初めて君の部屋に行く約束をした日
深夜 セブンイレブンの前で待っていると
千鳥足の君がぷらぷら手を振りながら現れた
知り合いの家でワインととびきり新鮮な金目鯛の刺身を頂いたそうで
アルコールの ....
太陽が落ちていく頃に みんなは何をしているんだろう

元気な子供たちは 家に帰り 夕飯をたのしみにしている

恋人達は 今からが楽しい時間

僕は あの人を 想い切なくなる

鼻歌の一 ....
待ちに待ったこの日を
二人楽しもうねと
手をかたくつないで
あてもなく歩いて

そしてその想いは
毎日を輝かせる

風向きがふっと変わるだけで
何もかも戻されてゆく

二人で歩い ....
ぐるり、と
回ってみて気付いている
下敷きにされた世界は、ほんの少し暗くて
それでも透明、に何処かへ繋がろうとしている
きみは
あの頃の夢の続きを見た後で
ぱあん
と、弾けてしまって
 ....
つまずいてばかりの日々にうつむいて
ちぢんだ心を{ルビ潤=うるお}す
水の湧き出る場所を探し歩いた

立ち止まり シャベルで穴を掘り続け
気がつくと
静まり返った暗い穴底にひとり

小 ....
きわめて無機質なショウケースは
その中が厳重な保護下に置かれていることを物語り
光の粒が華やぐ中に一際大きな輝きが鎮座していた

限りなく透明なラウンドブリリアントカットは
冷ややかな気 ....
明日逢える?



明後日逢える?



冬になったら逢える?




さくらが咲いたら逢える?





次のひまわりが咲いたら逢える? ....
周辺部から凍った窓ガラスの中心付近だけから
 おぼろげに見えるような暖かい部屋の中に
 私が居て
 娘と息子が居て
 そして妻が居た

 何年前の、いや
 何十年前の光景だろうか ....
   いつも君はボクに

   『アホ』って言って八重歯を見せて笑う



  その笑顔はもぅ見れない


写真の中にしかない。



      逢いたいと願っても ....
たった一つの君は
風のように吹いているが
たとえば
コートのフードを躍らせたり
トマトの表面にとどまる水滴に光を与えるとき
微かな掌の温もりに似た質感を残していくのだ
そう 僕らは ....
黒 白 ピンク
色んなチョコがあるもんだ

黒 白 黄色
色んな顔があるもんだ

赤 黄 青・・
色んな感情あるもんだ

色んな花があって
色んな土があって
色んな動物がいて
 ....
雲ひとつなく秋晴れの空

父の運転で越えていた峠も
いまならば
自分の運転で越えられる

アクセルの踏み加減でスピードを調節
ブレーキなんか踏まない
でも
思いの外カーブは厳しい ....
大きいも小さいもない

気づくか
気づかないか

ただそれだけの違い

見逃せば見逃すほど
きっと孤独になっていく

幸せはゴールじゃない
満点をつけることじゃない
野心家も負 ....
痩せてキレイになりたい

けど、ダイエットはあしたから






あの人を愛して幸せになりたい

けど、









あしたから。
振り返り
振り返りて

揺れまどう
振り子は
東から西へ 
と 
羊を追いて
ほをすすめてとおし

積もったほこりは あかるさゆえに宙を舞い
はにこすれてかぜは てんてんと夜 ....
何もなかった。
ただ煉瓦の欠片と蛾の死骸があった。

わたしはそっと足を踏み入れ、立ちつくす。
西の窓から上弦の月が見える。

上から降ってくるぱらぱらと、誰かの足音が聞こえた。
そして ....
月を見ています

あなたは今夜
月を見ていますか?

それは
鉄塔の上に見える月ですか?

それは
杉の大木のてっぺんに見える月ですか?

