ぼくは何も望んでいないと
言っているけれど
それがほんとうなのか
本音なのか
最近分からなくなってきました
立ち上がることもせず
座り込んだまま
なにもかもをあきらめて
それでも ....
愛妻 鏡像の窓ットの外・A棟とBeeと兎の塔erからのシャワー
リ兎る・コカ韻の降下のL-ine.結婚更新曲は放心の淫業三代
瞳孔Sun大!の愛妻とinkを栽培in紙上でトゥインクルな文ショウ
....
砂の絨毯に寝転び
星々の海に身をゆだねる
金色に輝く衛星も
海に浮かぶ島の一つ
私は一人で口ずさむ
母が詠ったあの詩(うた)を
あなたは感じることができますか?
あ ....
しにゆくものなんです
ぼくらは
それだけなんです
ぼくらは
それしかじょうけんが
ないんです
そんなにむづかしいですか
かいひはいりません
しにゆくものということだけなんです
わ ....
2個で150円、
の うたい文句につられて買ったそれは
避暑地の出来事のように
ふわふわと軽く
わたしを照らし
黄色く、寄りそうのでした
夏の酸味と
ひとくち目の
甘い、甘い、 ....
灰をまさぐって 泣きながら
名前のない場所に みどりを
まみどりを植える
花が咲いたら その下で
きみと むすばれる
初めて見た流れ星は
確か冬のオリオン座
星座盤に描いてある図でいうなら
あの腰ひものあたり
流星群でもない
本当に本物でただ一瞬の流れ星
お願いをするひまはなかったけど
流れ星が ....
私は、ここに居る
あなたと出逢って恋をした、この場所に
別れて泣いた、この場所に
耳をすませば
あなたの足音
夢かうつつか・・・。
睡眠薬を飲まずに
今日は寝ます
たとえ 眠れなくても
夢のなかで
バイクを盗まれた
犯人は誰だ?
いくつもの夜は
誰にも等しく
永遠に訪れるはず
....
好きなものを頼みなさい
メニューを渡すと
娘はしばらくうつむいて
星が見たいと言う
隣のテーブルにバスがいたので
手を繋ぎ乗る
ひとつ前の停留所で
サーカスを見るために
大半の客は ....
ランブルのデミタスを
すするように飲むと
僕の舌先に
震えるような秋が来た
ドミ二クチノの蒼い絵が
氷のように冷たく見え
飲み干して
しばらく歓談していても
僕の胸のうちの秋は
....
僕は願いを持っているから死なない
君も願いを持っているなら死なない
願いを持っていた彼らが
血 流して 肉 裂かれ
画面に映らないところで悲鳴をあげていても
僕は信じるから
....
何かが変わりそうで
何かがわかりそうな夜に
お金の無い僕は空腹で死にそう
でも半ライスを買える余裕のお金しか無かった
半ライスとラーメンだけ
店員さんは怪訝な目でこちらを見て
店長さんは後 ....
君は気がついた?
今 横断歩道の向こうを右に曲がった風に
何一つ決められない僕たちの前で
颯爽と行先を変えたんだ
でもきっと 君は気がつかなかったかもしれない
....
僕がじいっと空を見ると
空はもっとじいっと僕を見る
まるで僕は透けてしまうようで
慌てて空から目を逸らす
焦がれにも似た静かな揺らぎが
遠くからやって来て
....
その葉の一枚の中に
暖かさが流れていて
触れて私は
その流れの中に浮かぶ
けれどいつしかその葉は
私の中にあり
暖かい場所を探しながら
....
砂が生まれる日
冬から白が去り
見える風が座す
冷たいまなざしの
不透明たちが
空白に入り
空白を満たす
水のなかの息
満たされてゆく空白
消え ....
コトリガ ぴーぴー って泣くから わたしも ぴーぴーってないた。コトリガ キーキーって 鳴くから わたしも キィキィ って 鳴いた。コトリガ おおきく羽ばたいたから わたしは シタヲ 向いた 。 ....
言葉が躓いた先
視界の端で海が揺れる
掬ってみれば穏やかに澄み
浸してみれば鮮やかに碧く
一人一人違う泳ぎ方で
同じ海を泳いでいるのか
僕たちは淡い
孤独と出逢ってしまったか ....
今までだって
そうだった
今だって
そうなの
何時だって
私は 私に
しっかりと
抱きしめられて
私は常に
私と倶に
この先も
抱かれ 続ける
何人よりも
私を憶う
あの腕 ....
傷付けてほしくない
私の心は年寄って
もうこれ以上の傷は扱えないと言う
私が若かった頃は
怖さなど無かった
もし私に心
1000個あったなら
その全てであなたを愛したでしょう
....
朱と漆が混じる頃 名もない丘の墓地
今日も訪れる 独りのピエロ
鈴の音を連れて つぼみを灯した 小さな花
街の明かりに 泪を湛えて 見上げた夜に溺れそうで
雲間から染みだした光に 思いを浸 ....
羽虫の身震いが
きらきらしている、音
夜の
羽虫への
局地的な雨上がり、のあと
雨上がりの羽虫の
きらきらの
身震い
わたしが
裸の少女のようであるときは決まって ....
学校に持ってきて
わたしが彼に言いたかった言葉
学校を持ってくるの?
彼がわたしに言った言葉
冗談も言えるんだ
彼の新しい一面の発見に
ますます彼をすきになった
学校持ってき ....
目をさますと
雪のように朝が降っていて
やさしい手順で
呼吸をおくる
あなたは
まだ
夢の体温で
きのう
よそゆきの服がでてくる詩を
読みました
愛とよ ....
あなたが歩きながら右手を後ろにのばすと
それは手をつなぐ合図。
それがうれしくて、時々わざと
一歩後ろを歩いてたの。
物体の起源をめぐる言葉が尽きない
カルシウムの時代―
十月、化石を探すにはうってつけの季節
ポケットのついたズボンをはいて
腕組みをして、ぼくは歩いている。
ジュラシック!
君より小さすぎ ....
幼い頃のひとり遊びの記憶は
影となって私に纏わり
誰かを愛そうとするたびに
耳元で呪文を投げかける
楓の色づく様を
薄の頭をゆらす様を
人と分かち合うやすらぎを ....
公園でポカポカしていた。
階段の下から二段目に座って。
子供がヤンヤヤンヤと騒いでいた。
その横で母親らしい女性たちがウニャウニャと話していた。
平和なもんだなぁ・・・ ....
つぶらな瞳が二つ
ちょこんとお鼻
おちょぼ口
おひげがのびてて
りっぱな耳がやはり二つ
手足には鋭くとがった爪があり
ドラえもんの手のようなまあるい手足
お腹はぷよぷ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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