この
てのひらに届く
吐息のような
君の伝言


手が届かない切なさ
抱きしめられない寒さ


その孤独が私に
乗り移ればいいと
おもてに飛び出してはみたのだけど


刺 ....
寂しがり
嘘つきで
夕暮れにも泣いたりしない
強がって
爪先で
ねえ、
迷いくらい蹴飛ばしてよ


君の笑っているところが見たい


赤信号
一番星
黄昏の寂しさ
 ....
やがて光が空から降りそそぎ
何かの形になると
それはわずかばかりの質感をもって
わたしたちの背中を押す
わたしたちは少し慌てたように
最初の一歩を踏み出す
でも決して
慌てていたわけでは ....
もう少しでキミに手が届く



・・・・・・・はずなのに。



つかんだと思ったら木の枝だった。
失ったものは、あまりにも
大きすぎた。

失うには、あまりにも
幼すぎた。

失ったことに耐えるには、あまりにも
弱すぎた。

すすり泣く子供たちに
冷たい11月の雨が降る。

 ....
好き勝手をもうするなと
厳しい目でいつも見ている
どんなに泣いても

何回も裏切った 
跡にはもう残されてない
どんなに悔いても

通り過ぎた道にどれくらいの
大切なモノを捨ててきた ....
連続して
肉体がはじけ飛ぶ
上半身の亡命である
そうして足だけの感覚が
地表と交感し溢れ
浮遊しつつ
重力へ向かって
疾走する
友人の ポケットにはいってた
あめだまは
しりもちをついたせいで
見事に
粉々になっている

しかし
僕には関係のないこと
僕の頬にはまるまるとした
いちご味が
世界を広げている
 ....
北鎌倉・東慶寺の敷地内の喫茶店
外には店を囲む竹垣が見えるガラスの壁
に寄りかかりコーヒーをすすっていた
顔を上げると
店内を仕切るガラスの壁の向こうに透けて
カウンターの中に一人の妖精が{ ....
わたしたちが
忘れていった
どこか
土の
道の
上に

座り込んでいる
それ

凍えるように
広がって

悲しみを
押し殺す

息を吸う

(ゆめ など、おぼえてい ....
満月の夜  いつもは 真っ暗な空が

ぼんやりと光る

どこから 見ても 満月は 悲しいくらいに 美しく光る

それぞれの人の 気持ちを じんわりと 動かしていく

わたしの 気持ちは ....
「孤独」

僕は孤独に気付いていない様で、
他人の言う孤独とは違う所について孤独に気付いており、
しかし僕が気付いていない所でやはり僕はしみったれた孤独なのだろう

枯葉の様な孤独 ....
空が傾き
音は木にふりかかり
ずっとずっと遠くまで
誰もいないことを告げてゆく


せばまる風が
音の火となり
無言の道を
甘いにおいに近づける


弱くいとし ....
ひざまくらはきもちいい
きもちよすぎて

このまま、とけてしんでしまいそう


こんなにきもちのいい死に方があるのにねぇ

首をつったり
崖から飛び降りたり
薬を飲んで
死んでし ....
ゴミ箱を探してみたけどなかった
まあ当たり前なので気落ちしない
道ばたの石ころをひっくりかえしたけどなかった
これも当たり前なので気にしない

実を言えば私は知ってる
オズはあの空の彼方に ....
肩にかかる雨を解いて
湿った髪を指で梳いて
煙る匂いに瞼を伏せて
あの人がいた夜を
濡れた手の平に
描いている



 窓ガラス
 ふたつの顔を
 映し見て
 微笑む目と目
 ....
自分の存在の

かたむきに

添うような

日陰を背面

浴びた

浴びた

浴びた・・・
まだ言ってなかったかもしれないけど
きいてなかったんなら覚えておいてくれ
共感はいらない
そんなもんいらねー
私の言葉なんか
ぶっとばしてくれ
ティッシュがわりに鼻かんでうっちゃってくれ
 ....
投函された吾郎ちゃんはポストの臭さに思わずおならをし、それに首をくくっていたお母さんが、三千年前の童話を読んだので、妹のお花は丁稚奉公の旅に出て、同じように毒風呂に入って
いたお父さんの真似をしたペ ....
すべてをわかった瞬間
羽根が空を駆け上がるように
わたしもあの空に溶けてしまうかと思った
それほどあの人の存在は深く
そして哀しいほどに遠かった

