何年かぶりに奴と二人で酒を飲んだ
奴に二人目の子が生まれ俺は大事な人を失った
ということは話さなくてもわかっている
からんとタンブラーが鳴いて
ターキーが空いて
みんなおんなじ時間を生きてい ....
あなたがまたやって来た。
やって来たっていうのはちょっと違う。わたしはいつもあなたの側にいるもの。
わたしの顔のレリーフが彫られた石があるこの場所、かつてわたしの肉体があった場所にあなたは今年も訪 ....
花一片 星一粒 見つからない街
夢 永遠 人 時 悩 夢 かき混ぜてこぼした 薄明るい街
朝も夜も壊して組み上げた おもちゃの街
間接は錆びついて 脳は焦げついて
道を失くした太陽に 道標 ....
静寂を破る蝉時雨 湿った空気を揺らす陽炎
熔けた夢にも気付かない
傾いた陽が眩しくて ただ流される
行き着いた波止場 雨の匂いが垂れ込める
誰の視線も一点を捕らえる
重い空にも 人の ....
突然の雨に驚き
空気が動き
生まれた風は
生まれたときから不機嫌でした
埃っぽい路が
陽や曇を浴び
濡れた光を浮かべ
空を見つめているのでした
蜘蛛でも ....
たぶん、私は。
愛するものを愛するほどに酷く嫌う
対極の位置にあるもの
それは対極にあるからこそ惹かれている
流れている血は
流れの止まった詩を突き動かす
時間が風化していくのを
....
空が灰色クレヨンの日
風邪をひいた詩人はゆめゆめ思った
詩人たるもの
移ろう季節を誰より早く
探して言葉にしなくちゃいけない
詩人たるもの
少しはむつかしい漢字くらい
す ....
I don't want you to hurt me...
My heart grew old,
I can't take so much pain
When I was young, ....
あなたにはびっくりするわ。
卵の中身をストローで吸い出したり、
死んだトンボを持って帰ってきたり。
あなたにかかればなんでもアートの材料ね。
あなたの目から見たら、世界はどんな ....
球体・イービル:ディン/gのinkは城い上等キーなラング・ラム酒
秋のe蝶の拡散ナトリウ夢の香Libe1mgには鈴蘭のオート花柱−ルと
夜ろめきに鳴く歩道の為ニエールなエナ芽ルのサンダルでメル ....
アスファルトの上に落ちていた
虫の亡骸を
土の上へと
いつかその身を
風にゆらす花へと
帰すまで
この身のゆらぎを
諦めに似た憂うつで
{ルビ現=うつつ}にゆらします
回転する
....
鬱蒼とした樹林の中に ぽつんと
廃屋を見つけて嬉々として騒ぐ
住む者のいなくなった がらんと
した埃まみれの部屋を磨き彩る
あのベッドはどうしようか?
軋む階段はいつ直そうか?
割れた ....
その衝動は何処から来るのか
夜中のベランダ
眼下に広がる街並みは、全て夢のように見える
歪んだ光
衝動はゆっくりと確実に私の鼓動を蝕んでいる
――飛びたい!
飛んだ瞬間も、その後も、必要な ....
その町の、かつての軍用地は
日本がアメリカとの戦争に負けた後
大きな時計メーカ−の工場になった
高度経済成長が過ぎ去り
第二次ベビーブームの波にのり
郊外に庭付き一戸建てを求める
サラ ....
「短くなったから」
と、
捨てられて
もみ消された
タバコの火が
まだ、 消えてない。
明滅を繰り返し
やがて
{引用=ふわりと} ....
あいするなんて、
けっきょくくるしいだけでしょ。
あいされることだって。
ななさいのおんなのこが
ませたことをいいながら、げこうしています。
くるしいことを
あえてもとめるなんてば ....
月の明かりを浴びながら眠る少女
氷のように澄み切った心
わずかな時間
心惹かれ 心奪われる
永遠に続く 幼い瞳
そっと赤い唇に触れる手
少女の瞳
心の中でひそかに思いを寄せる
....
恵みは 希望を膨らませ
たわわに 蓄えられて行く
根ざす 大地は暖かく
不自由さに 逆らうことも無く静かだ
希望は満ちながら 腕から零れ落ちて
一面に 撒き散らされる
帰ること ....
ぼくの終わりが
死というものではないと
思っていたいのだけれど
だとすれば ほかに
一体どんなものが
ぼくのことを
待っていてくれるのだろうか
ゴールというものは何となくあって
お ....
毎日同じ風景 見飽きないのはなぜ
春風が窓から吹き込んで
私の髪をみだす
車の流れる音
聴こえる人の声
もぅ冬が終わっているんだ
新しい月日のページをめくる
優しい風
....
あなたが美味しそうに、ご飯を食べていると
私は笑顔になります
あなたがカラオケで、大好きな歌を歌っていると
私は笑顔になります
あなたが楽しそうに、友達の話をしていると
私は笑顔にな ....
ぼくは何も望んでいないと
言っているけれど
それがほんとうなのか
本音なのか
最近分からなくなってきました
立ち上がることもせず
座り込んだまま
なにもかもをあきらめて
それでも ....
愛妻 鏡像の窓ットの外・A棟とBeeと兎の塔erからのシャワー
リ兎る・コカ韻の降下のL-ine.結婚更新曲は放心の淫業三代
瞳孔Sun大!の愛妻とinkを栽培in紙上でトゥインクルな文ショウ
....
砂の絨毯に寝転び
星々の海に身をゆだねる
金色に輝く衛星も
海に浮かぶ島の一つ
私は一人で口ずさむ
母が詠ったあの詩(うた)を
あなたは感じることができますか?
あ ....
しにゆくものなんです
ぼくらは
それだけなんです
ぼくらは
それしかじょうけんが
ないんです
そんなにむづかしいですか
かいひはいりません
しにゆくものということだけなんです
わ ....
2個で150円、
の うたい文句につられて買ったそれは
避暑地の出来事のように
ふわふわと軽く
わたしを照らし
黄色く、寄りそうのでした
夏の酸味と
ひとくち目の
甘い、甘い、 ....
灰をまさぐって 泣きながら
名前のない場所に みどりを
まみどりを植える
花が咲いたら その下で
きみと むすばれる
初めて見た流れ星は
確か冬のオリオン座
星座盤に描いてある図でいうなら
あの腰ひものあたり
流星群でもない
本当に本物でただ一瞬の流れ星
お願いをするひまはなかったけど
流れ星が ....
私は、ここに居る
あなたと出逢って恋をした、この場所に
別れて泣いた、この場所に
耳をすませば
あなたの足音
夢かうつつか・・・。
睡眠薬を飲まずに
今日は寝ます
たとえ 眠れなくても
夢のなかで
バイクを盗まれた
犯人は誰だ?
いくつもの夜は
誰にも等しく
永遠に訪れるはず
....
5524 5525 5526 5527 5528 5529 5530 5531 5532 5533 5534 5535 5536 5537 5538 5539 5540 5541 5542 5543 5544 5545 5546 5547 5548 5549 5550 5551 5552 5553 5554 5555 5556 5557 5558 5559 5560 5561 5562 5563 5564
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.97sec.