いつか日々を掴んだ時に
届けたいものがたり
ゆめうつつの中
何度でも立ち止まる

やがて色に散らかった朝がきて
君は数え切れないほど瞼を開けたり閉じたりして
突然振り返って俯き加減に笑う ....
天神様の 秋祭り
出掛ける空は 青高く
吹く風 先っぽ 心地良い


今日はおめかし リボンのついた
私の好きな 赤いワンピース

隣町の 天神様まで
お姉ちゃんに 手を引かれ
お ....
幼い頃から
死ぬことが
怖いくせに

いまでは
生きることも
とてつもなく
怖いんです
中国に住む僕のおじいちゃんは

ボロボロだけどしっかりとした舟を漕いで

川を下るのが仕事です。


さすがに漕ぐのがすごく上手で

コースどりも強かで

僕も一度乗せてもらった ....
剥きにくい茹でたまごの殻を
無理やり剥いてやる


ボロボロに崩れた茹でたまごは
僕らの関係と一緒だな
つるんとした君の頬を愛したのは
遠い昔のお伽話
だから
「もう秋だなあ」なんて ....
波紋の中に波紋あり
中心で蠢くものを鷲掴み
掌で光合成するツートンカラー
「モチベーションは何ですか?」
頷く森の梟よ
私は首が回りません
 
 この星で独りで生きて行けると言う友人がいる
 クールで独り遊びにたけている

 僕は寝る前の ひとときが大嫌いだ
 嫌悪を感じる思い出が枕もとで囁くからだ
 
 心がこれじゃダメだ ....
倒れて佇む静かな兵士
鼓動も呼吸も途切れたままで
過酷な大地の腐敗は進む

スレンダーボディが自慢だった若い兵士は
その面影を微塵も残さなかった
生きていた証さえ残せなかった
彼と一緒に ....
私の夢は
気球に乗ること
みんなでね

みんなのお顔
ひとつひとつ笑ってる
金魚もハムスターも
みんなみんな
一緒にいた命は
みんなで笑ってる

みんなで気球に乗ろうね
こころ ....
 わたしは草むらに腹這いになって、銃を構えた。そして撃った。一発の銃弾は疲弊しきった夜のトーンに青白い軌跡を描くように思えた。が、途端に見えなくなった。母音と子音が互いに身を擦り寄せ始める。それはわた .... 無数にある選択肢の中から
どれを選ぶべきなのか
常に迷う

些細な決断のひとつが
その後を左右する可能性

また、

どれを選ぼうと
同じなのかもしれないという
諦念

“正 ....
空が光った 雲に残った 君と作った 今は止まった

打ち上げられた君が夜空へ
百万人が見上げた光だ
思い出残せる花火が夜空へ
ぼくの隣に君がいない夏だ
打ち上げられた君が夜空へ
百万人が ....
いきている
じょうねんの
むきだしの
よる
みどりごがないている
いきなかったきみのために

さらけだされている
かたくみをしずめている
どちらだ
どちらでもある
あんまりこころ ....
そのひとの名は やさしげでありました 。ほっそりとやさしくあさの匂いがありました。うつくしいところに およめに いかれるでしょう。ききょうの ようなひとです。
大和なでしこというけれど わたしは ....
あなたがその一歩を踏み出すだけで
息をするタイミングをちょっとずらすだけで
案外 運命なんて変わってしまうかもしれないよ
      それなのに
その喜びを その出会いを その悲しみを その涙 ....
お母さん
もしもあなたがいなければ
私はいまココにいない

お父さん
もしもあなたが違う人を選んでいたら
私はいまココにいない

いてくれてありがとう

結ばれてくれてありがとう
 ....
兄、あるいは姉と呼ぶべき
生まれなかった命にむけて

もしかしたらこの時代は
貴方たちの手で変えられたかもしれないと
そんな期待を寄せるわたしは
我が侭だとわかっています

 ....
俺は
男なのかどうか考える
男とはどういうものか考える
男とオスの違いは何だ
俺は男かオスか
俺とは何だ

しかし俺は俺だ

私は
女なのかどうか考える
女とはどういうものか考え ....
{引用=二宮町は神奈川県西部、小田原市と大磯町の間に挟まれた相模湾を南に臨む総面積約9.08平方キロメートルの小さな町。人口約3万人強。町名の由来は、町西部にある川匂神社が「相模二の宮」とされたことか ....  去りゆく季節は せつない
 迎える季節は 夢みがち

