雪融けのせせらぎが
草木に沁み込む速さで伝わる春

ひらいた花のはなびらが
舞い散る中で見た空の
青さを呼吸するような夏を過ぎ

虫の声に名残匂わす
涼しさにはほんのりと憂いの秋が
 ....
心の海は
?ジエチルエーテル?
醜い嫉妬は
?火打石?
カチリカチリと…
追い詰められた
時間は短い
導火線
軽い火傷か
重症か
逝くか堕ちるか還るのか
粉々に散ってゆくのは…
 ....
茹だるような熱さの中に見た イメージ

臭覚がすこし鋭くなって 味覚が すこおし残る



あまい あまい イメージ

まず 前を向き直って
 
まず 光を浴びて

あたたかな ....
出ずる日ノ元に生まれた
それを誇りに思うか否か
他の色と混じり合う国をみたのか
それは一つのユメだったのか
込み上げる思いは胸に
闇雲に生きるとは何だ?
もう決めたとソレらは云 ....
斜めにモノを見る
という言葉を
初めてきいたのは
いつだったか

気がつけば
斜めにモノを見ているような
最近の自分
ショパンね
午後のダージリン
微睡みの中に
小さじ一杯の冒険心?
それとも
ただの気まぐれ?
スコット君(文鳥)に問いかけたら
肩をすくめて
ナ・マ・イ・キ
わかっているの
 ....
たまに都バスに
揺られて
目的地を決めず

地面と近い
おおきな窓から

東京の景色を
楽しむことに
している

山のような
仕事を持ち帰って

いざは ....
 当たり前のように過ごしていた
 それは奇跡の連続で
 僕には身にあまることだ

 人生と言う生き物に
 命を吹き込んで
 群集のなかでも生きていたい

 ウイルスが散乱している世の中 ....
帰りたい。
思い浮かぶあの場所に
あそこに帰ってきたい。

発光ダイオードの青白い光が
紫煙の流れを浮かび上がらせたあの場所

幸福な孤独のなかで
それをそうとは知らず

ぼんやり ....
空いている電車に乗り 席に座る
駅に停まり 駅を通過し
また駅を通過し 駅に停まり
車内は次第に混んでくるが
他の席はどんどん埋まってゆくが
私の隣はいつまでも空いたまま
誰も座ろうとはし ....
思慮深い顔を装っているが
頭にあるのは
前に座っている
一般的にハンサムであると
定義されるであろう男の
股間のふくらみであるなんて
誰も気づかないのは
幸いであった

輪切りに ....
大切なものを失くしました
良く晴れた日のことです

まだ記憶だけが鮮明に残っていて
もしかしたら

あなたのことかもしれません

それはそれで
とてもいい歌だと思いました


 ....
猫に追われたネズミが、
Oの形をした穴の中へと逃げ隠れた。
はみ出していた尻尾のせいで
Qに見えなくもななかったのだが、
はたしてそれは問題となるのだろうか。
答えは猫の胃の中だというのに? ....
毎日毎日好きと言いたい
毎日毎日キスしたい
毎日毎日彼の笑顔が見たい

毎日毎日好きと言われたい
毎日毎日キスされたい
毎日毎日私の笑顔を見せたい
身体を切って
心臓を取り出して
どうか
その胸で温めてほしい

それ以外
この寂しさは
埋まらないような気がして。
太陽は酒屋と薬屋の間に落ちてゆく
毎日毎日、同じ場所。




向かいの絨毯屋の主人が
店先に出て夕日を見ている
交差点でとおりゃんせが
弱弱しく流れる
売れ残りの飴を ....
 
