空と鉄の擦れ合う音が
まるくやわらかな緑にはじけ
蒼く蒼くしたたりおちて
土の下の土を流れる


夜の水を抄いとる手
音のない曲がり角
遠く軋む火に染まる
誰もいない光に ....
昨日買った参考書には 世渡りの公式は無くて
どのページにも 似たようなことしか書いてなくて
下敷き敷き忘れて 凹む僕を 励ましてはくれない

椅子に座って 机に向かって 気付けば空眺めてて
 ....
貴方の声を探して探して探して
ふかい海にもぐったらくらい海をどこまでももぐったら
そうして地球の反対側に行ったら
いったら
空を突き抜けて
くろい雲をつかんだら鉛の星を両手一杯つかんだら
 ....
あなたとならば
すれ違うことさえも
気持ちいい
綺麗な顔した女と男がいた。
女は男に好意をもった、自分に釣り合うと思ったから。
けれど男は違った、彼女より数センチ鼻の高い女に心奪われていたのだ。
彼女の想いは受け入れられなかった。
そんな悲 ....
わたしはいい人生を歩むことにしました

正義を重んじています

気高く生きています

自分に誇りを持っています

世界が平和になることを望んでます




夢はお嫁さんでした ....
夜に打ちひしがれた
インディオたちは
せっせと
生贄を殺す

太陽の活力は
人間の心臓と血液であるとの
*ウィツィロポチトリの信仰は
なかなか揺るがない

われら
翼有る蛇の化身 ....
 
 放たれる矢のように
 朝露がこぼれ落ちたら
 その瞬間をみんなに見てもらいたくなった

 よく眠れた朝は澄んだ空気に包まれて
 まっさらの僕は時計を投げ出して
 酒も飲まずに朝に酔 ....
地の神様は朝霧と共に山を駆け昇る
風の神様は雲を引き連れて空を渡り切る
日の神様は炎を揺らしながら天を焦がす


日と月を追いかけて
神々が睦月に旅を始める


冬には雪をしんしん降 ....
 ときおり隣りのおやじは
 歌い出す
 ムード歌謡とかいうやつを
 でも別に嫌いなわけじゃない

 とりおり隣りのおやじは
 大声で電話で話す
 玄関先で出会うこともある
  ....
知らないふりをして
君はきっと自分の魅力に気付いてる

もう十分すぎるほど
輝いているのに
もっと もっと と
高みを目指してかけてゆく君

光よりも早く
かけてゆく君
からからからからからから
まわるまわる
からからからから
まわーる

あのー
疲れたからとまりたいんですけどー

風、止めてくれません?
濁った色の疲れたスーツで
駅からの決まった道を帰る
立ち食いうどんの黒い汁に
コロッケをひとつ浸すのも
いつもお決まり

しまったシャッターを背中に
いろんな若者が自由な服をきて
楽し ....
両手のひらをまっくらに染めるような思いで




              とらえるのではなく囚われて

           

          何度のあさを終わらせても
 ....
夜の煙の馴染む頃
眠り馴染まぬ枕あり
鈴の響きに誘われて
惑い出る手の白さにも
はえない草は首を振り
急く足を取る泥ひとつ
ふたつ数えて道草を
ひとつ戻って通い草
草を結んで目印の
 ....
からだを放して
いつでも傷つけられる場所で
あえてこのまま
今のままで


どの距離でも
あやつれる 貴方は
たやすく
膜を切り裂いて
あざわらうかのような祈り


逆らえな ....
三部作

「占いの」 
アンタ死ぬね!
日記見られて死ぬから
もし多数決あるなら
隠す方に手あげるね
ミンクは身につけない方がいいね
科学者に抱かれた方がいいね
女のビーカー持っ ....
待たなくても夜はきてしまうから
朝はどうしょうもなく待ち遠しい


