ねえ、きみ
そのみせにいこうよ
きみのひみつのみせに

ねえ、きみ
そのみせではなそうよ
いろんなことを

みっつのころ
たけざおにたこいとつけて
ぱんのみみをえさに
ちんまりと ....
さなぎの、笹食べているのを見て
いると暗澹とする。ささ、さあ、
こちらにおいで、さなぎ。どうせ
おまえは動けないのだから、せめ
て、こんな年寄りのところまで、
這いずり回って、混沌のようにや ....
そこには絶世の美女が立っていた。不覚にも心を奪われ、15分もフリーズしてしまった…今まであらゆる国の美女の視線を独占し、フリーズさせた事は腐る程あるが、俺がフリーズするなど産まれて初めてであり、 .... 脆くて 君は 揺れて 揺られて
空は 落ちて 潰されて

君の残骸 瓦礫になって
 砕け散る 手と 足と

真っ赤になった 君を連れて
 瓦礫の城に 登ってく

破片は 皮を突き抜け ....
もうずっと
待っているのに
帰りのバスが
こない

空は

まだ
ぽっかりと
明るいけれど

そのこは

つま先から
すっかりと
暮れ

まっくろだ

バスは
 ....
十年日記をもらった
はじめる日が見つからず
十年過ぎた

色あせた表紙の中身は真っ白だが
ニュースはたくさんあった
書き留めておくべきことだったかもしれない
あのときの一大事も
三年後 ....
眠っていた
ただ ひたすらに
海のそこを
はべっていた

ゆめのなか


髪を短くすればいい
そうあなたがいったから
バリカンで 男の子みたいになっちゃった
笑われた わ ....
ミッドナイトプレスを
買った帰り道

天王寺駅構内を歩いていると
笑っている人も
うずくまる人も
奇声をはっしている人も
中学生も
しゃべっているおばちゃんも
みんな真剣だなあと思っ ....
大きな大きな手で
すっぽりわたしを包み込み
やさしくぎゅっと抱きしめる

暖かなあなたの中で
ほんのりわたしは赤くなる
おちつきホッと安らげる

だいすきなだいすきな
オムライスをい ....
見ているだけでよかったなんて、嘘なんだ。
君にはばれてたかもしれないけど、
本当は、 すごくすごく近づきたくて、
触れたくて、
泣きたくなるほどいとおしかったんだ。
失った切なさからの錯 ....
口唇からたちのぼる
あなたは薄い雲を吐く
二人の間を遮って
天井にたまってゆく

この部屋を一枚の絵にしたら
あなたの「ふきだし」でいっぱいで
あたしはそこに言葉を詰め込む

何も言 ....
聞こえるはずもない
花のつぼみがひらく音

それが優しい歌に聞こえて


蝶がちゅるりと
その花の蜜を吸うとき

それが優しい歌に聞こえるから


ぷーんと飛んできた蜂が
そ ....
黒須さん
焼き肉食べよう
炭火のいいとこ知ってるよ肉はすきかい?
え?サンチュが好き?
黒須さんとならばトマトサラダばかりでもいいよ
え?他のやつも誘う?
他のやつなんていいよ
二人で行 ....
何で怯えた目で僕を見てるの?
もしかして、怖いの?

安心してよ、痛くないよ
怖くないよ、寂しくないよ
君のほかにもあっちに逝ってるからさ
君のお父さんもお母さんも待っててくれる ....
鳥がついばむ彼方の星を
ここはどこかとうめく空

雨がしとしと名を呼びます
風にちらちら花燃やす
迷いこんだは露の中
返事をするのは うそぶく化身

いいねぇ
ねえ
舞って散るのは ....
やかん
電車内の実話で
ひるま
紫外線をあびていた座席が
まばら なまま
すいてはうまっていた

あいているせきへ
すわれるというのに
ひとり車輛の先頭にたち
いきづかいもなく
 ....
朝の音がきこえる
新しい今日を祝福する歓びのうた
優しいひかりが応えるように射して
静寂に包まれた世界を そっと 彩る


僕は、その感触をたしかめるように
ゆっくりと目を閉じ

祈 ....
おいでよ
ここに

夕日のきれいに見える
この部屋に
あなたが好きな
あのお茶も
用意してあるよ
もしも飽きたら
コンビニにでも
行けばいい

きっと何か売ってる

あと一 ....
ミュージック
たぶんそれ
それ
そうそうそれそれ
「ここ」に
ぶち込んで
意味の無いものを
流れる
ミュージック
体中を抜けてゆく
内側から変容する
どうだっていい感情
今すぐ ....
理由があるのに「理由なんてないけど」なんて云ったのは
強がりなんかじゃないよ、云わば代名詞みたいなものだったから

