いなか道をガタゴト行くと

 まちの空が 妙にあかかった

どこまでも 続く うすむらさきの青

 すぅっと すいこまれて

夕焼け お空も まっかっか

ふってくる星をか ....
あなたを 美しいと 思った 秋の日
秋の日
あなたは ものごとを わたしの肉に
染み込ますように わたしを 叱るのでした

わたしは 朝露を 飲むように
あなたを 識る

遠くに 近く ....
今日だけだよと
私の肩を抱き
今日だけだよと
遠回りした

「手はつないでくれないの?」
そういう私に
「また今度ね」
そう言ったあなた

今度なんてあるわけないのに
そんな優し ....
果てしない空のように 
果てしない海のように
平和は続くのだろうか

いや続かない
続くわけがない

皆 環境が変なのは知っている
皆 どうすればいいか知っている
皆 見たふりばかり ....
授業中 
机を自殺願望のポエムと病的な絵で彩ってやったわ
明日誰か慰めに来てくれるかしら
 
 足かせ 手かせ 金かせ
 せっせっせ

 よく働くね?
 お母さん 元気かい?
 しかし、不景気だね
 小泉さん どうだろうね

 あのね

 いや

 その

  ....
わたしがお風呂に入っているころ
あなたはもう夢の中

わたしが悪夢に苦しんでいるころ
あなたはもう会社の中

わたしが求人雑誌を広げ
血眼になって仕事を探しているころ
あなたは居酒屋で ....
横断歩道の手前で
車道を眺めている犬は
狼であった名残 輝ける毛並み
チロリアン模様の首輪をして
スタートダッシュの足を
地面から浮き上がらせている

過ぎ去る人は同じ思い
主人はどこ ....
窓を開けた瞬間
朝一番の風は
薄手のシャツを抜け
眠気交じりの肌を
下から上へとナゾルように吹いてきた

頬から
首筋
うなじへと
同じ風に包まれてゆくのをそのままに
まだ整えてい ....
「yes」といったら君が現れ
「no」といったら君が消える
 この二つの差というやつは
 生と死ほど決定的だ

 きみとぼくの間で紡がれる
 幾千ものくだらない現実描写

 食べられて ....
 
   晴れ待ちする恋人と
   くしゃみする長ぐつを履いて
   机の辞書のことは忘れた
   乱れたダイヤのバスが
   やっとやって来る
   疲れ知らぬ膝小僧 ....
 液体枯渇の脳に注射器を射す
 崖に落ちてく列車の窓に映った
 黒く変形した俺たちの姿


 微塵も穢れなき青空の雷鳴を
 恐れ
 物陰で怯える
 地面に現れた ....
いつまでも
優しくあろう
小さな太陽が
果てしのない流れの中で
一瞬間だけ
またたいている
どんなに邪険にしても
きっと魂が
引き寄せられてしまう
星に、石に、樹木にするように
虫 ....
彼は今日も昨日を見てる
汚れてしまったノートを 元に戻す消しゴムを探して
何でこうなった? 何処で間違った?何故あんなことを?

前なんて見ていられない
記憶の中の消せない自分に怯えてるばか ....
赤錆の目立つ時刻表のバス停に立ち
来るか来ないかの
微妙な時刻にバスを待ってみた


進路の前にバスは無い
順路の後ろに気配も無い


行く先も馴染みの無い駅の
名前の書かれた ....
アゲハのハネは夏の欠片
土の上にパリン 零れる小宇宙

落ちていたハネなんですけれど
日にさらされてか
ガラスのように かわいていて
リンプンは星屑しゃらんりん
本体は見あたらなくって
 ....
君のハナウタまねて
風に乗る自転車