眠れない


そんなことはもう
考えなくなりました


「アシタカ」というのは亀の名前なんですが
てっきりオ ....
星の煌めきは
瞼を閉じた太陽の
見た夢だった


その夜


瞼を閉じた僕は
無限に輝く
君の夢を見る
 
穏やかな午後に
揺れる白いカーテン
ほんのりとアールグレイが香って
静かに思い出す

初めての今日は
初めての二人の春夏秋冬
初めての日々
なにもかも新鮮だった頃
そうしてさ ....
最近寝ても夢が見れなくなった


夢テレビが壊れて何も映さないらしい


町に買出しに出かけた





毎晩毎晩使うのだから
やっぱり今の時代夢はカラーだと思ったり
 ....
何が悪いか知らないが
朝から頭痛が続いてる

土曜なんだし
休日なんだし
遠くへ出かけてみたけれど

雨が午後から上がったせいで
人が多くて敵わない

子供が走るし喚くし泣くし
 ....
ピアノ、ピアノ、ピアノ
ピアノが招く
ピアノの国へ
音から生まれた
音の鳴る子が死んでいく
生まれることが寂しいと
音の鳴る子は死んでいく
船縁叩いて鳴るピアノ
ピアノの国から
ピア ....
今日 道端で詩人が死んだ

一切の言葉が許されない
循環する空気が身体を冷やす
温もりの欠片も無い肉塊
言葉の澱みが鼓動を止める

今日 道端で詩人が死んだ

寒さに震えていた訳でな ....
キミは突然 運命のように わたしの前に 現れた。

生活を 共にし 言葉は 解りあえなくても

わたしだけの 天使のような 存在になった。

落ち込んだとき そっと 傍にいてくれる。

 ....
{引用=〜スヌーピーの漫画に出てくる、黒髪の少女に〜 }


ルーシィ
わたしいま
あなたについて考えている

ルーシィ
わがままで
高慢ちきで
知ったかぶりで騒々しくて
野球だ ....
目醒めたのはたぶん
明けがた
蒼暗い部屋でぼんやりと
遠くに音色を聴いていた

やがて明らかになる
意識の中で
ああ、雨が
雨が歌っているのだと


 ....
花瓶のなか
ぎっしり 眠る
胎児の へその
緒のさきに
咲いている
今私は 君を愛してる

だけど愛するほど 頭が痛くて胸が苦しくて

不安がいっぱいになってゆく・・・


今私は 本気で君を愛してる

だけどそのたび 空回りしている


どう ....
いつのまにか僕の隣りには 誰もいなくなってしまった

ほんのかすかなぬくもりにさえ 涙を流すようになった

君の暖かいぬくもりに 包まれていたあの頃

いつも笑顔でいられた あの頃に戻りた ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
蒼と手のひら木立 悟305/10/30 17:14
新次元へ蒼穹1*05/10/30 16:29
よるのうたゆみ105/10/30 16:22
あなたとならと.docK+A3*05/10/30 15:54
Man&WomanOrange...005/10/30 15:22
えんじぇる李恵2*05/10/30 12:50
SacrificeThe Bo...4*05/10/30 12:37
透明人間[group]炭本 樹宏7*05/10/30 10:54
 睦 月しらいし い...14*05/10/30 10:44
別に嫌いなわけじゃない炭本 樹宏9*05/10/30 10:22
光速きっこ105/10/30 10:10
風車る[group]かぜきり2*05/10/30 8:54
ゴミ箱のカラスZUZU405/10/30 8:15
左頬に手を触れて和歌こゆみ4*05/10/30 7:31
発芽黒川排除 (...105/10/30 4:42
順性和歌こゆみ105/10/30 4:37
三部作瓜田タカヤ205/10/30 2:09
この空に星は見えていますか?ベンジャミン9*05/10/30 1:39
たかぼ305/10/30 0:41
白い午後イオ2*05/10/30 0:10
夢テレビ蒸発王205/10/30 0:05
頭痛ミゼット3*05/10/30 0:05
ふたこぶ駱駝あおば10+*05/10/29 23:42
詩人の死松本 卓也4*05/10/29 23:39
天使renchu1*05/10/29 23:39
ルーシィ汐見ハル13*05/10/29 23:10
Rainy Rain落合朱美11*05/10/29 22:55
そろもん(静物の話)みつべえ305/10/29 22:39
遠距離天使005/10/29 22:35
君のぬくもり0*05/10/29 22:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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