左肩に星のかたちのタトゥー
唇にはフランスの煙草
彼女はいつも退屈してる

なにもかも
呆れるぐらいあっという間に終わっていくから
暇つぶしにもならない
そう つぶやいて
彼女はテレビ ....
この線の向こう側
何があるの

向こう側では
何が起こるの

越えようか
越えよう

怖くても
ふたりで
今日、ひこうき雲をみた

青空に映る一本の白い軌跡

もしかして…
もしかして?

振り返ってみたけれど、

わたしのひこうき雲は なかった。
あの明け方の近づく感じ
夜が行ってしまう悲しみ
健全な朝がやってきて
自分のなかにあるか細い、でも重要な何かが
勝手に構えてしまう
このせつなく甘い一瞬に
きみといることを望み
すぐに否 ....
タケヤガヤケタ!
新聞紙をひろげたら
焼けたのは竹野の外れ

焼け爛れたタイヤが燻り
きつい硫黄の匂いが林の
中にしつこく漂っている台所で
焦がしてこびり付いた黒こげの
手鍋の底を ....
                   
一昨日の日本GP
500ccレースのファイナルラップ
最終シケインの突っ込みで
阿部典史は、
後輪が滑ったから抜かれたと思った
だけど、K ....
吹かれるように手を振る
ススキの群れの中に
枯れて埋もれていきたいと
いや、そんな最期のために
生きていきたいのです


西風が波を走らせて
遠泳の息継ぎのように
{ルビ水面=みなも ....
鹿になりたや
そして逃げたや
小さな紅葉の降る頃に
紅いその葉をなお紅く

鹿になりたや
そして逢いたや
いつかの昔にかいまみた
綺麗なひとみの山のひと

鹿になりたや
そして越 ....
急に雨が降り出して
道路を水玉模様が
バラバラ攻撃

背広をきたおじさんが
新聞を頭にのっけて
横断歩道を走って渡る

スーパーの店先では
従業員がマッハの勢いで
商品にビニールを ....
嫌な事とか 苦しい事 つらい事からは
逃げたって良いんじゃない?
逃げ切れればそれで良いじゃん!!
逃げ切れるようになれば
再び嫌な事が襲ってきても
もう怖くないよな
また逃げ切ればいいん ....
君の手足が凍えぬように
僕が歌おう 讃美歌を

君の中身が傷まぬように
僕が歌おう 讃美歌を


・・・まるで粉雪の舞踏。


君の耳目を捕らえるように
僕が歌おう 讃美 ....
もしもあなたが暇ならば
思い出話をしましょうか
それともダンスをしましょうか
私ができるは マイムマイム

下らないことだと 言うけれど
何もしらない 私には
思い出話がすべてです
全 ....
高く澄んだ青空の下
広い芝生の上
この細腕には少し重いベンチを
歯を食いしばり運んでいた

色とりどりの枯葉が無数に敷かれた
穏かな秋の陽射しに影を伸ばす
あの{ルビ木陰=こかげ}まで
 ....
余剰がこんなにある
泥(なず)みっぱなしの義務を捨てたら
珍しく穏やかな内面は
傍らに望んでも、
在り得ないその人物と事実を考える時、
直線を見た気がしてた

混沌に佇んで
昏睡みたい ....
もっとあなたの声が聞きたいと
もっとあなたの側に行きたいと

パソコンの画面をずっと眺めている

あなたの顔を見て

あなたの声を聞いて

あなたの肌に触れて

今まで『特技』だ ....
音に
色がついて
届く
届く
ぼくの耳に
君の耳に
ほら
きこえるでしょう
極彩色の音楽が
君のために鳴っている
色鮮やかな音楽が
さあ
涙をふいて踊ろうよ
極彩色の音楽が
 ....
冬になるまで待とうと思う
ひとに頼るのは恥ずかしいことだから
未必の故意を事務局は騙り
少し冷たい手を僕は今日初めて握る
亜活字離れしたくなる今日も、もうすぐ終わりですねあーあ、なんか適当にくっちゃべってなまらわやなこと考えて見ても
結局は一件取ったか取らないか景品はMP3プレイヤーでサイコロ振って沸いた豪華お食事券 ....
 朝 起きると 置手紙

