死体を埋める場所は昼間に
下見をして決めていた
夜、
スコップを担いで暗闇の中
斜面を
登る 腐葉土
というのだろうか
柔らかい土に足の裏がいくぶん
沈む
懐中電灯に紙の筒を被せた
....
孤独である
諦めている、静かに
幸せとか不幸せとか
ただ驚くのだ、
世界に自分に詩に一日に
オドロキは転がっているから
至るところに
オノレが在る、セカイが在る
光の一閃、 ....
愛するが故
私は孤独を売りさばき
手に入れた
愛に満たされた
しかし
それだけでは
足りなくなるのは
時間の問題だった
わたしは
まるで
愛の亡者のように
もっと ....
人々のたどった道筋はそれぞれ雨の筋となって、地上に落ちその内なる血液を放って自裁した。数限りない豪雨を経て、そのたびに数限りない道筋が死んで、やがてたった一つの命が産まれた。君よ、君という一つの命が産 ....
特に際立つことはなく
成績だって中の中
だけど何かになりたくて
選んだ
自称詩人なの
書いてみました
自称詩を
載せてみました
詩のサイト
イイねたくさん付いたので
やって行け ....
死んでいても良いよ
でもそれに飽きたら生きてみれば良い
なんで裸足で水溜りの路を歩くの
気持ち良いからだろ
馬鹿
別に慌ててシアワセをさがしまわる必要はないだろう
滅多に見つからないだろう
繁華街のくらやみに売ってる筈もないし
電信柱にぶら下がってる訳でもないし
自転車の荷台に乗っかて高速道路走り ....
うまいこと言いたいとか
いらんこと言わないとか
あまり気にしなくなって
うまいこと言えないし
いらんこと言っちゃうし
自由でいいんじゃないかな
各々そんな感じだから
当然まとまら ....
わたしをくるむあなたの器官を
海と呼んでみようと思う
なまあたたかい夜の渚に
白く浮かび上がるのは
何の兆候なんだろう
わたしは魚になってくるまれる
鱗のない最初の魚
満ちて、引いて ....
{引用=微風}
うすくなった髪をそっと撫で
朝の風は水色の羽ばたき
幼い接吻
この目が見えなくなっても
耳の底が抜け
全ての言葉が虚しく素通りし
鳥の声すら忘れてしまっても
変わらずに ....
焼き上げたパンを更に焦がす
それがウマイ
秘密は水
蒸気と共に焼き上げる
焼き上げたオトコを更に焦がす
それはオンナ
秘密は恋
無邪気と共に焼き上げる
○「今の世の中に足りないもの」
今の世の中に足りないものは
「話し合い」ではないだろうか
家庭での話し合い 足りない
学校での話し合い 足りない
地域での話し合い 足りない
職場での話 ....
なんか書くと
みんな自分よりよくものを知っていて考えてもいます
なんかを書くとだからのこるのは
こんなでも書かせてもらえるのだなあということだ
うわべを撫でてるだけのは見抜かれてしまい
泡銭 ....
母親のお腹の中では胎児だった私は
待機期間をじっと待って
晴れて産道を通り抜けた日の事は
記憶の黒板に何も書かれてなかった
果たして私の記憶の黒板に
最初の文字が書かれたのはいつなのか
....
連日連夜
不安にむしばまれてる
しかも
それは得体の知れない不安だ
私の家には狭い庭しかなかった
庭には花一つ植えてない
とは言え
私の頭の中は至ってお花畑である
お花 ....
僕は街にいた でも
結局 そばにあるのは 一日中
そんな何も覚えていなかっただけの日に
たしかに 咲いていた この花だ
真夜中が近づいている
ゆるやかな風が吹いている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続く
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た紫陽花の群落が
今頃青く光っている
風は優し ....
空の上界を目指して烏がゆく。
空の上界の玉座には、極楽鳥の羽根が飾られていると言う。
烏はそれを一目目に入れてみたかった。
羽ばたいて、羽ばたいて、はるかな遠みまで来たと思った時、
烏はそ ....
では
昨日も起こった茶番が
(正確に)
何であったかを示せますか?
あなたにとって 彼にとって
またおのおのに
どうですか?
明日 世界を測るために
背景にある動向を示しますか?
忘 ....
あまり知られていない砂浜
真夏でも来る人は少ない
砂浜に一歩でも入れば
砂浜時間になる
ゆっくり波の音に癒される
考えることを止めて
ただその場の環境を楽しむ
陽射しは暑すぎ ....
もはや全然
会いたくはない
不在としての人型が
まとわりついて離れない
聞こえなくなれ
声が
見えなくなれ
影が
話せなくなれ
何も
気づかなくなれ
光
冥王星が
....
優しく意識が広がるから
道行く人の顔は微笑む
光の夏が近づいて
揺れる青空は遥か霞み
優しく意識が溶けるから
見慣れた街は異郷となる
熱望
奮闘
挫折
再起
遮二無二
到達
失望
○「生きる意味」
生きる意味は
あるものではなく
各自自分で創りだすもの
あらかじめ答えが用意されている
学校のテストとは違う
○「学校」
学校というところは
知識や技術は教えるが ....
僕は見ていたことを感じている
思うことで見ている 風景を
この目に でも 僕は
感じている 思う 自分を
その夜私は心地良さに誘われ近くの公園をぶらついた
二十歳になったばかりだった
奥まった先のベンチには品の良い老人がひとり
横に立つ街灯の光に暗闇からほんのり浮かんでいる
よく見ると少し ....
いつかよんだ
すてきなしょもつのなかの
どこか
いこくのひろばには
しゅろのきと
みなみかぜと
なみのおとがありました
だれかさんは
ひとりぽっち
そして
まんげつでした
さあ
....
アンパンマンが凄いことは
分かった
わかったから少し黙っていてほしい
きみに言っているんじゃない
やけをおこしかけてるこの人生を
たしなめたいんだ
きみはいつも誤解するね
尤も
誤 ....
心 ギュッてして?
体 キュッてして?
今 まさに その時なの
時計の針が二人をジャマする
ヤキモチやきの時計だねって
二人で笑って
なんとなく
心 つねって
体も ....
緑をちぎって
すずしくわらってる
それなのに
きみの手は
熱いお菓子みたいな
においがする
なんにちも なんにちも
焦げついて
ただれるよ
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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