目指すは君がいるハズの曲がり角

忘れていいことより
忘れたくないことのが多いから
いつもいつも胸はいっぱい

楽しいことだけを集めたら ....
あなたと夕暮れて
夕暮れの中で眠った

私の心は壊れそうだわ

寄り添いあうことはこんなにも難しいことだったのかしら

右手も左手も私のものではないみたい

悲しまないで
 ....
パパママごめんね僕はヤンキー

ブランキージェットシティーが歌う
そうだね
パパママごめんね僕はクソ野郎

星がよく見える
金さえあれば怖くないのにね
星がよく見える
煙草だって買え ....
時の住まう所は どこですか
チクタクと
なぜ 音がするのですか

暗くなれない地の中で
目覚めていない
ただ ひたすらなもの

天を知らなくても
地上を知らなくても
風を知らな ....
沢に野バラ

ぬるい風の吹く肌色の体温
夜の無自覚なアイラヴユーの爪痕

空想上の月の瞬きに立ちすくみ
幼児の髪は砂まみれで
月光は枯れ葉に朝露を宿す光点作る

沢に転落した車から0 ....
季節はずれの花粉のせいなのだと
説明する僕のことを

受話器のむこうで
君がくすくすと笑っている

きのう雨の中でけんかして
雨なのか涙なのかわからなく濡れたふたりが
いまはこうして傘 ....
光沢感のあるベロアトップスの列車が、
ボーダ柄の線路の上を走るシルエット。
三分も経たない内に、次の
大きな国旗形のバックルの形をした駅に止まった。
「ブーツイン」「ブーツイン」
小麦色し ....
なにかをしているはずの
この両手は
なにかをしている実感など
感じてはなくて
からぶる様な感触しか
伝えてくれなくて
誰かを求めて
必死に 無様に
縋り付くように伸びるだけで

あ ....
もっときれいな出来事が あってもいい


良い事をするのは
良い事だと教えられた 僕ら

悪い事をするのは
悪い事だと教えられた 僕ら

昨日のニュースで聞いた事
思い出したくない ....
風のなか聴いた
銀色小鳥の声

リィリ・ リィリ・

青い透明の糸になって
空にたなびいていた

リィリ・ リィリ・

風のなか一粒ずつの
光のうえをコロコロと
流れる曲線は
 ....
気配を感じて
虫の音が止む
一瞬

あなたが
嘘をつく前の
静寂に少し
似てる

(黙れ黙れ)

通り過ぎた茂みから
虫の音はまた響く

(疑念のように)

夜は
み ....
魚の形をした山脈。
冬ともなれば、日本有数の豪雪地。
あたりに人気のない山小屋の中で
なまはげがひそひそと話し合っている。
明日の献立は何にする、とか
お面の色を変えてみようか、とか
かぼ ....
眠れない不安な時間

神経が高ぶる闇の空白は眠気が来ない
暗すぎて路頭に迷いそうだ

何を信じていいのだろうか

人の言葉に惑わされぬように
やり直してきたつもりだったけど
 ....
油断したこころが
果てしなく遠いと
思ってしまうような
遥かなみちのり
それでも、歩いていくことを決めた
自分の足で歩いていって その果てにも着くと決めた
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
*落日*かおる2*05/9/21 21:13
秋の日tonpek...14*05/9/21 21:04
今日だけだよゆきお205/9/21 20:46
平和との時間トモ7*05/9/21 20:34
暇人の青春なすたろう205/9/21 20:22
あのね いや その炭本 樹宏205/9/21 19:39
わたしとあなた1*05/9/21 19:38
生き死の犬よkw2*05/9/21 19:22
いつか風になるLEO11*05/9/21 18:23
告白むらさき2*05/9/21 18:03
晴れ待ちする恋人とカンチェルス...105/9/21 17:11
4分39秒605/9/21 17:10
小さな太陽鏡文字6*05/9/21 16:04
今日を2*05/9/21 15:29
バス停にて銀猫24*05/9/21 14:52
アゲハこしごえ16*05/9/21 10:22
ハナウタ大西 チハル2*05/9/21 10:15
夕暮れ5*05/9/21 10:04
綺麗な核戦争[group]虹村 凌1*05/9/21 8:09
知らないもの砂木9*05/9/21 7:10
沢に野バラ瓜田タカヤ205/9/21 4:27
僕はくしゃみをするベンジャミン12*05/9/21 2:20
着まわし力抜群!この秋大活躍するトレンディアイテム続々登場! ...プテラノドン6*05/9/21 1:28
空虚感水島1*05/9/21 1:03
もっときれいな出来事がベンジャミン7*05/9/21 0:57
リィリ・1*05/9/21 0:22
夜の嘘uminek...7*05/9/21 0:12
なまはげ話プテラノドン1*05/9/21 0:00
リフレイン月邑 涙香005/9/21 0:00
旅路一代 歩2*05/9/20 23:27

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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