 内容はたいした事じゃないけど
 
 急いで書いてる姿が

 目にうかぶ

 白地にピンクの文字
 
 ただ一通の置手紙が

 僕を暖かく包む

 ....
おまえは じまんの おとうとだった 。 いつも うえをみあげては いっしょにさんぽをしたね お前が しんだとき 不思議なことが あった おんがくが 自然になったのだ 。 おまえは すこし クスクス わ .... ワンピースの少女が飛び降りて、世界は初めて死にます。
上の方から崩れ落ちていく世界を掻き分けて、ワンピースの少女は落ちていきます。

泣いても良かったのです。

人々は叫びながら逃げます。こ ....
今日は にくだんごを 見にいった

友達が にくだんごを うんだのさ
それは麗しき にくだんご

にくだんごの 表情は 毎日変わる
気張ってみたり 眠ってみたり ばたばた動く

にくだ ....
大きな 大きな 賭け
あっけない 幕切れ

ようこそ 終わりへ
震えさえ 起きやしない

あぁ すべて 飛び越えたい
まぁ そのあとに 落ちてしまうんだけど

あぁ すべて 突き抜け ....
僕のお母さんからは ロケットが出るんだ

小さい頃 そう歌ってた記憶がよみがえって来たんだ

作詞も 作曲も 全部僕で
ずっとずっと、歌ってた気がする

僕のお母さんからは ロケットが出 ....
真夜中に目覚める 太陽は嫌い
黒い服をまとう 街灯にも照らされぬよう
指輪が割れていた 涙も枯れていた

ライフジャケット 右のポッケにはジッポ
この気持ちを
誰かに
聞かれたのなら
どう私は
応えればいいのだろう

私にさえ
私はわからないというのに
あなたに
私の何がわかるというのか

ただ
ただ孤独という悲しみばか ....
止まっているように

スイスイと流れる

蜻蛉の秋


確かなものなど

なにもないのだ
(その1 時計屋のおじさん)


裏通りにある時計屋のおじさんは、まるで手品師みたいに器用だ。

おじさんの大きな手からは想像もつかないような、ちいさな部品をちょこちょこといじると、さっきま ....
借金で成り立つ巨大な貯金箱を
首から提げているのは
老者か子供
巻き上げられるのは納税層の
若者か中年

ヒステリックな女が裂いた
羽根枕の残骸を
アジアンチンピラに殺害された
家族 ....
街のすみの
白い白い花を
夜へと向かう暗がりのなか
したたる滴を追うように見つめる


からだが少しずつ咲いてゆく夜
時間と穴と痛みたちの夜
すべての窓と見つめあいなが ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
BOREDOM大覚アキラ105/10/5 3:05
白線の内側一代 歩005/10/5 2:07
ひこうき雲砂子 みさ005/10/5 2:01
夜の果て一代 歩1*05/10/5 1:41
椋鳥[group]あおば3*05/10/5 1:28
ノリック優勝[group]3*05/10/5 1:21
わたりたりぽん(大...14*05/10/4 23:52
鹿と女紫乃7*05/10/4 23:42
急に雨が降り出してうめバア1*05/10/4 23:38
逃げるが勝ち徒歩5分105/10/4 23:36
讃美歌MOON005/10/4 23:29
顔のないアルバムヒビノナコナ005/10/4 23:27
秋の呼び声服部 剛8*05/10/4 23:21
黄昏時眠離205/10/4 23:20
本当ゆきお105/10/4 22:31
音と色きっこ305/10/4 22:04
フォークダンス吉岡孝次105/10/4 21:42
武烈から今日チQ105/10/4 20:51
一通の置手紙炭本 樹宏205/10/4 20:44
くろーばーと ねえちゃん 。 すぬかんなが...305/10/4 20:34
せかいのおわるときさいらと505/10/4 20:17
にくだんご[group]アザラシと戦...3*05/10/4 19:53
FALLワスター005/10/4 19:36
ボクのお母さんからはロケットが出るんだ仲本いすら11+*05/10/4 19:00
右のポッケ末吉剛士 (...005/10/4 18:17
In Diesem Wetter春日野佐秀5*05/10/4 18:09
蜻蛉の秋6*05/10/4 18:02
シリーズ「おじさんと僕」1ベンジャミン9*05/10/4 15:19
赤い羽根共同募金kw1*05/10/4 14:47
いろ てまねく いろ木立 悟905/10/4 14:30

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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