イスラム寺院の
ドーム天井の様に
高く積み上げた空
あんな高い所に
天国が
在るなら
昇っては
逝け無い

冷たい水が沁みる
奥歯を噛み締めると
青く染めた空の奥で
騒がし ....
"今"は すぐ過去へ
新しい"今"が訪れ、また去る
時の不思議に酔いしれる
この間にも 数多の"今"が生まれ、去る

時間と共にぼ ....
葉擦れの赤錆は
はじめは
軽い混入だった


冷たい赤い陰影を増してゆくのは
葉擦れの色として微かに現れた感情の
冷たいことを、赤いことを
葉が何度も抱擁するからだ


それでも ....
曇の蒼から産み落とされる
まるいものたちのなかに月があり
ぬるりと山を流れてゆく


午後の終わりの操車場は
しじゅう何かに追われていて
しじゅう鉄の音をたてている

 ....
死んだように
眠る私を置いて
私は遠くへ
うつろうままに

残された私のまぶたに映るのは
羊水の中から確かに
こちらを見ている何か

それは意思をもって
眠る私のまぶたに
朱 ....
そのようにして はじめから
定められた格好で
まくらもとのわずかなひだまりに
いすわりつづけていた
手をのばすだけ だ
きちきちと 電球 ちらついて
すきまだらけのカーテン
窓越しのすな ....
「幸せな夢を見たわ。それは、とてもとても幸せな夢」


幸せな、夢よ。
私は何もない世界でたった独りぼっち。
何かを叫んでも声にならない。だって訴えかける人がいないもの。
耳をすましても何 ....
俺はあの女が嫌いだった

あの女も俺が嫌いだった

あの女は俺のダチが愛した奴だった


【手向け】−骨−


ダチが死んだ

唖然とした

初めての喪服は
急すぎて買う ....
まいにち

さめるとわかってる

夢を手にしては

いつもひとりぼっち

だけど
柿の実よ
柿の実
とても渋そうね
空にも嫌われて
どの糸をたぐりよせるかは      ぼくが決めること
どの糸を強くたぐるかは       ぼくが決めること
どの糸を切り捨てるかは       ぼくが決めること

ぼくの糸をたぐりよせるかは  ....
君の目の奥に
ひっそりと存在する
暗い淵に
気づいてしまうことから逃げた

ごめんね

ポーカーフェイスに甘えて
僕はどうしようもないくらい、コドモだった

君がいなくなってから
 ....
沈みこむような
暗い雲を頭上に

雨を両腕に抱えて

今にも撒き散らさんばかり

こんな日があるから

時々わたしは救われる
1人では重たい荷物は運べない




1人では手はつなげない




1人では鬼ごっこもかくれんぼもできない




1人ではなにもできない


 ....
じゅぶつをつくってごらんって
くりはらせんせいが こっそりおしえてくれた
おとなになって たいせつなひとができたら
そのひとだけにみせるんだよ

すてられてあったもの
たぶんほ ....
Oh, you have built love around this woman.
I know nothing can bring two of you apart.
Oh, God plan ....
おはよう

息が吸える
布団の中は温かい

私は生きている

深呼吸をする
窓を開けて 今日の太陽

私は
まだ生きています

父の写真に
新しい水


お父 ....
時代と針金に固められた空から

唄と火薬に燃やされる海へ

魚群 この二文字の内側で

そうか もう僕には翼がない そうか

潮に退屈した鯨が暴れて

街を乗せた船が揺れて

 ....
いつか訪れる日まで
答えを見つけられないないまま 生き彷徨う

何故この世に この地球に そして日本に
果てしない宇宙 一粒の丸い地球に 人として存在する

狭い とても狭いこの世で泣く  ....
きらめくシャンデリア



天蓋つきベッド



ガラスの靴と、



コルセット





そして庭にピンクのバラが咲いていたら





わたしはお ....
夕方近く、観覧車はゆっくりと周る。
空は水色、明かりを点けている。
もっと失速してもいいはず。男と女はそう思う。
その愛が叶うといい。いとも簡単に。
ゲートの外でこだましている―、恋は水色。
 ....
煙を出し続ける煙草が
少しロマンチックに見えた夜に
ともだちが恋に落ちた

