カタチ ノ ナイ ココロ

ヨミトル ノワ ムズカシク

イツモ テサグリ・・・。

キョウモ ワタシノ セイデ・・・

コンナニ 好き ナノニ・・・。
夕闇が水面を眠らせる

山頂に並ぶ鉄塔が月輪を支えて

溜池の柵に突き刺さった雲影

何処へつづくのか知らない獣道を

あなたの手を引いて走った

互いの体温は確かなものだったけど ....
砂丘に行けば
明日があるかも知れないと
とぼとぼと足跡を残します、そして


砂を数えたのです
波を数えたのです
灯台の明滅を
数えたのです


星を教えてください
色 ....
にんげんを神の家畜だと思った人がいる
あるいはそうかもしれない

そんなのおかしいよと誰かはいうだろう
あるいはそうかもしれない

じゃあほんとの家畜はどうなるんだと
ニュースキ ....
誰かわたしを飼ってください
朝 かろうじて
そう わたしの耳がささやいたとき
ひとが姿を現しはじめた

かつて わたしがどんぞこで
まだ 形をとりもどしていない頃だった
 ....
おそらが
あんまり 
たかく 
あおく 
すみきってくると

あかいふうせんが
恋しくなる

ふわ
 ふわ
  ひらりと
   風にのり

ひつじの群れを
追い駆けたい
 ....
嵐の夜
白と黒の町
{ルビ礫=つぶて}のなかの
廃屋をめぐるまわり道


螺旋階段に立つ人々
雨のなかの天使を見下ろしている
瞳から瞳へ落ちてゆく滴
水彩の ....
 焼死体が三つある
 引き出しの奥に腐ったオレンジが
 わたし
 湿り気のガラス窓で
 手を切る
 切ない気分でいる
 洗濯機の中
 誰も知らない命が
 無邪気に
 ....
ふと鏡を のぞきこんだら
あたしの頭がいこつが
透けてみえた



「いつもここにいた」
と云った



「知ってる」
と思った




この目でみたことは
ないけ ....
萎えてしまった
すっかり萎えてしまった
鶏の手羽を酒と醤油で炊いたものを
ラスカルの皿に一盛り食べながら
黒霧島を飲みながら
お湯割で飲みながら
テレビを見ていた
テレビではカンニングの ....
母親が三回 部屋にやってきた

一回目は 猫の話 

二回目は 姉を駅に送ってくれないかと

三回目は この前会った 若い視覚障害者の女の子の事

点字で本が出したいと言うので 話を聞 ....
田舎から出てきたばかりで
胸膨らます新入生
4月からどこに住むのかな
不動産屋は待ってます
みんなが喜ぶ学生さん
重要事項説明書
ひらひらさせて待ってます
これでもわりと良心的なほうよ
 ....
散乱していたの
物体ではなく あたし の
(思考と存在 に 対する雑感
思春期めいた思考は
フォルマリン漬けにしてしまえ!)

意味でない もの  でもない
反芻 ....
降りやまぬ雨

 風が吹き
 雲が流れている
 水の中

流れ流れて
雫が温かい
それは なあに

むこう側に君
こちら側
水の中

 たそがれて
 ....
C'est un aquoiboniste
Un faiseur de plaisantristes
Qui dit toujours a quoi bon
A quoi bon

 ....
蜜のために眠るストレイキャット
廃墟の揺り篭は懐かしいか
チョウセンアサガオは雨に報復を受け
明日は古びたレコード盤のために
きっと声を張り上げて歌うのだろうよ
おいでおいでストレイキャット ....
遠くに大きな影が見える
何色の影だろうか
黒くは無い
白くも無い
揺らめきながら
不思議な色に輝き
手招きをしている様に見える

耳鳴りがする
聞いているうちに
それが言葉である事 ....
 ただイタズラに時を過ごし
 くだらない非生産的な妄想のなかにうずくまる
 暗黒の世界を目にしてしまったボクは
 うめき もがき 叫んで
 なんとか地上に這い上がってきた
 しかし後遺症は残 ....
春の朧には
狼の遠吠えが聞こえる