あの人が美しいと言った道と
わたしが美 ....
「あの先に地獄があるのだよ」

そう言って
男は金づる伝いに降りて行った

まるでむせかえる様な天国そのものでも
やがては退屈になってしまうの

「真っ直ぐ行くと突き当たりになるけど」 ....
俺の死体が落ちていた
パンツの中だった
パンツは汚れていた
パンツは洗われてなかった
おまえによって

おまえは植木のひとつひとつに
水をやり
それぞれに優しく声をかける
そ ....
君の知らない深い悲しみを
僕は背負って生きている
そして君も僕の知らない過去の残骸に
足をとられては涙を流す


この街のプラタナスも深まる秋の気配に
すっかり色づき始めたよね


 ....
おはよう・・・僕・・・

こんにちは・・・僕・・・

こんばんは・・・僕・・・

おやすみ・・・僕・・・

僕は確かに24時間を生きている
けどそれは僕が生きている証拠にはならない
 ....
三日月に腰かけてきみは
きれいな脚を ルランルラン
みんなが忘れてたセブンティーズを
とてもほのかに歌ってた
誰もが思い出せずにいた歌詞を
ソラで歌ってたきみに
僕は あっけないほど降伏
 ....
 僕の償いは 食器を洗うこと

 僕の償いは お米を研ぐこと

 僕の償いは 掃除機をかけること

 僕の償いは 洗濯すること

 僕の償いは 買い物に行くこと

 僕の償いは ....
 昔は末は博士か大臣か
 と言われていた

 今はもう昔
 
 この状況を誰が予想しただろう

 情けなきかな

 でも
 がんばってはいる
 やれることはやっている

 ....
小さくて

可愛くて

甘すぎて


少しの熱で

すぐ熔ける
 
星の駄菓子


まるで


恋心



今宵の涙を

緩く固めて


鋭い三日月 ....
遠く鮮やかなコンコース
目を細めて見つめている
限られた空は 狭いがとても高く
ゆっくり目をしばたいてから
君は静かに体育館へもどった





君の青ラインのシューズと
 ....
呟いた台詞をどれだけ記しても
書き殴った言葉をどんなに叫んでも
僕の声は旋律を切り裂いているから
どうやっても詩になりきれないんかな

涙と汗は溶け合いながら
湿りきった風に運ばれていって ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬の道行きたりぽん(大...1005/11/9 0:35
我儘な祈り有邑空玖6*05/11/9 0:32
祝詞たもつ1305/11/8 23:43
あれっ?柚姫105/11/8 23:37
say good-byesmorza...005/11/8 23:25
守る力エメラルド005/11/8 22:09
物体/運動/音楽太郎冠者3*05/11/8 21:26
あいつはあめだまが好きだった。仲本いすら3*05/11/8 20:51
「ガラスの壁の向こう側」服部 剛6*05/11/8 20:00
針を埋めるミゼット1*05/11/8 18:55
うす暗の夜renchu5*05/11/8 18:48
_汰介4*05/11/8 18:13
きんいろのうた(光と音)木立 悟505/11/8 17:24
ひざまくらくしゃみ3*05/11/8 17:01
恋に似てるけどそうじゃないもの佐々宝砂4*05/11/8 16:48
冷たいキス *短歌もどき*LEO6*05/11/8 14:56
晴日和かなひめ005/11/8 14:48
まだ言ってなかったかもしれないけど佐々宝砂6*05/11/8 14:43
腹痛奥津強3*05/11/8 12:27
蒼の軌道あきたようこ105/11/8 11:39
重しayu-m105/11/8 10:29
発見たもつ605/11/8 8:34
落ち葉のプレリュード恋月 ぴの16*05/11/8 6:41
どうして生きていく?saya005/11/8 5:53
ペーパームーンクリ205/11/8 1:09
償い、許してほしい炭本 樹宏4*05/11/8 0:40
母、彼女、ママ1*05/11/8 0:15
金平糖[group]士狼(銀)8*05/11/8 0:11
体育館小宮1*05/11/7 23:47
旋律を奏でられない僕だから松本 卓也1*05/11/7 23:45

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