昼も夜も関係なくにぎやかな
 心の宿に灯るのは
 めくるめく孤独色した宇宙の中の
 母なる月に映る
 うさぎ達のもちつく姿

 季節の摂理に従って
 太陽は遠ざかって行く

 目に ....
長い夢から醒めた僕に
突きつけられた現実の嘘
温めてきた僕の想い
僅かでも君に繋がっていると
信じていたかったのに

届かない声を振り絞り
伝わらない言葉を投げかけて
君の心を待ってい ....
#51

 花の降る午後に
 はちみつタンジェリンのどあめ
 口ン中で転がしながら
 歩いていきたいよ
 コロラド州デンバーまで



#52

 魚肉ソーセージだと思って
 ....
今日が明日に変わるころ
行き交う吐息が途切れます
朝陽が尾羽に掛かるころ
胡桃のしずくが凍ります
もしも鈴を落としたら
さらわれた願望を
あなたは探し続けるでしょう
もしも匙を拾うなら
 ....
   青空の
    窮み
    藍
    星空


  孤独だった少年のころ 
  走っても 
  たたずんでも 
  振りかえっても
  吹く風は 仰 ....
{引用=

 吹かした煙といっしょに、行っちゃうかと思いました
  
 薄くなりましたね、背中

 このビルが潤うたびに、課長さんは枯れてゆきますね

 決して幸せを期待できない結末に ....
薄暗がりの朝の道
自転車を飛ばして小さな街へ帰る

鳥たちが騒ぐ前に
朝刊も入ってないドアを静かに開ける

満ち足りた現実臭が
僕の頭ん中駆け巡ってさ
言ってたんだ 言ってたんだ
お ....
いくらでもあげる。
あなたが望むのなら

こうしていられるのは
あとどのくらい?
わがままかな。
うしないたくない

微妙なバランスがすきなの。
手をはなせば崩れそうなこのかんじ
 ....
心ない人々の心ない祈り
とてもせつなくて
頭はぼーっと痛んでくるし
しばらく世界が止まってしまう
いつものようにベンチに腰掛け
左手で
目の前の虻を追い・・・
すると子供の声
「ほら、 ....
昔はぁ よかった

これは じいちゃんの
クチグセ

昔はぁ よかった

これは ばあちゃんの
クチグセ

昔はぁ よかった

これは ボクの
憶測


100円だまを ....
 曜日だけはおぼえている
 寒いから季節だけはようやくわかる
 閉じたままの傘が傘入れにちゃんと入ってる
 雨が降った日はいつのことか
 雨のせいで色が変わったジーンズの裾が
 ....
わたしは鉢植えです
今日も家主殿から水をいただいております
しっとりふわふわにおいたつ土が
わたしの中で何かを待っています

わたしは鉢植えです
今日も家主殿は私を陽のあたるばしょへと移し ....
不思議なのは
社長には従いたくなるが
部長には反発したくなることだ
会社組織は国と異なる
総理大臣や大統領の名は触れ渡っていても
諸大臣の名前を暗譜できる民はいない
内閣支持率が50を超え ....
 
ボックスの中の電話が鳴って
初めて聞いた公衆電話の音は
なんだかすごく懐かしくって
受話器をあげたら君だった
たわいのない話を全部済ませて
嘘か本当かもわからない名を名乗りあ ....
うつくしい
よるのきよ
わたしはしななければならない
あのこのために

ほんとうに
しずかなよる
さわぐ
がさついたじょうねつ
どうへんじしたら
いいか
わからないでしょう

 ....
作り物の光に満ちた
ペールブルーの繁華街が
なめらかな軌跡を描きながら
夜にむかって滑り落ちてゆく

スクランブル交差点の真ん中で
無垢な恋人たちを乗せた銀色の車が
撹乱され立ち往生し
 ....
日常に疲れ果てたさびしんぼぅの代わりの

おそらも大泣きをしてくれたのか

全てを拭い去ったようなまっさおなカンバス

キラキラの煌めきが朱や黄色の葉っぱを揺らす

公園はすっ ....
霧雨のなかを
朝ぬすびとは帰る
愛するひとのもとへ
かれこれ三日もなにも
食べさせてあげることができない
ついできごころで
ぬすんだほしを
返してしまったせいだ
俺のこころも
俺のゆ ....
見事に文字化けしていました
文字化けしてどうなったかというと
まだなってません
議場で私たちは深く愛し合い
お互いの身体のいたる所を弄り合い
底辺かける高さわる2
三角形の面積はど ....
あのころ
とても好きだったのは
Mと云うおさない綺麗なひとで
ピアノを弾くひとでした
むきだしのあしををちいさいおとこのこども
のように
黒い椅子のうえで揺らして居たのを覚えて居る
重い ....
毎日 違う朝なのに
ありきたりと
つづられる