赤い電車に乗って帰ろう
窓の外は ちょっとだけ曇った
一週間ずっとの 酷い雨降り模様
揺れる 背中
燃やせないゴミの日
壊れていないものも
捨てられている
誰も見ていないうちに
拾って帰りたいけど
恥ずかしくて手がでない

わたしはちょと太め
もう痩せないゴミ
壊れていないのに
 ....
雨の音を聴きに
外に出ると

足あとがすべて
雨音で消えてしまうので
暗闇に映る
自分のそんざいを
たしかめたくて

あたりを眺めるけれど
なにひとつ
くっきり ....
僕らはアースモンキー

蓄積していく
頭に詰め込んで
トゲがあったらどうするの?
削除!さくじょ!サクジョ!

何をするために生きてるの?

スーパーアースモンキーA1: ....
白いカラスが空を泳いでいく
黒いカラスの群れの中に深く浅く
翼を

薄まりつつある青空
いつしか色を失ってしまうのではないか

白いカラスを目で追っていた
白いカラスはカラ ....
なるほど 天文学者の言うとおり。
見ることの半分は想像力が問題となる。

夜中に女は月を見ていた。
双眼鏡の形にした手のなかから。
あるいはそう―、恥ずかしがる少女のように
顔を覆ったやわ ....
 なにもすることないから
 煙草ばかり吸ってる
 明日のことなど考えない
 その日その日をかたずけるだけ
 頭にはクモの巣がはっている
 こんな日もあるさ
 自由にならない心の模様
 せ ....
午前零時、手を繋いで光る橋を渡る

窓ガラス全部割ってステンドグラスに再構築

地球に派手に落書き
消えない様に
(幸福な土曜日の夜に捧げます)

あんたは片方の羽
飛びましょ
ばたつかせて
金色の雨つぶの中を

あたしは片方の羽
行きましょ
行き止まりは
無限の宇宙

F ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
まんぼう005/10/16 19:21
今、生きるいとやん1*05/10/16 18:17
手首への冬A道化1105/10/16 17:36
午後の終わり木立 悟305/10/16 17:31
それは今夜見る夢初代ドリンク...6*05/10/16 17:09
ひだまraura ...005/10/16 16:51
Still in hereDenial3*05/10/16 15:01
手向け(骨)蒸発王505/10/16 15:00
こういうのが好き。和歌こゆみ5*05/10/16 14:45
私信吉岡孝次1*05/10/16 14:38
運命の糸いとやん4*05/10/16 13:01
暗い淵一代 歩3*05/10/16 11:58
日曜日の雨2*05/10/16 11:55
1+1=∞柚姫405/10/16 11:36
呪物[group]まどろむ海月5*05/10/16 11:18
God planted something is my he ...月山一天105/10/16 10:22
おはよう10*05/10/16 7:53
深海魚になったツバメ相馬四弦2*05/10/16 4:07
?おせんち105/10/16 3:12
お姫様の家一代 歩3*05/10/16 3:07
水色の行方プテラノドン2*05/10/16 2:26
赤い電車虹村 凌3*05/10/16 2:21
もう痩せないゴミイオン0*05/10/16 2:14
太平洋ベルトなかやまそう105/10/16 1:42
スーパーアースモンキーHARD105/10/16 1:37
白いカラス105/10/16 1:37
いつでもそこに、宇宙があるとしたら?プテラノドン1*05/10/16 1:23
夜まいごと炭本 樹宏105/10/16 1:20
やってみたいhao405/10/16 1:19
むらさき1*05/10/16 1:18

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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