黄身を崩した
蒼い朧月に


マンションの屋上から
屋根の上から
銭湯の煙突から


ああほら


またも
遠吠えが聞こ ....
ある日見た空に
飛行機雲が白くひかれていて
それが矢印のように思えました

きっとそんなところにもきっかけはあって
感じたままを力の向きに
見上げるその
角度にも
だから


  ....
足を上げて歩けないのは
日頃の疲れからなのか
明日が見えない今日を
繰り返すしかないからか

履き潰した靴の数だけ
削れて行く生き様があって
磨耗した靴底に気が付けば
見えない針が刺さ ....
いまだ、私はメンチカツ
所詮、空は飛べない

ただ、もう一度雲に乗ってみたかった
あの頃を思い出し、今でも涙する


カニクリームコロッケであった私は
メンチカツよりも、遥かに優良だっ ....
仮想遊園地へ行った
こっちこっち
手を引かれるまま
仮想の列にならび
きゃあきゃあ歓声をあげて
仮想ソフトクリームを頬ばって
どっかり
仮想ベンチに座り込んだ
お弁当持ってくればよかっ ....
 突然 その蝿に
 死の機会が与えられた

 蝿が期待していたより
 時のひとかけらほど早く

 ほこりまみれの教室を
 最後の舞台に選び

 その無数の目で
 一千個の慈悲深い
 ....
「涙を流す分だけ幸せになれる」

それは誰かのことば


ねぇ、それじゃぁ・・・

僕の足を自由にしてください

僕の手を自由にしてください

僕の目を自由にしてください
 ....
虹の彫刻に
あこがれて 雲を
きざんでいるが
美はいつだって ぼくらを
さげすむ
いかないでって
最後に言ったのはいつだったろう

訳もなく
手をはなしたくなかったのは

ほんとうは,全部わかってたのにね



夢を見せてあげたの
極上の夢を あなたに

 ....
洗面台の鏡を傾けたら
小さい流木がころげおちた
どうやら 渦巻くのは小さい海
どこか角度の違う世界へと
つながっているらしい

悟ってはいけないよ、と
こころの母の声がして
そっと指を ....
きっとキミは知らない。

私がキミのことを心配してること、を。

どれだけ、キミのことを想ってるか、を。

キミがひとりで泣いてることも知ってる。

キミがひとりで悩んでることも知って ....
並木道に陽が射して
黒と緑の横断歩道


緑ばかりを選んでいたら


まぶしくて
     ぽとり



地中深くまで
潜って行く


黒い粒



また逢える ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ゴメンナサイ。空 春色0*05/10/26 22:22
密触相馬四弦2*05/10/26 21:39
さがしものを教えてたりぽん(大...705/10/26 21:28
ニュース石川和広4*05/10/26 18:28
ハウス8*05/10/26 18:26
*ふうせん*かおる6+*05/10/26 17:53
円原視座[group]木立 悟1005/10/26 17:52
リゾートカンチェルス...305/10/26 17:49
頭がいこつかなひめ1*05/10/26 17:11
秋枯れ黒田康之105/10/26 14:10
ついさっきトラック105/10/26 12:10
ほんとうのことチアーヌ2+05/10/26 11:46
子午線窪ワタル405/10/26 10:40
水の中[group]まどろむ海月305/10/26 9:11
論文提出にまつわる些事こたろう105/10/26 9:07
猫の子守唄唯浮205/10/26 7:52
幻夢0*05/10/26 3:16
自分を映す鏡を読みながら炭本 樹宏105/10/26 1:20
春の狼蒸発王205/10/26 0:57
飛行機雲は消えてもベンジャミン10*05/10/26 0:11
靴擦れ[group]松本 卓也2*05/10/26 0:07
K.a.t.z完食1*05/10/25 23:08
ゆっくりと私たちはアンテ1*05/10/25 22:45
むらさき3*05/10/25 22:22
涙を流す分だけ天使0*05/10/25 22:09
そろもん(美の話)みつべえ505/10/25 22:06
白昼夢和歌こゆみ005/10/25 21:57
かや7*05/10/25 21:57
布団に染み込む涙[group]依玖侘 なつ...1*05/10/25 20:54
すいかあとら2+*05/10/25 20:48

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