それは
電線の間から見える月ですか? ....
明日
彼女のピアノを初めて聴くことになる

夢にひたすら向かっていった彼女の
今の思いを聴くことになるのだろう

ほしいから、頑張ったんだ。
届くかもしれないから、のばしたんだ、
手を ....
  人のためにこのことばを投げてみたが
  笑ったのは自分なのでそれは
  自分のためのことばでなのだった

  自分のためにあのことばを吐いてみたが
  泣いたのは人なのでそれは
  人 ....
朝日新聞が降りそそいでくる夕べに
お茶をのもうとして
ぼくは
お茶がないことに
気づいて
原稿をおいて
タバコすった
今日は
出かけなかったんだ
朝から

そうして弱火で ....
オレンジ色の綿雲に覆われた夕日が
遠くの方で背を向けて
ぼくの渇ききった心を揺さぶる


忘れようとすればするほど
渇ききった心の奥底で
君と一緒だったことを思い出す


もう何も ....
降りしきる雨の中を列車が行く
降りしきるの雨中を列車が行く
降りしきるの中雨を列車が行く
降りしきるの中を雨列車が行く
降りしきるの中を列雨車が行く
降りしきるの中を列車雨が行く
降りしき ....
東京の夜空は明るい
坂口安吾の描いた
戦後の静謐など嘘みたい
昼と夜を履き違えた植物は
花を咲かすことを忘れてしまった
人は偉大なる太陽を忘れてしまった
見て
人工の星がきらきらと瞬いて ....
ひそかに星の綿くずは
空のすみに集まってきて
夜の終わりもはじまりも
一緒のようにまたたいている


かじかんだ手と手を重ね
鳥を光にほどく息
どこまでも白く
どこま ....
私が泣いていたら
一緒に泣いてくれて
楽しければ
一緒に笑ってくれる

人見知りする私に
毎日声かけてくれたね
どうしようもない時
傍にいてくれて
ひとりじゃないって実感してた

 ....
氷壁は確保すら危うい
三点支持
命綱は細い電波のように
とぎれとぎれ


辿った記憶だけが教えてくれる
過ぎ去った轍を踏み


体温も
灯りも
声すら
霧の彼方に常に失われ
 ....
ぎゅっとして
きみのむねから
くるしみやかなしみ
でちまったら
いいのにな

そしたら
ふにゃふにゃの
きみをおふろにいれて
あたまにタオルのせて
はぁー いい湯 ....
詩人というひとは
ふわふわした話をして
霧がかかった町に住んでいて
控えめな音量のジャズバーで
うっすらと赤みがかったフィズばかり飲んで
酔いつぶれるなんてこともなく静かに部屋に帰って
そ ....
僕は交通事故に遭いたくないから
自転車に乗りながらウォークマンを聴いたりしないんだけど
高校のとき一日だけそれをしちゃったことがある
聴いていたのはサイモン&ガーファンクル

その日僕は見ち ....
夜の帳が降りる頃
空気銃で麻酔を打たれた
そんなような気分になる

物憂げに物思いに耽る
かと思へば枕に頭を横たえて
じっと静かに目を閉じ続ける

あらゆる魔法が解けかけている ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「晩夏」shu205/11/17 1:04
夕暮れrenchu3*05/11/17 0:55
心のやすらぎを求めてエメラルド1*05/11/17 0:49
坂の、その先の雲の落としている影霜天605/11/17 0:21
「井戸の底」服部 剛13+*05/11/17 0:09
でぃあまんて落合朱美12*05/11/16 23:09
いつになったら?柚姫105/11/16 22:37
家族の一生あるふぁ405/11/16 21:35
優しい笑顔柚姫105/11/16 21:33
ブラックボックスたもつ10+05/11/16 21:32
地球いっぱいhiro0+05/11/16 21:29
天高く千波 一也20*05/11/16 21:25
シアワセdew105/11/16 21:17
あしたからくしゃみ2*05/11/16 21:09
じゅうに[group]かぜきり2*05/11/16 20:08
再生さいらと105/11/16 19:53
あなたの月チアーヌ205/11/16 19:23
彼女のピアノことは2*05/11/16 19:20
迷える人の前にむらさき1*05/11/16 18:56
出かけなかったんだ石川和広5*05/11/16 18:26
渇いた心hiro105/11/16 17:58
トレインとレイン大覚アキラ205/11/16 16:48
永久白夜[group]kw505/11/16 14:33
夜のたより木立 悟705/11/16 14:15
ひとりじゃない夏川ゆう305/11/16 13:40
滑落たりぽん(大...605/11/16 11:25
「ギュッ」shu305/11/16 10:49
fly poethaniwa1*05/11/16 8:12
I リメンバーspan105/11/16 4:51
よシなシごトMOON005/11/16 3:58

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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