あたしは、今どこにいて
あたしは、今何をしているのか
そんな簡単なことすら分からなくて
あたしは、今部屋にいて
あたしは、今コーヒーを飲んでいて
きっとそ ....
(その3 園芸屋のおじさん)
おじさんは良く独り言をいっているのだけど、実はそれが独り言ではないということに気づいたのはつい最近のことだ。
植物に音楽を聞かせるときれいな花が咲くという ....
幼い妹の髪を結いながら
長い髪を結いながら
きっとこの髪は
風に{ルビ凪=な}がれて
哀しみを絡みつけているんだろうなぁ
なんて思う
それでもあんまり
真っ直ぐしているから
私には ....
けれどもただ個性的というだけでは認められないから
自分を偽ったりもするでしょう?
ひとりぼっちは多分たいしたことではなくて、
誰かが決めた価値観に沿って生きるよりも
自分で納得のいく自 ....
なにをしたらいいか分からないままじゃ 夢は叶えられない
遠いゴールテープを切るためには 絶対やるべきことがある
ゴールへ目指すという軌跡がなければ 奇跡は起こらない
口先ではあんな夢を叶えた ....
清潔ンドラな花畑of彼岸華-走路ヨリ離陸すオッ兎ーの腕のSui章/g
1000のセカ韻で旋回リ兎ムす 神経症ビズの街−区は暴動ープ秋の新色の処方戦
TAIYOOの手ナーな独唱ールの風は1000℃の ....
こうして座り込んだまま
このまま地面に根をはって
大地になって 地球になって
自分を忘れてしまえばいい
黒いドレスの少女の目差は
夢を射貫いて遠く羽撃く
永遠に透けた墓場へと
涙のあとが堕ちてゆく
約束のための雨垂れが
含んだ土へと帰る
私は時を経て
最果てに芽吹く
お早 ....
真夏の日差しの照りつける
石畳のオランダ坂を下っていると
左手の幼稚園の中には
元気に足踏みしながら歌う
水色の服を着た子供達
入り口には
ひとりはぐれて泣いている男の子
笑みを浮か ....
何年かぶりに奴と二人で酒を飲んだ
奴に二人目の子が生まれ俺は大事な人を失った
ということは話さなくてもわかっている
からんとタンブラーが鳴いて
ターキーが空いて
みんなおんなじ時間を生きてい ....
あなたがまたやって来た。
やって来たっていうのはちょっと違う。わたしはいつもあなたの側にいるもの。
わたしの顔のレリーフが彫られた石があるこの場所、かつてわたしの肉体があった場所にあなたは今年も訪 ....
花一片 星一粒 見つからない街
夢 永遠 人 時 悩 夢 かき混ぜてこぼした 薄明るい街
朝も夜も壊して組み上げた おもちゃの街
間接は錆びついて 脳は焦げついて
道を失くした太陽に 道標 ....
静寂を破る蝉時雨 湿った空気を揺らす陽炎
熔けた夢にも気付かない
傾いた陽が眩しくて ただ流される
行き着いた波止場 雨の匂いが垂れ込める
誰の視線も一点を捕らえる
重い空にも 人の ....
突然の雨に驚き
空気が動き
生まれた風は
生まれたときから不機嫌でした
埃っぽい路が
陽や曇を浴び
濡れた光を浮かべ
空を見つめているのでした
蜘蛛でも ....
たぶん、私は。
愛するものを愛するほどに酷く嫌う
対極の位置にあるもの
それは対極にあるからこそ惹かれている
流れている血は
流れの止まった詩を突き動かす
時間が風化していくのを
....
空が灰色クレヨンの日
風邪をひいた詩人はゆめゆめ思った
詩人たるもの
移ろう季節を誰より早く
探して言葉にしなくちゃいけない
詩人たるもの
少しはむつかしい漢字くらい
す ....
I don't want you to hurt me...
My heart grew old,
I can't take so much pain
When I was young, ....
あなたにはびっくりするわ。
卵の中身をストローで吸い出したり、
死んだトンボを持って帰ってきたり。
あなたにかかればなんでもアートの材料ね。
あなたの目から見たら、世界はどんな ....
球体・イービル:ディン/gのinkは城い上等キーなラング・ラム酒
秋のe蝶の拡散ナトリウ夢の香Libe1mgには鈴蘭のオート花柱−ルと
夜ろめきに鳴く歩道の為ニエールなエナ芽ルのサンダルでメル ....
アスファルトの上に落ちていた
虫の亡骸を
土の上へと
いつかその身を
風にゆらす花へと
帰すまで
この身のゆらぎを
諦めに似た憂うつで
{ルビ現=うつつ}にゆらします
回転する
....
鬱蒼とした樹林の中に ぽつんと
廃屋を見つけて嬉々として騒ぐ
住む者のいなくなった がらんと
した埃まみれの部屋を磨き彩る
あのベッドはどうしようか?
軋む階段はいつ直そうか?
割れた ....
その衝動は何処から来るのか
夜中のベランダ
眼下に広がる街並みは、全て夢のように見える
歪んだ光
衝動はゆっくりと確実に私の鼓動を蝕んでいる
――飛びたい!
飛んだ瞬間も、その後も、必要な ....
その町の、かつての軍用地は
日本がアメリカとの戦争に負けた後
大きな時計メーカ−の工場になった
高度経済成長が過ぎ去り
第二次ベビーブームの波にのり
郊外に庭付き一戸建てを求める
サラ ....
「短くなったから」
と、
捨てられて
もみ消された
タバコの火が
まだ、 消えてない。
明滅を繰り返し
やがて
{引用=ふわりと} ....
あいするなんて、
けっきょくくるしいだけでしょ。
あいされることだって。
ななさいのおんなのこが
ませたことをいいながら、げこうしています。
くるしいことを
あえてもとめるなんてば ....
月の明かりを浴びながら眠る少女
氷のように澄み切った心
わずかな時間
心惹かれ 心奪われる
永遠に続く 幼い瞳
そっと赤い唇に触れる手
少女の瞳
心の中でひそかに思いを寄せる
....
恵みは 希望を膨らませ
たわわに 蓄えられて行く
根ざす 大地は暖かく
不自由さに 逆らうことも無く静かだ
希望は満ちながら 腕から零れ落ちて
一面に 撒き散らされる
帰ること ....
ぼくの終わりが
死というものではないと
思っていたいのだけれど
だとすれば ほかに
一体どんなものが
ぼくのことを
待っていてくれるのだろうか
ゴールというものは何となくあって
お ....
毎日同じ風景 見飽きないのはなぜ
春風が窓から吹き込んで
私の髪をみだす
車の流れる音
聴こえる人の声
もぅ冬が終わっているんだ
新しい月日のページをめくる
優しい風
....
あなたが美味しそうに、ご飯を食べていると
私は笑顔になります
あなたがカラオケで、大好きな歌を歌っていると
私は笑顔になります
あなたが楽しそうに、友達の話をしていると
私は笑顔にな ....
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