排除 (...005/8/21 23:34
さよならメアリ無知アコ2*05/8/21 23:31
つなぎめフォマルハウ...15*05/8/21 22:54
ねぇ・・・・・天使0*05/8/21 22:39
@11 青いうさぎ貴水 水海9*05/8/21 22:39
☆201 サイゴノ、プレゼント305/8/21 22:38
人形の微笑み天使1*05/8/21 22:31
君の手のぬくもり2*05/8/21 22:22
遺言なるせ10*05/8/21 22:10
むりしないで[group]アンテ305/8/21 21:30
笑う月と兎の耳の相関関係草野大悟5*05/8/21 21:20
_葵 悠貴005/8/21 20:33
やさしさ汰介105/8/21 20:27
真夏のパフェMonk705/8/21 20:08
わたしはここpinoco4*05/8/21 19:28

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