こいこがれて うごかない
待つだけの 人は さておいて

違うことを みつけるめは
たやすくないようで
単純で

今 生まれた
 ....
幸せな私はなぜ続いてくれないのだろう
真剣に人を愛する事はなぜ
流れてゆく星のようなのだろう
愛する事が私にも出来ると
自信をくれた貴方と
いつも笑っていくはずだったのよ
慣れない私の手を ....
白いノートに
木を三つ書いたら
それが森になりました

空を支えるように
枝の真似をして手を広げれば
わたしもまるで木のようでしたが
何かが足りない気がして
淋しくなりました


 ....
君は彩りのある口付けをする
時折ゆれるのは風の悪戯
やさしい音色は僕の耳を擽る
誰も見てなんかいないさ
瞳が青く遠ざかっていくのを
夕日が赤く遠ざかっていくのを
黄色い波が揺れていくのを
 ....
才能がないミュージシャンが
なかなか進まない車のアクセルを踏み続けている
どうやらエンジンがかかっていない

父親と喧嘩した高校生が
車に向かってサッカーボールを蹴り続けている
ゴールが見 ....
目を閉じる
瞼を、それは落ちていくのかもしれない
いつもより低い世界で目を覚ます
見上げることしか出来ない
そこから始まる一日が
そこにある


青空に
誰かが口笛を吹く
開いた本 ....
運命が赤い目をしてこちらに向かって突進してくる
生まれたばかりの北風はコンクリートの軋む音に
乗っ取られたままで黒ぶちの眼鏡はそのいずれをも
見逃しているのにそんなことはおかまいなく

運命 ....
もずくの藻屑になると言って
何処にでもいる学生という職業の彼は
もうすぐやってくるであろう致命傷を避けるかのように何処かへ姿を消した

もずく単体なら自ら進んで食べる彼だが
幼い頃食卓に並べ ....
電子レンジがチンと鳴る。
ウェイターはコックを呼んだ。
電子レンジがチンしましたよ、と。
   
 気持のよい料理、
 ワインを飲み過ぎて酔っぱらった料理。
 うっかり火を近づけてはいけな ....
だからって波風立てず通り抜けていく映画を眺める
2時間後には真っ暗な世界

四つん這いになって
少しズレた行き先は
今見つからない
今見つからない

だからって僕の癒しさ観葉植物
慌 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
明日に続くドアの鍵炭本 樹宏1*05/11/10 1:24
君の居ない夢を見よう松本 卓也2*05/11/10 1:14
フラグメンツ #51〜60[group]大覚アキラ7*05/11/10 0:45
交差くろねこ205/11/10 0:25
Blue[group]まどろむ海月205/11/9 23:07
A課長との無言の会話yaka4*05/11/9 22:48
帰宅28時もる105/11/9 22:26
たおれそうに…りょう。0*05/11/9 21:48
雨上がりの境内吉岡孝次0*05/11/9 20:22
ポップティーン仲本いすら5*05/11/9 19:46
ナダレ遊戯カンチェルス...705/11/9 18:59
はちうえ[group]かぜきり0*05/11/9 18:42
神は僕らを利用するkw2*05/11/9 18:20
ランダムまりょ105/11/9 18:14
げんき石川和広5*05/11/9 17:55
野戦大覚アキラ105/11/9 17:43
*エチュード*かおる2*05/11/9 17:22
朝、ぬすびとはZUZU805/11/9 16:52
法案たもつ405/11/9 15:33
夏の朝ははやばやと起きてなを605/11/9 12:03
日記砂木11*05/11/9 7:16
涙の外側で月山一天305/11/9 5:18
あなたへとつながる道を[group]ベンジャミン10*05/11/9 4:03
テーマ:サイレントムービー3*05/11/9 1:27
倒れないドミノ2*05/11/9 1:24
日和霜天1005/11/9 1:04
朝の祈りが聞こえる間もなくむらさき1*05/11/9 0:49
もずくの藻屑F (fro...0*05/11/9 0:47
「電子レンジ」プテラノドン1*05/11/9 0:36
布団の上でF (fro...005/11/9 0:35

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