うそでもいいから

大事だって いってほしかった

まちがわないでね

答えが欲しかったわけじゃないの
与えられた運命のがっちりつなぎあわせられた糸
ほどこうともがくぼくは

一匹の昆虫としてもぞもぞと眠るだけ

何かしなきゃってわかってる
信じようとしている運命を
それが正しい道 ....
真っ白いドレッシングに塗れた女学生を目の前にして
ただただ震えるだけの手と
笑い続ける膝を引きずって
部屋を出て行くのが精一杯だったんだよ

 ようやく心に平穏が戻って
 変に奇をてらう事 ....
小さな庭に
骨が積もった
息子は
動物だと思っていた
これから先何年経っても忘れない
そう思ったことさえ忘れてしまう
あなたもきっと忘れてしまった
お互いに忘れてもう二度と会えなかったら
死んでしまったことと同じ
わたしはきっと忘れない
血を ....
ちきゅうに壮大なゆめをみるちきゅうはすこしつかれているでもちきゅうはぼくらのかあさんだ くるしくったってかおをあげる かなしくったって ゆめをかたる おかしくったって わらわない そしたら どうなるの .... ぼくらはちきゅうをいっしゅうするのさ。ぼくらはちきゅうをいっしゅうするのさ。どこにいくのかって。そんなのしらないよ。ぼくらはちきゅうをいっしゅうするのさ。                 不安のコートを身に纏い
 不可思議な街を闊歩する
 出来そこないの街角で
 偶然の出来事が僕達の人生を
 決めてしまう

 明日出会う人は
 今何してる

 それでも不安のコー ....
僕の部屋の電球が切れた。

仕事から帰ってきて

丁度いい高さにあるスイッチを押すと

電球が切れていた。


なんだ?


何度かスイッチをカチカチと押したが

やは ....
ぎゅっ に ぱっ がいいました

わたしだって とじてみたい

ぎゅっ はだまって " を ぱっ にあげました

ぱっ はいそいそと 。 と " をとりかえました

 ....
朝起きたと思ったら
(何かの声がしたような)
外は真ッ暗で
時刻を確かめる為に
(何か物音がしたような)
真ッ暗闇の階下へと

少年は降りていきました
もし僕が猫になれたなら…



初めは君の足にまとわり付くけど



すごすご家を出るはめになるだろう



そうしてゴミをあさるうちに



人間だったことな ....
あなたはゆかいなだいくさんもりもりもりと音をたてる。
ぎこぎこぎぃ。きをけずるおと。きはすこしびっくりしている。
ぎこぎこばっさん。きを倒す音。きは心地げににこにこしている。
あっというまにいえ ....
夜闇の波に揺れて
わたしの海は広さをなくす


