わたしのなりたかったのは
少女漫画に出てくる男の子

やさしくて
かっこよくって
つよくって
だれよりもあなたをかわいくさせる

抱きしめるための広い胸
お姫様抱っこをするだけの力
 ....
押入れの奥から出てきた 段ボール箱は
ガムテープで 厳重に ぐるぐる巻きにされていた

封印のように巻かれた 茶色いガムテープを剥がして
中を覗いてみると

コロン と 青い透明な「キモチ ....
にんは かわいい うんち さんだ 神妙に トイレに いって ようを たす 。 かわいい 手足で 引っかく 。 かわいい したで ざらざらと 嘗める     。にん はかわいい ブラック しゅがーだ 。 .... 奴は 大器晩成 だ 。 いつも 狂ったように ねている 。ぱそこんに 明け暮れ 狂ったように ねている 。  神様は やれやれ 呆れて みて おられる こと だろう 。よ 。              .... まーちゃんは このごろ よく ねている 。 おうちに きたときは まだ おにんぎょ さんの ようだった 。 ぱっちり 目玉を あけて こっちを みていた 。 散歩は よう いったね 。 まーちゃん 。 .... しずまりかえった夜
の浸透圧で
ゆるやかににじむ
染まりゆく夜
染まりきるころには
わたしたち 空っぽ

恋は死ぬ
愛は死ぬだろうか

輪郭は想う
幻色で、つめたく卵
うすく微 ....
{引用=





ゆつくりと 首を すげかへて
さみしさ を
あなたと わたくしの合間に横たはる、あの さみしさ を 
その一端でも 共感しやう
静かなあなた の 夢見言が
わ ....
寝室の時計をさがしてる
秒針は、一様に母の心音よりも
はやい




ねむれない
ねむれないの

ぼくを抱いた鼓動は
たん、 たん、 たん、





寝室の ....
もっと、ストイックになりたい
なにもほしがりたくない
快楽からうでをふりほどいて
その先に行きたいの


ただ、描くだけ
それだけをして
日が沈んで描く文字が見えなくなったら、 ....
その愛しい指が
わたしの名を綴ったからといって
距離は変わらずなのだけど


無機質なディスプレイに
時折運ばれる便りの
密やかなときめき


それは
一群れのシロツ ....
落書きは消さない
向かい風にむかって
ときおり模様を懐かしむ
みあげた空がいとおしいなら
転べ、青い獅子

記憶にとどめたい
最後の絵を抱えて    
おれの神さまは
無慈悲で かわいいやつだぜ
傷口から したたる詩を
無邪気に よろこんで
唾 吐きかけやがるんだ
空にうかぶ声を追いかけていた

道はきれいな家やお店を抜けて

街路樹はどれも枝葉を停めて

バスの車窓に老婆の抜け殻を見た

石筆を握って走りながら

屋敷の塀に直線を引いてゆく ....
ある日、僕のシャーペンがなくなった
どこかで落としたのだろうかと
考えてみてもいっこうに思い出せない
しかたないので新しいのを買った
僕は安心して眠った

次の日、僕のケータイがなくなった ....
私の

怠惰も

退屈も

焦燥も

動揺も

赤面性も

無愛想も

不細工も

不器用も

あがり性も

口の悪さも

優柔不断も

汗っかきも
 ....
知らない鳥がさえずる日々
それはまったく猥雑に響き
混雑する津軽の店内に
どうでもよい配置をさらしていた。

昼間、
どんぶりを積んで厨房へ持って行くときに
滑って転んだ。
白いどんぶ ....
第三公園にて
子供たちの遊びがバタリと終わり
夕刻が全く遊びではなくなったころ
通称・動物公園、を
理解できずに正しく第三公園と呼んでいたら
わたしの待ち合わせだけが上手くゆかないまま
わ ....
わたしは、
あなたのたわし。

