愛の因数分解 学校では教わらなかった
 
 心の記憶の万華鏡
 
 いつも分かり合えない 二人がいる

 時に 一つになっても
 
 愛の因数分解は 解けない
 
 的を射抜 ....
さっぱりダメなかんじで
グズグズと
午後をぬりつぶしていく

はんびらきの
くちびるから
よだれといっしょに
意識がこぼれては
落ちる

ぽとり

ぽとり

ぽとり

 ....
交差する
ローズマリーの枝葉
小さな生き物たちの
高架道路

ちま ちま ちま
車間一定
働きアリの前進だ
赤 緑 黄
揺れる触角
正確な野生の信号だ

小判葉の
ガードレー ....
この夕くれのひかりのなかに
ぼくはぼくをみうしなったりするだろう
そらの彼方のやさしいもの音よ
秋の風にさえぼくはこころを揺らしたりする

ぼくのであったものごとの全てに
ぼくは話しかけた ....
{引用=今までの僕に"Bad-bye"}

YUMEを追って走ってきて
転んだだけで立ち止まった

{引用=今までの僕に"Bad-bye"}

 ....
君を思い出そうとして
ふたりでいた部屋の隅の
ひと知れずとける橙の
そればかり思い出してしまって

煙は僕にまとわりつくように
君を好んで明け方を曇らせる


思い出す前にまず君を忘 ....
つむぐ、つむぐ

記憶を紡ぐ

言葉を紡ぐ

時間を紡ぐ

思いを紡ぐ

私はひとのあるがままを紡ぎだし

それを歴史という糸にする

糸を織ってできた布は私 ....
プラネタリウム
僕の住むこの街の自慢の
半径十数メートルの球の中に収まる宇宙
眠らない街の明るさで霞む宇宙よりも
はるかに輝いている宇宙

プラネタリウム
夜空を駆ける星たちを光で繋いで ....
ポケットいっぱいのビー玉を
 本物の宝石だと思ってた

そいつは今だっておんなじさ

名前すら借り物のあの子が配る
 ガラス玉をもらいにココへ

僕はきっと優しい嘘ってやつが好きなんだ ....
何気ない言葉をひっくり返して
雨にも風にも負けないように油性ペンで
愛してる って殴り書き
丁寧に書くなんて照れくさいや

紙飛行機の形にそそくさと折って
青のグラデーションに向かって放り ....
 隣りのひとがヨンさまといえば、皆がヨンさまと言い
 隣りのひとがパソコン買えば、皆がパソコン買い
 隣りのひとが車を持てば、車を買い
 隣りのひとがサッカーに熱中すれば、サポーターになり  ....
おネムです

フワフワ ポッカリ しろい くも

つつんで ゆらして こもりうた

おやすみ

ぼうやの 夢の中





    ....
種子が私を追い越そうとしている
それはとても嫌なことなので
速度を上げる
と、背が少し伸びる
冬に逝った人の名を
夏の終わりになって
帳面に書き足す
遠くが見えるということは
かわ ....
枝に ぶら下がってる
偽者の太陽

発火を夢みて
まどろむ 花弁

かかってくる
濃い 夜の 暗い闇

閉じない 瞳
はずれない 翼

あたたかいのは 私だけ
じっと 冷えた ....
からだをすり抜け まわされる腕
天使よ てんし 地使よ ちし
少しだけ浮くおまえの軽さ
水たまりの上の葉を踏んで
湿った土にひろがる重さ
毒のめまいを消し去るめまい
新たな ....
何だか最近こんな感じだね
ちょっと手を伸ばせば
君の優しさに触れられるのに
何故かためらってしまう


あのゲームと一緒かも
無数の穴凹から僕のあたまは
勢い良く飛び出しては
怯えた ....
?
はれんちと言われると
なんだかそわそわしてしまう
私の存在がはれんちなのか
私の行動がはれんちなのか
はたまたいつの間にか私の名ははれんちなのか
何はともあれ
頬を赤く染めなんともな ....
久しぶりに自転車をこいだ