冷蔵庫のせせらぎが
耳につくほど
今夜 静かな孤独を味わおう

見たもの聞いたことが
まったく無駄になるほど
自分の鼓動を感じていよう


気がつけばいつも生活は
まるで ぬ ....
例えば人が死んだ後、死ぬ前と比べて
21g軽くなるという話が本当ならば
わたしはわたしが、君に出会う前と出会ったあとでは
21g以上、魂の重さ、違うと信じているよ
 僕の飼い猫は
 愛想がない

 ただ寝て
 ただ食べて
 ただ走り回って

 僕より
 偉いのかもしれない

 僕より
 かしこいのかもしれない

 僕みたいに
 人に
 ....
三日坊主の

日記帳は

何冊も

何冊も

重ねられ





朝陽が見えない。





そのくせ

きっちり

束ねられ



崩れ落ちる ....
生きることの意味を
探し求めるなんて
不毛すぎると
もう わかったから

だから ぼくは
やりたいことをやって
やらなきゃいけないことをやって
なにか目指すべきものに向かって
まっす ....
かちにげはずるい

9月は考え込んだ
8月のやつったら
いい思い出だけ残して
いっちまった

かき氷
カラコロ、下駄
「髪型、かわいいね」って言ってた
あの人・・・
カエルの鳴き ....
地球はまるい形をしている。
けれど
ちっぽけなわたしから見れば
それは
反り返った
わたしの存在ごとはじく形。
居心地のよさを求めていただけの
軽い空気を消し去った
四文字の意味を考えていた
最近この景色に足りない姿を探してばかりいる

手帖に書き残された君の字をなぞっては
所々の記憶をたどる

 ....
わらう
あなにむかって
ここはおうのしま

おうゆれる
まゆーん
まゆーん
びしゃ

おうはあつい
おうはわらわれている
かしんどもから
まるでしんだねこみたいにやわらかいのに ....
心地よい風が吹き
国道近くの喫茶店は
おしゃべりで満たされてる
空気みたいだった
あなたとの時間は
あのあと一年くらい
続いたのだったかな
だからそう
まだ大丈夫
とてもリアルにあの ....
わたしたち
しんだひとのこと
わすれちゃった
おぼえていても
きえてしまうの

だからもうゆめもみないし
うまれてきたものだって
ふくざつなの

あやしいおしえはないけど
かわい ....
アンダルシアが死んで 20日経った

とても短い生涯だった

アンダルシア
今度は何処へ行くつもり
一つだけ買ったパンを 二人で分けて
アンダルシアの贖罪だって 笑った

アンダルシ ....
 
 友達も恋人も帰ってしまった
 雨はしらないうちに止んでいる

 ついさっきまでの
 喧騒が嘘のように
 部屋の中は
 パソコンのビィーンという音以外
 何も聞こえない

 突 ....
終わりだ
と思っても
まだまんなかだったりする
ずるいよ、世界は
球形なんだ
トップもない
ビリもない
ただ人々は
人々のまんなかに
いるだけ


嗚呼、
世界のつぎ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
リレーする季節ベンジャミン11*05/10/3 4:03
ココロノ〝ドク〟唯浮205/10/3 4:01
イメージRee.005/10/3 3:11
ニッポン005/10/3 3:10
///一代 歩2*05/10/3 2:53
山の手Monk405/10/3 2:43
都バスなかやまそう305/10/3 1:47
気づかなかったもの炭本 樹宏505/10/3 1:10
リターン一代 歩0*05/10/3 1:05
私の隣に幽霊が座っていた[group]岡部淳太郎17*05/10/3 0:59
脳の詩むらさき0*05/10/3 0:58
僕は今、そんな歌をうたうベンジャミン7*05/10/3 0:29
Questionプテラノドン2*05/10/3 0:10
幸せ☆ゆずっこ405/10/2 23:51
.杉田蝶子505/10/2 23:47
夕焼け小宮2*05/10/2 23:20
冷蔵庫のせせらぎ夜景105/10/2 22:48
グラム眠離005/10/2 22:34
猫ちゃん炭本 樹宏305/10/2 22:15
ki1*05/10/2 22:15
理由水島1*05/10/2 22:07
かちにげふるる9*05/10/2 21:42
地球005/10/2 21:40
残像(序)」薬本 祝人205/10/2 21:27
うそのこどく石川和広3*05/10/2 20:49
午後のリビングでのリアルチアーヌ405/10/2 20:38
のろい石川和広10*05/10/2 20:38
アンダルシアの贖罪第2の地球205/10/2 20:31
炭本 樹宏4+*05/10/2 19:38
まんなかピッピ1305/10/2 18:51

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