たぶん、
そうなの。

だって、
たわし以前の記憶が、
わたしにはないんですもの。

だから、
たわしはわたし。
わたし ....
電車にのって知らない街まで
  いってみようって決めた朝

駅の売店で
 ジャムパンとコーヒー牛乳を買って
    その街を流れる川の土手で食べよう

そこにはきっと汚れたソファーが捨て ....
それは不思議な空でした。

じっと見ていると、吸い込まれそうなほど青くて綺麗で・・・

それは不思議な空でした。

ずっと見ていると、燃えるようなほど赤くてあつくて・・・・

それ ....
生きたい・・・・生きたい・・・・生きたい・・・・


あともう少しだけ・・・生きたい。


私には、やり遂げてないことがある。


私は、約束したの。


私はまだ死ねない ....
きっと誰も分からないだろう。

今もこの先もずっと先の未来でも

僕らが生きている意味なんて、誰もわからないだろう。


そして、探すだろう。

生きている意味を探すだろう。
 ....
   ユメに住めば 眠り浅く

   ユメを食べて 満たされず

   咲いたところで ユメのなか

   カリソメの陽を浴びて

   水面に映る蒼白い ヌケガラ
よみかけのぺーじに
しおりをはさんだまま
どこかへいってしまった
しょうせつ
つづきなんて
よめなくてもへいき
なはずだった
たいくつになったら
また
べつのほんをかえばいい
 ....
どうしてそんなに頑張るの?
どうして何も言ってくれないの?
お願いだから本当のことを言ってよ
その笑顔の裏で泣いてる君が見える・・

一人でそんな暗い所にいないでこっちへおいで
この手を掴 ....
南半球のくじらと
北半球のくじらは
いつでも話ができるって
いつでも気持ちが通じ合えるって

ぼくも
ぼくもくじらだったなら
いつでも君に言えるのに

離れていても
遠くにいても
 ....
1.
日輪を遮らず 烏は
二本の足を地につける
羽根は
格納音もなく 胴に
寄り添う甲殻

2.
「暑い」かどうかは
鳩にでも訊いてくれ
黙秘を決め込んだら
おおよそ クロ

 ....
私からあなたへ、この詩(うた)を届けよう、
     愛すること、愛されることの喜びを教えてくれる、お礼代わりにこの詩を。

私からあなたへ、この詩を届けよう、
     楽しく、幸せな日々を ....
啓示は 下された
女が 死ぬ
男は 海に
自殺を 抱き
生き続ける

足下には 泥
むらがる 蟻は
蝉と 十字架を
運び
凹凸の激しい
排便

排便 そこには
美などなく
 ....
ほら今また泣きそうになったろ
でも違うんだよく考えろ
彼女はあのときもあのときも嘘なんかついちゃいない
あれはほんとのあの子の気持ちだったんだよ
だからまた嘘付きやがってとか思った瞬間 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
少女漫画の男の子ゆきお005/9/4 16:53
段ボール箱の中身准々2*05/9/4 15:59
にん。すぬかんなが...105/9/4 15:09
オオモノ 。 105/9/4 14:57
まーちゃん 。 205/9/4 14:09
水母こしごえ13*05/9/4 13:43
始まりの回想  【一】半知半能1105/9/4 13:35
リズムアルビノ205/9/4 10:08
α105/9/4 10:04
名前を呼んで[group]銀猫12*05/9/4 8:48
描く石川1005/9/4 7:14
そろもん(おー、My Godの話)みつべえ705/9/4 6:51
午後三時の少年相馬四弦1*05/9/4 6:15
落とし物haniwa005/9/4 5:01
そして何も変わらない.docK+A4*05/9/4 4:23
小鳥語瓜田タカヤ305/9/4 2:47
第三公園にてA道化1305/9/4 1:23
「 たわしはわたし。 」PULL.6+*05/9/4 0:31
どこまでもいこうなごまる2*05/9/4 0:08
不思議な空天使3*05/9/3 23:30
生きたい・・・0*05/9/3 23:25
生きている意味005/9/3 23:19
ユメノハナyaka6*05/9/3 23:11
をおもう[group]アンテ405/9/3 22:18
TEKE205/9/3 22:16
くじらゆきお105/9/3 21:56
鳥媒禍吉岡孝次3*05/9/3 21:41
私からあなたへ。てんだい105/9/3 21:19
排便の海奥津強605/9/3 21:13
涙を止めろspan005/9/3 20:56

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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