ねぇねぇ 今すぐ夜空をみあげてごらん!!!!
すごく すごく 月がきれいだよ!!!
すごく すごく 大好きなんだ
ねぇねぇ 今すぐ夜空をみあげてごらん!!!
ただの丸なのに すごくすごく美しい ....
その
ひぐらし
アコーディオンがたからもの
ヒトの喝采むさぼって
どこふく風のねなしぐさ
ゆらりと浮世をやりすごす
あれは
キリギリスとしんせきだったかねぇ
そ ....
月の夜にほろほろ酔い
虫の音聴いて踊り出す
モミジの葉陰の魔物たち
ヒガンバナが燃えてるよ
ワレモコウは眩しくて
そっと瞳を閉じている
秋の月夜はきれいだね
アケビの露を ....
5時の電車
嘘を吐きに待ち合わせる
触れている手は誰を思っている
囁く声は誰に向けられている
17時の電車
嘘が纏わりついて離れない
いっそ乗り換えの駅を破壊してしまえばいいの ....
夜、
白い、
薬局の袋を、
脇のテーブルに置き、
ベッドで、
眼鏡をかけて、
サティのピアノ曲を、
BGMに、
月が映し出される、
ビデオを観る。
海の、
おだやかな波を、
....
目に見えない君に唄っている
目を見れない僕に唄っている
何時かしらの心に突っ掛かる
彼
揺さぶっても起きない
叩いても息もない
だけど
....
ピーンポーン
神の・・
結構です。
ピーンポーン
新聞の・・
結構です。
ピーンポーン
ボランティアの・・
結構です。
ピーンポーン
....
正義が悪を倒し 悪は滅んでいく
子供でも理解できる理屈
だが戦場に悪はいない
銃を持ち 戦い 死んでいく両者は
自分達の正義を信じて止まない
正義が正義を殺し
正義は正義に殺さ ....
夏、真っ盛りの宵闇を切り裂いて
とりどりの色と散っていった夜空
が
赤ん坊
を
落としていきました
ぽ〜ん
ぽーーーん
ぽ〜〜〜--〜〜ん
ぽ
ぽ
ぽ
ぽ
....
幸せだよ
恵まれてるよ
わかっているよ
だけど いまのぼくには
「満たされない」なんて言葉が
一番しっくり来る気がするんだ
罰当たりだよね
たゆたふ明日にさようなら
今宵の星にお辞儀する
母上は魚を捌き
父上は機械を解体する
ワタクシは殻と戯れ幼児退行
「この球は割れないよ」
小さな赤子の澄んだ眼に
穢れを知ってさようなら
....
萎れてゆく花ではなく
1.「ゆびぬき」
でんとうの 咲いてゆく中で
ちくりと刺さるところを
そっとつつんで
もう無い
てのひらの形を
朝 ....
歩いています夕暮れ
空は赤くありませんでした
曇り空が何度目かの意識で
その姿を現しました
その下が
天王寺の駅前の古い商店街というか横丁で
腕を組んでパチンコ屋の前で立っている
お ....
今日の道具は冒険小説です
勇敢な主人公に心を重ね合わせて
胸わき踊る展開を楽しみます
時間を忘れます
臆病な自分を忘れます
今日の道具はマンガです
笑って泣いてまた笑って
楽しい平面 ....
君みたいな
君のような
君ぐらいの
君ほどの
君だらけの
君らへんの
君まみれの
君かぎりの
君まかせの
黄身づくしの
君らしさの
君荒らしの
君キ ....
藤根の
公民館の屋根の下
雨宿り
雨やみますか
恐らくは
白濁窓ガラス
その向こう側のアナログ時計
(さて そろそろかな)
毎日変わらず六時半
雨やみますか
もう すぐ ....
忘れてください、という言葉が本望であるはずもない
聞きなれた響きのトーン 違和感のある丁寧な言葉
別れは突然に来るから寂しいものではない
いずれ必ず来るものとわかっているものでもない
....
渋谷駅 東口
窓から自殺しようとした男の
背を 写メールで撮る人垣
電車の真ん中で吐いている男の
周りには ぽっかりと円が出来る
その目
目
目
ごく単純な好 ....
星、呑んだ。
だけど
わたし、光らない。
あの日、町が消えた
大きな揺れと火事のせいで
まるで戦争でも起こったように一面瓦礫の山になった
たった たったひとつの地震で 数千人が命を落とし 数十万人が避難した
・・・そしてみんなが絶 ....
石灰撒かれた道路の横脇に
死したサンゴ礁のビルが立ち並ぶ
昨日までは
窓枠にガラスが嵌められ
全てに明かりが灯っていたのに
今や
粉々に砕かれた透明な破片
玉をくり抜いた眼窩の奥
....
君のことを想うと、胸が苦しい・・・
一つ一つ僕を変えていくというのに・・・今この瞬間も
大切なこの想いをいつまでも育てると僕は誓うから
なかなか言えない「{ルビ好き=ふたこと}」
心の声よ ....
悲しいと言って
君が釣り糸に噛み付くから
僕はまた一つ疑似餌をつける
ショップに並べられた僕らの履歴書は
いつも濡れていて
釣り上げてしまったものを未来と呼んでも
誰も咎めはし ....
口にするのも躊躇わレ
遥か遠くに捕らわれて
睫毛も折レルこんな夜
カタク眠りについた末
そこに見えたものなラバ
其れは全てホンモノで
「脈が感ジられない」と
云ひつつ吾が弟は
麗しキ忌 ....
こぼれる。
一滴と一敵。
てきが足りない。
わたしは みにくい獣だ
鋭利な刃物を知っている
(わたしの爪はいつも)
鋭利な言葉を知っている
(やわらかな皮膚だけを)
鋭利な視線を知っている
(傷つける)
みよう ....
しとやかに咲く花の雌蕊を
ひと撫で
ふた撫で
愛の甘い誘惑は
心の隙間を逃さない
あなたは踊り子になる
薄塗りのなまめかしい曲線を
チュチュの爪先でなぞれば
そこは倒錯の天蓋
....
瞬きもせず
震えもせず
怯えもせず
淡々として
沈むものと
浮くものと
漂ふものと
秘めやかに
貴方の瞳を
此方の瞳を
彼方の瞳を
映し出すは
夜暗の水面
炎天の下
雪兎一匹
気紛れで生まれた
雪兎一匹
我を見つめて
涙が一滴
真夏の雪兎
溶けてそれきり
ある日 目を覚ますと 部屋がメロンパンで溢れ返っていた
「なんじゃこりゃー!メロンパンの逆襲も ついにここまできやがったか・・・」
部屋を見渡してみる
部屋いっぱいのメロンパン
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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