今日は人生最後の日
これが人生最後の出勤
人生最後のコーヒー
人生最後の朝礼
人生最後の授業
殉職というわけ
人生最後の説教
歴史に残るかも
人生最後の昼休み
人生最後のおにぎり
....
寂しい夜は盛り場に出て
物憂げな顔の女を抱いた
日銭を稼ぎ働く俺は
憧れだけで故郷を捨てた
ふるさと遠く流離う俺は
帰る当てなく安酒あおり
名前も知らぬ住まいも知らぬ
行きずり ....
眩しい
失速
センチメンタル
齢
カケラを探していく
旅のような、、
最後
パズルが完成するような、、
そんな気がする
いびつな形のピースは
少し意地悪で
わかりにくい所で
私を待っている
辛い事があ ....
いま 生きてるって事が
素晴らしくて
いま 息をしているって事が
奇跡で
こうして読んでもらっているって事が
何かしらの縁で
なんか導かれてるんだよね
神をも超える何 ....
サザエさんの一家ならソフトウェアにしのばせて歩けるやさしい世代だからわかるよね。 クレヨンしんちゃんのママなら浮気してもいいかな。セクシーで小股キレそうだから。あとで毒を盛られてしんちゃんのしてや ....
あなたはわかる、と言いました
わたしはわかられた、と思いました
花が咲き乱れ、天国の鐘がなる
果てのない全能感、無敵です
もはや孤独ではないのだから
なんでもできることでしょう
背 ....
僕は見ていたのだ
でも 遠い街を
部屋で かつて 子供の頃に見ていた
おぼろげな景色として見ていたのかもしれない
僕自身であることで感じていたのだ
僕の昔耳にしていた音楽のように
何も存在 ....
果てしない天海
月は彷徨う
青白い光が染めて
時間の滴をまとい
徐に揺れる波間
海鳴りは語りかけ
吐息が寄り添う
砂浜にひざまずき
一粒一粒を愛でて
ふたりだけの砂の ....
ああ
初々しい顔して
夜が来た
ひんやり涼しい
風も吹く
向かいの家では橙の
灯りが点り
人影が
それは忙しく動いている
わたしは独り寝の床を整え
さっきからじっと座っている
昼 ....
一喜一憂してたって
始まらんぞい
そんな一つ一つに
かまけてられるかってーの
そんな気にしてたら
身が持たん
もちょっと
肩の力抜いてこ
なにも
とって食われ ....
爛熟
革命
腐敗
一新
繰り返す
普遍
不変
この世界の終わりを待ちくたびれるより
自分の世界が呆気なくお終いになるよね
人間は便利な機械を次から次へと作るけれど
そのうちに人間そのものがキカイになってしまう想像が
ついているのかな
....
他人のシアワセは嫉妬するだけで
自分のシアワセに変換するなんて
それこそ神業だから
それが出来る人は自分のシアワセを
よほど持て余している人だから
俺から言わせたら
ふざけるな
....
あのよ
そっぽ向いてて
そっぽ向いてて
よそ向いてろよベイビー
僕が好きなのは
いいと思うのは
君の横顔だけ
こっち向いて
笑ってくれるな
くそったれ
あのよ
寝 ....
考えている 詩の文章に 目を閉じている
車の窓の 遠くの方から 音がしてくると
僕はまだ少なからずの友達がいた頃を思い出すのだ
窓を開けて 部屋の中から 顔を見せては
感じていた 生きているこ ....
信じてほしいなら
君から私を信じて
いくら利用されたって
私を信じ抜いて
まずはそこから
まことしやかな雑念も
ふざけたニュースも
アンテナが避けて行くから
気づい ....
こってるでしょ?
肩もむよ~
やけに優しいじゃあん
なんか
良いことあった?
と、同期。
勘づかれて
ちと
ハズイ
いや~
それがさ~
三年ぶりに
彼氏出来てさ~
....
テレワークの推進で、
在宅が増え、残業が全くなくなり、
水曜日と金曜日が定時退社日なので、
帰りに映画館に行く。
本末転倒なのかもしれないが、
政権のやってることだって全て本末転倒な ....
よる
あふれる
かなしい
ゆめだけ
あさ
こぼれる
かわいそう
ことばだけ
ひる
みちる
うれしい
ひかりだけ
みしらぬ女性に
あいさつした
「知っていますよ
あなたの事は」
と彼女はいう
ぬるっと
眼球が飛び出し
アジサイの
葉っぱを
はって
溶けた
....
ボビーフィッシャーの
魂の60局を買って
海の見えるコーヒーショップで
柚子と蜂蜜のドリンクを飲みながら
(コーヒーが嫌いなんだ)
眺めている
確か、トラゴンタトゥーの女が
心を許した保 ....
感覚する、
風の通り道、雨の匂い
そのたび新しい自分がいて
ぼくは大きく手を広げる
この広大な地球の上で
この肉体を抱えながら
笑っている泣いている
すべて愛しい日常些事
一つ一つ噛み ....
かまくら
笠地蔵
寒椿
微風
結婚して家族持ったら
家が欲しくなってしまった
ローン組んで家を買った
それからローン返済が優先順位一位になった
ローン組んで家を買ったら
生活が地獄になって
前が見えなく ....
おまえは、哺乳類だし、ミトコンドリアと共生してもいる。なるほどお前の予感はこういったものだ。たとい愛は滅んだとしても我々には科学がある、と。
おまえは、おまえが自分の事をおもうほどさほど悪くは無いの ....
ぜんぶかなしい
みようによってはぜんぶがです
メーテルがねむる冥王星のしんとしずまった氷の平原にみんないる
そうしてひとつずつの青白い炎がぼおっと点って
それらはまじわらない
ひどく ....
昔一人で
新木場アゲハに出かけた夜に 僕は
踊っていたのだ 狂ったように
一体あの男たちや女たちはどこに行ったのだろうか
暗い海の底からはい出た 朝もやの中を そして
一人で 銀座線に向かっ ....
二元論で交わしてる
冷たい僕らの関係に
尻尾縞々の猫が水をさす
なんだかあんたらは
拒絶し合うように言葉を選んでる
ニャー
猫の言葉はわからない
雲って知ってる?
空にあって
....
土曜日にみんなが遊びに来た
ナイロン袋にいっぱいに
飲んだらそのまま死んじまいそうな酒瓶を
めいいっぱい詰め込んで
そのうちの一人が言った
一番のっぽで
一人っ子で生まれてから毎日 ....
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