理由はないけど(明日があるから)僕は寝て
理由はないけど(お腹が空いたから) ....
雨の日は誰もがまるで
幽霊のようですね
ほら
青いビニール傘透かして
見上げてごらんなさい
雨粒と同じ数だけ
冷たいタマシイが
落ちてくるのが
あなたにも見えるでしょう
落ちてはじけ ....
陽は斜めに、
影は長く伸びる。

あの足跡まで、
もう少し。

ようやく影が、
足跡を捕まえた時。

旅人は、
部屋を出た後だった。

カーテン。
ふ ....
東京にスコールが降った夜
叩きつける車窓から
わたしは外を見ていた
欲しいものを手に入れたら
価値は等間隔で
あなたはきっとあの大きな家で
床上浸水
大変ね
タクシー横浜から午前2時
 ....
ビルディングに西日がきらきらと煌めき
赤煉瓦の陰影が深くなる
暮れなずむ交差点で
仕事帰りのあいつとばったり
よ、ひさしぶりと
何気ない調子で飲みにいく約束と
携帯の番号を 交換して分かれ ....
{引用=
ぽんぽんぽんぽん
なにかしら?
釣り糸ゆらゆら お隣りさんと なかよしさんさん
おぢちゃん おぢちゃん
まぁるいお空が 飛んできた
その隣りも そのまた隣りへ
ぽわんぽわん ....
4年前の夏のこと
きみとぼくは
上野水上音楽堂のイベントスタッフで知り合い
深夜の上野公園の不忍池のほとりに
しゃがんで向き合うふたりの間には
垂らした線香花火がちりちりと光っていた

 ....
どうにもならないよ

 どうすればいい?

 眠れないよ あの時の修羅の記憶がよみがえってきて


 僕に愛をください 僕に未来をください

 あなたの温もりをください すて ....
空の飛行機でおまじない

願いが叶うには50回、と 誰かが言った

今の自分に必要なもの

空を見ては繰り返す




誰が何と言ったって

私が自分を信じてるから


 ....
次々に文字が浮かんでくる。
あるいは、沸いてくるようで
こらえきれずに咳をすると、
吹き飛んでしまう。おかげで
小さな唾の飛沫が染み付いている。
意識するとそれは`PLAY´でもある。
椅子に座った子供が一人、
キンタマをいじりながら
コップに入った水を
ゴクゴク飲んでいる。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ねえ、きみ草野大悟5*05/9/5 22:48
晩夏の蛹[group]岡部淳太郎12*05/9/5 22:21
鷹伝2天誅205/9/5 22:00
瓦礫005/9/5 21:35
バス と そのこ朝野205/9/5 21:28
一生日記岡村明子105/9/5 19:26
「バイバイ 赤ずきんちゃん」くるす005/9/5 18:40
僕の世界は海になって石川和広10*05/9/5 18:28
オムライスゆきお3*05/9/5 17:08
すぐにばれたうその形。むくげ205/9/5 17:05
煙草・2椎名乃逢1*05/9/5 16:38
それが優しい歌に聞こえる[group]ベンジャミン11*05/9/5 15:49
さしすせそ205/9/5 15:44
罪木遊び兎乃 しずる005/9/5 15:43
零露こしごえ10*05/9/5 14:56
深海魚5+*05/9/5 14:52
祈るように  宙を つかむ冴木トキヒト205/9/5 14:23
おいでよチアーヌ205/9/5 14:10
音楽が流れる205/9/5 13:46
モチーフと確証さこ3*05/9/5 13:14
幽雨大覚アキラ305/9/5 11:54
「 かーてん・こーる。 」PULL.12*05/9/5 10:44
シャワータイムチアーヌ605/9/5 10:06
*卒業アルバム*かおる2*05/9/5 9:05
まぁるいあれね ひより5*05/9/5 7:11
再会の日 〜’05 9月4日 上野水上音楽堂にて〜服部 剛9*05/9/5 6:44
題名のない詩炭本 樹宏005/9/5 5:08
_葵 悠貴005/9/5 5:02
「壁」プテラノドン2*05/9/5 5:01
「夢」2*05/9/5 4:55

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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