 それぞれに抱えている 命の灯火
 たとえ それが消えてゆくうつらなものでも
 たとえ それが意味のない土に帰るものでも
 それは  ....
犬が鳴いている
と書いた瞬間
何かいのちが死に絶え
また生まれるような気がする

書くことは定義不能
生きている毎日が
戦いだ

誰のため
自分のためではない
存在そのもののため ....
人間はだれでも
背中に羽根を持っているらしい

でもそれは
どちらか片方だけで
そしてもう片方がピッタリ合う人を
ずっとさがしているらしい

二人で一つになるように

貝あわせのよ ....
大好きだよ
あなたの瞳も微笑みも
大好きだよ
あなたのしぐさややさしさも
そしてね ぜんぶ私の宝物
あの日 は もっと
懸命過ぎていた ような

だから
とっても よく覚えているわ

風を




気のせいかしら

いつの間 に

気のせいかしら

和らいだここち  ....
おぼろげな遠くの山々
小高い丘の工場
道路には適度なゴミ達
思っていたよりは綺麗な川

僕の目の前には踏み切り

太陽は曇り空越しに
月は曇の切れ目に
宇宙ステーションは丁度真上だろ ....
背を追いたてる響きがある
歪みを映す光がある
遠い道から見つめるものの目
暗く乾いた熱のような目



異なる滴は異なるまま
鏡を流れ落ちてゆく
やわらかくはならない
 ....
我々はシャア・アズナブルだ

とか
そんな台詞で始まる
声明文読み上げてみたいな

ハイジャックなんて
めんどくさくって
あぶなっかしいことは
したくない
家族に迷惑かけるのも
 ....
ぽつんと地面におりたった
しずくはクラウンに砕け散って
淋しいな
君が いない


つないでた手のあったかさ
今は枯葉と握手して
捨て猫なでる手いとしくて
君が いとしくて

 ....
タクシー未満の部屋を
間借りすると
運転手がいません
タクシー未満の部屋なので
運転手未満の僕がいます
それから線路のように
どこまでも間延びした
顔の恋人
そのために僕は ....
体は地面の上を這いずりながら
目玉だけが空に浮かび
角度をつけて
全てを見下している

視線と思考はつながりながらも
どこかでその一致を恐れ

もがきながら空に手を伸ばして
元に戻そ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
猫の距離305/9/27 13:20
遠いきおくしらいし い...22*05/9/27 8:32
震える水島1*05/9/27 8:16
おじいちゃんと劉備ブルース瀬戸...11*05/9/27 7:24
ボイルドエッグ恋月 ぴの16*05/9/27 6:15
ふらすとれーしょん唯浮205/9/27 4:05
弱き者炭本 樹宏305/9/27 3:09
僕はガリポリを知らなかった士狼(銀)6*05/9/27 2:21
気球に乗ろうね2*05/9/27 2:07
密猟黒川排除 (...005/9/27 1:27
ロールプレイング on the sea一代 歩1*05/9/27 0:59
夏光花火打上くれいじー・...105/9/27 0:11
あくむ石川和広2*05/9/26 23:49
その人のなは 。 すぬかんなが...505/9/26 23:40
運命徒歩5分0*05/9/26 23:21
HAPPY  BIRTHDAY成実305/9/26 23:01
生まれなかった命にむけて[group]ベンジャミン20+*05/9/26 22:59
ki0*05/9/26 22:57
組詩「二宮」岡部淳太郎7*05/9/26 22:18
明日に瞳をむけて炭本 樹宏11*05/9/26 22:06
絶句石川和広8*05/9/26 22:02
羽根ゆきお005/9/26 21:51
愛する人へトモ2*05/9/26 21:29
和らいだ風に宛てて千波 一也5*05/9/26 21:13
僕の町ススメ205/9/26 19:01
午後と鏡木立 悟805/9/26 18:11
赤い彗星大覚アキラ5*05/9/26 18:09
「ふたり」くるす0*05/9/26 17:54
間借りたもつ1105/9/26 16:42
見下す2*05/9/26 15:53

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