思いのほか重くって 
にわかに
ふくらはぎが 
注意報

堪え 
堪えて 
焼鳥屋を目指す 
男ふたり



「とりあえずビール」

 ....
指折り数えた季節はもうとっくに過ぎた。
チョコレートのため息は雨を降らせ、
相変わらずのあたしは空ばかり見つめている。

窓は何を見つめても景色しか写さない。
外は晴れていたのに。

煙 ....
ふんわりもここ
もここの毛
手ざわり最高
いいにおい
ふんふんと嗅いですりすりする
なでなでされるとぐうとなる
そんな可愛いひと
寂しい夜に何百もの架空の羊がなしえなかった
速さで
 ....
おちておちてくずれていく安らかな気持ち
しずんでふかくえぐりとって涙を流す無機質になる
雨音を聞き夜に帰る
あの日の夜に
去っていく後姿を見ても
愛してくれと泣き叫べないどこか冷めた頭で ....
夏暮れ
そのようにして僕らは消えていく夏の肌をなぞるようにして
曲がることを許されない光の束に手をかざします
手のひらのどこか、真ん中から赤く発光していくので
吸い込んだものを返還するように
 ....
青白く揺れる
羽根が生えた最新型のカマロで
ブッ飛ばす15号湾岸線

そんなイメージを
頭ン中 描き出してみる

そいつが走った跡には
メタリックブルーの細いラインが残って
暗闇で浮 ....
手の指はいくら数えても5本しかなくて
両手を合わせても10本しかなくて
そのことがひどく腹立たしくなった、





目をつむる

やらかい

しろい ふとん


あかり ....
ふかい
とてもふかいいど
について
あなたはねっしんにかたった
あかりでてらしても
みずがあるのかどうかすら
けんとうもつかなくてね
みぶりてぶりで
せつめいしてくれた
おおきな ....
どこかで 何かを
救わなければ なりません

ひきとめることのできなかった
言葉たち

みんな みんな
振り返ったところに 流れていって
つなぎ止めることのできなかった
言葉たち
 ....
向日葵は沈んでしまった
そのことがとても悲しくて
夜に対抗してライターをつけてみたけれど
満たされずに
星が溶けてしまわないのは
きっと強い意志があるからで
部屋の明かりのよう ....
丘の向こうに
花が咲き乱れている風の土地が
あるはずだ

壁の向こうに
人が入り乱れる道の十字が
あるはずだ

空の向こうに
塵が飛び交う真空の光が
あるはずだ

不可視の領域 ....
夜明けまえ、
廃止された鉄道分岐点で
ぼくは枯れ枝を燃やした。
低空によどむ雲、その裂け目に
うすい煙の筋が消えていった。


正午まえから雨。
うす暗い昼のあいまにぼくはウィスキーを ....
なんべんも
あるけれど
蜜柑 これは 爪先の
痛みから来ている話
ただ小さかった
だけでは済まない
親指が内に寄り

膝が象に
なりながら何年も
あのブレザ
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
因数分解[group]炭本 樹宏305/8/30 16:18
点滴大覚アキラ305/8/30 15:46
小さな道路kw3*05/8/30 15:05
夕くれのソネットtonpek...10*05/8/30 14:58
今までの僕に"SAYONARA"暁悲005/8/30 13:49
太陽に関する者105/8/30 13:23
紡ぎ人兎乃 しずる205/8/30 13:18
プラネタリウムF (fro...3*05/8/30 13:12
硝子玉の夜なごまる2*05/8/30 13:08
再送F (fro...1*05/8/30 12:46
一億火の玉民主主義炭本 樹宏5*05/8/30 12:33
☆ねむぅる ring ring☆かおる5*05/8/30 10:03
自由研究[group]たもつ14*05/8/30 8:27
夜の実砂木12*05/8/30 7:13
天使よ てんし 地使よ ちし木立 悟505/8/30 6:54
もぐら恋月 ぴの14*05/8/30 6:52
はれんち暗闇れもん5*05/8/30 4:03
発泡の夏[group]千波 一也20*05/8/30 3:46
思いつくまま無色の色は無知アコ005/8/30 3:35
ひと暗闇れもん1*05/8/30 3:33
雨音2*05/8/30 3:24
波間へ霜天405/8/30 2:07
108,000,000km/h大覚アキラ105/8/30 2:05
しろいki2*05/8/30 1:44
りゆう[group]アンテ2*05/8/30 1:27
救いこむ2*05/8/30 1:11
昨日の朝に7*05/8/30 1:08
グッドモーニング、今日紫音2*05/8/30 1:07
雨のなかの火安部行人1105/8/30 0:52
右投げ曇り打ちチQ005/8/30 0:46

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