いったい何が不安なのかと
ひとつひとつ問いかけてくる波に
ひとつも答えることもなく


わたしはひとり揺れている


「あ」から ....
aaikiwosurutabinikusatteikukigasuru ボツボツボツを擦る

あれを軽蔑する
あれらを軽蔑する

影響する

屈折、光の曲がった体
線が線が
黒い痣

真向かいに
染み付いた大正の代わりにも酷く擦る紙 ....
ミサイルしゅぱぱぱーんと
ミサイルしゅぱぱぱーんと

水の音
ファソラシド
天板を何枚も抱えて歩きづらそうに
ザクザクと雪道
スコップで
壷の中

雨霰
穴が空 ....
パソコンを点ける
点けては消してを繰り返す

呟いた
囁いた
話した
笑った
悲しんだ
怒った
喜んだ

叫んだ

書いた

ふりむかない

しろい

ただひたす ....
夕陽のあたる背表紙にする
「た」行まで来た
この書架で
冬も越す
ふふふ

ふふふふふふ

あたし、もうすぐ死ぬの



あああ

ああああああ

あたし、もうすぐ死ぬわ




猫のミケがあまりにも煩く耳元で鳴くものですから

 ....
金魚の尻尾を
一匹ずつ
親指と人差し指とで
摘まんで
西の空へかざして
流れる空に赤を重ね見た

どうでもいいような思い出が
西の空へ吸い込まれ行く金魚の
開いたり閉じたり
開いた ....
天井を上って行くと骨だけ燃える
空からの骨が三角が鉄の錆びる
雨が降りながら
口を閉じて飲む
目が眼鏡をかけて
電話を架けて
意味
青い握るところ。離れては付き、
蛍光 ....
ぼくときみのねがいを
ぼくときみのこどもたちの
そのこどもたちのこどもたちのこどもたちの
そのまたこどもたちのこどもたちのこどもたちのあたりまで
つたえるにはどうしたらいい かんがえているうち ....
風のむせび泣く
夜のはしっこの
ほんの隙間に
こぢんまりと
丸くなって
眠ってしまえ

水銀の上下する
オブジェを見て
ころころと
声をたてて
笑えばいい

とじた
 ....
僕はきみといると楽しいし
きみも僕といると楽しそうだけど
わかるかい
そんなのは全部嘘っぱちなんだ
真実として二人を貫くのは
僕等がまだ完全じゃないってこと
掲示板に貼られたポスターみたい ....
満ち足りた生活
きみはわたしを愛しているから
なんの不安も不満もない

蝶のように危なげな
わたしを見守り
声さえあげず

じっとひとりで祈ってた

わたしがきみに与えたものは
 ....
ほうほうと
夜を捜す声がする
ほう 一羽飛び
ほう 一羽飛び
またひとつ木は居なくなる
雨のなか
しっかりと手を握る子ら
緑の闇に
飛び去る羽音を見つめている


 ....
あなたの人生は箱のようなもの

箱の中で生まれて

箱の中で死んでいく

わたしは気まぐれで

あなたの箱の中に

おもちゃを入れていく

「愛」だとか「真実」だとか

あ ....
傾く 下女の 痴呆の 濃さは
飼い主の 憎女よりも いやらしく
そもそも 出生がない

俯く 下女の 狂気的な 濃さは
下僕の 筋肉を 嘗め尽くす 炎よ
そもそも 棺がない
「眼が合うだけでドキドキするんだ・・・」


そう馴染の友達が言った。

この言葉を何度馬鹿にして笑ってやっただろうか。

この言葉を何度腑抜けていると笑ってやっただろうか。

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
最後までだまして和歌こゆみ0*05/10/24 15:03
恋虫石川和広11*05/10/24 14:18
女学生のホワイトソース和え虹村 凌1*05/10/24 13:37
雲の骨米倉瑠学4*05/10/24 12:00
飛行機は頭上を飛ぶチアーヌ605/10/24 10:34
ちきゅうにすぬかんなが...005/10/24 9:11
ぼくらは3+05/10/24 8:57
不安のコート炭本 樹宏405/10/24 5:28
切れた電球りもこん205/10/24 3:45
ぎゅっ と ぱっやまかつ4*05/10/24 3:30
留守番加藤泰清1+*05/10/24 2:59
猫になれたらたかよし3+*05/10/24 2:42
きこりやさん 。 すぬかんなが...1+05/10/24 2:06
夜闇の波ベンジャミン11+*05/10/24 1:33
....docK+A1*05/10/24 0:55
チQ2+*05/10/24 0:17
空の色の円い蓋105/10/24 0:07
前を見ているki005/10/23 23:40
図書室米倉瑠学2*05/10/23 23:20
枷  笑  枷菊月 燦005/10/23 22:49
赤 (に)容子405/10/23 22:44
扱わず雑チQ205/10/23 22:35
そろもん(夜明けの話)みつべえ5+05/10/23 21:56
追憶落合朱美9*05/10/23 21:44
灰色の空吉岡孝次105/10/23 21:37
言葉一代 歩005/10/23 21:32
銀に 緑に木立 悟805/10/23 19:39
2*05/10/23 18:47
下女奥津強205/10/23 18:16
馬鹿げた自分と素敵な貴方。丹波232*05/10/23 17:36

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