いつからかな?
誰かのぬくもりを
「感じたい・・・」
と思ったのは・・・・心の中のどこかが・・冷たいの。
いつも 強がっている私だけど
明るくしてる私だけど・・・ ....
季節は一冊の本にまとめられ
秋の頁をめくりながら
月明かりの下
あなたの言葉を
思い返すのです
秋の頁はとても長く
多くの言葉で
埋め尽くされているはずなのに
めくってもめくっても ....
音もなく
光もなく
感覚もなく
けれど
あなたを
感じている
一体
どうやって?
ボクにも
分からない
ただ
あなたを
感じている
....
瞳に映る星は 寒く
照り返す陽は 蒼い
…ここは何処だろう…
見渡す限り 大地はひび割れ
乾いた風に 朱く滲む
…きみは何処だろう…
つい今まで
傍らに君の温度を感じてい ....
銀色の刺に、凍える、空気は、
青い空の下で、
白い、息をつき、声がもれる、
頬の骨に、拳が石のようにあたる。
わたしは、
バラ線を後ろに、殴られる。
放り出された、ランドセルの黒い光。 ....
きょうも、あたしは消えました
開きかけノートをほっておいて
飲みかけのコーヒーをかたずけ忘れて
お風呂も洗うのを忘れて
「さよなら」
....
空が大地の蔭に入るゴールデンアワーに
むやみと明るい部屋で本を読む小心を
切り換えてみた。
新しい生き方はドアの前で踵を返したらしく
ディスプレイが
人目に触れることのないスクリプトをのうの ....
かちちん かちり
かち
かちり ちかり
かちり
かち か ....
もう一度
その無数の紅く小さい花々を闇に咲かせたシャツの下に
酔って赤らんだ白い背中で
僕に{ルビ凭=もた}れてくれないか
なぜ
君の背中のぬくもりを
もっと素直に感じなかっ ....
飛び込み台の上に立つ女
もちろん服は着ている
回送の飛行船が夕方のまぶたをなぞれば
陽は瞑ってシジミ売り屋が喘ぐ
学生は皆帰ってしまって
校庭には
スクールバンド部のトランペットと ....
目を閉じてもつづく光のかたち
夜を甘く噛むかたち
傷が傷を呼ぶかたち
ふたつの音がすれちがい
ひとつの声になるかたち
蒼にそよぐ蒼のしじま
ざらざらとつづく明るい道 ....
テンテン
赤い顔
肩に噛みつく
明日は
大津に
行くんだって
テンテン
緑色
優しくなる
明日は
牧師に
会うんだって
テンテン
白銀の街
手を取り合う
雪がやむと
帰 ....
他人を批判して
自己を正当化することは
とても容易い
ところが
詩を描き始め
自分を少し管理できるようになると
正当化どころか憂鬱になる
他人を批判することは
とても難解だ
....
Tシャツの裾おもいっきりひっぱってさ 君を振り返らせるの すき。
子どものままの君がじゃれるの すき。
少しだけ残る夏の香りをさ 目を瞑ってかくにんするの すき。
カーテンの裾が揺れ ....
きいてほしいことが
たくさんあります
しってほしいことが
たくさんあります
きかなくていいことが
たくさんあります
しらなくていいことが
....
いつからか 告白することも出来なくなった
僕は
かたい貝になったのだ
息をする時だけ 口を少し開ける
その一瞬だけ
世界に触れ 地球の一部を感じる
僕は 貝
君に触れるど ....
筆圧の高い私は
消しゴムで消しても
けしてきえない
言葉を持っている
ただ
その消えない
言葉は わたしの胸の奥にしかないので
消して消えない言葉だということを だれも知らない
....
ねぇ見て 不思議よね
こんなにちっちゃいのに
ちゃんと爪もあるのよ と
満ち足りた母親の顔で彼女は
小さなこぶしをを開いて見せる
アキアカネが飛び交う夕暮れに
生まれたから 茜
はい ....
人間が
犠牲の上で生きるように
世界は
戦争の上に幸福を創れる
そう独り言じみて呟き
少し
自虐的に笑って見せて
貴方
虚ろな目を伏せたから ....
さあカゴに何を入れましょうか。
歩き慣れた買い物道は私を安心させる
色鮮やかなフルーツと人なつこい売り子さんの笑顔
古くて腕あたりが柔らかなカゴ 私が育ってきた家庭
新しくて刺がまだ痛 ....
泣きながら
見上げた雲は果てしなく
二人の影を映してる
空の青さが辛い日は
君のために歌を歌おう
さよならと
微笑む君の細い肩
翼が生えているようで
....
成覚寺*の一軒隣り
全国チェーン店系列の喫茶店で
砂糖抜きのロイヤルミルクティをすすりながら
かつてここは
宿場町の 春をひさいでいたをんな達の
悲しい場所だということを思い出した
太 ....
夜空にはウシが瞬いていた
草原では干しが干からびていた
もう一つ出まかせを言おう
この袋には伝えきれないほどの
星が詰まっている
飛行船のように女は笑った
こうず まさみ
梅雨が明けると
辺りは緑一色
眼に優しいその色は
穢れを知らない少年のように
きらきら 輝いていた
ぼくは
緑の ....
イデーよイデー エンテレヒー おらこんな 洞は嫌だと 駆け出せど 妻子を置いちゃ 往けれぬつらさ
ルビコンを 敢て渡らぬ ソクラテス ルールはみんなで 決めたものだと
....
名前入りの口紅があるんだって
彼女の憧れのスター
ふっと 話し掛けると
知ってる と 真剣にみる
友達が注文するって 言うと
お願いだから私のぶんも と
一緒にすることにした ....
It's Friday and I wanna cry
Why do people hate? Isn't there enough hatred around?
Love and kindn ....
派手な服を着るのも
派手な化粧をするのも
あなたの目に留まりたい
ただそれだけのため
でも明るい彩にしても
あなたの目には映らない
明彩のつもりなの ....
漂う秋の船にのり 言葉の妖精と戯れる時間が好きだ
無限に広がる宇宙のように 言葉は胸の響きを照らし出す
言葉遊びをする僕は 自由の遊覧船に乗って羽ばたく
せますぎる部屋で ....
燃え上がるオートバイを祀る
そんな文化つくろうぜ
いっしょに
シュビドゥビ
シュビドゥバ
炎で宙に書き記すラヴレター
そんなやり方イカシてる
そう思うだろ
シュビドゥビ
....
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