「世間」と言う濾過器を使うと
見えてくるのは 他人が知る「自分」

「日常」と言う濾過器を使うと
見えてくるのは 自分が知る「自分」

「不可知」なる濾過器を使えば
そこにいるのは 本当 ....
  

 段ボールの切れ端から
 夢を見た


 やさしさに包まれた炎
 どんどん燃えていく民家
 煙を感じるはじめての


 あれは炎だ
 単なる火であり、炎だ

 ....
とにかく
何にも感じません
やさしくされても
自分でやさしくしてあげても
どうしてもどうしても

それじゃまずいの?
病気治れば大丈夫

そんなことありません
なんかこうグ ....
あなたに見つめられると
あたしの動きは止まってしまって
あなたが抱き寄せてくれると
あたしは溶け始めてしまう

抱きしめられる前までは
きちんと立っていたのに
ぎゅっと抱かれただけで ....
 軒下に掛けられた鉢植えを
 風が巻いた
 アスファルトの上に敷物をして
 わたしたちは寝そべった
 あなたの腕に敷物の痕が残っていた
 日曜日
 時間もまた渦巻型をしている
 飲みかけ ....
さようならー
さようならー
大声で
両腕を大きく回して
さようならー
さようならー

死んでいきたい

感謝も惜別もいらないから
ただただ
さようならー
という言葉し ....
列車の時間がせまっても
気にとめようともしなかった

はかなげに咲いた沈丁花

まぶしい夕日に照らされて
風になびく その花びら
とても愛しくて

遠くで汽笛が聞こえても
気にとめ ....
ねぇ、君のことを好きになったのは嘘じゃない
ちゃんと僕の体に血が流れてるみたいに
君へのドキドキが体を巡ってる

たとえば背伸びをして雲に乗れたなら
君のことを好きでいてもいいのかな
きっ ....
たしかめるように

しずかに しずかに

指をきりとる

子供だったのね 貴方

追い詰めたりしちゃいけなかった

鳴くのは休日だけ

あとにはいつもの顔

それでいいの
 ....
疲れボロボロになっても
見上げる夜空はうつくしいものだ
ヤニにけむった息越しにでも
プレヤデスは青く輝く

道を指し示す なにか奇跡のような
そんなものが降り掛かりやしないかと
こうして ....
混沌と虚無

襲い来て

僕の意味奪う

超えられぬ

実存

薬の白さより

冷たい雪が

僕の心に降り注ぐ
神様が平等に与えてくれるのは
自由や幸福などではなくて
死ぬということ


きみたちは
一生懸命に駆け抜けて
だけどその先が
谷底か崖かもしれないことを案じている
死というものは
 ....
今日という日は
あなたにあたしを差し出す日
それだけのために今日という日がある
どこからでもどれだけでも
あたしをあなたの思うとおりにしてください

そのためにあたしは
もうどれくら ....
僕の特別な蝶々
どの図鑑にも載っていない
ただその姿だけを追いかけて
夏休みの最後の日 やっと捕まえた

どこへでも連れて歩いた
ただ彼女の姿を見ているだけで
僕はうれしくなって
気が ....
宵の衣の澄む空に
水を含んだ
  月浮かぶ
果てを映したせせらぎに
火照る裸体を浸します
夢に染まった
  つめたさが
しずかに狂って微笑した
(すわ)
終りにそなえて 花が咲く
炭酸の泡

コップの汗

小さな心の傷

夏の終わりの空

遠くの電車の音

蝉の鳴き声

気温32℃の残暑

扇風機の風

何一つ足りない物

ないのに

寂 ....
日が昇って
息を延長してとどきそうな空は
その端を薄ピンク色にふるわせ
面倒を散らかしたまま押しやってしまう

力の限り力を抜いて
今日だか明日だかわからない日の午後から ....
あれは遠い夢で見た海岸。
あの波の碧さ、あの浜の眩しさは
今もたもたれているのであろうか。

焼けたガレージの隅にあったシャワー。
広い玄関には浮き輪やボートがあった。
はす向かいの、セブ ....
もしも
あのとき
楽園にいたのが
いぶと
いぶ
だったなら
僕が
こうして
アップルパイを
食べることは
できなかったのだ

ナイフを手に
血が滲む
背中に生えた
角を ....
 今日は苦しみから開放されてる
 長く深い夜も静かで心を癒してくれる
 ないものねだりの遊覧船
 終わることをしらない
 身近な子悪魔のささやき
 この夜は幸運にも天使がささやいていて
  ....
 求めても手にはいらない理想郷
 
 なんども自分を確認し

 今いるここに魂の言葉を刻みつける作業

 ここちいい冷たさを身に感じ

 心は穏やか 頭はぼんやり

 とりたて ....
こぼれる 刃
渡った眼 閉じる
光の ぬかるみに

紡いで 望む両手
つかえる やぐら
踏み 登りつめ

土鬼の から腹
澄んだ 眩暈
刈り取られる風

香り
塞いだ灯の 
 ....
零れる汗に目が染みて
抱えた荷物に途方にくれる
何もかもを投げ出すには
少し遅すぎたのかな

社会人になってみて
背負ったものは責任と
僕の器を蹴破るほどに
膨れ上がった残業時間

 ....
粘膜が溶けるほど喉が乾くから
水が細胞に染み渡る音が聞こえる

心痛み眠れない12夜があってこそ
朝の光の中で微笑むことができる

美しいト音記号が
悲しそうなヘ音記号の上に成り立つよう ....
午前四時の境界線で
起きながらにして
幻想を見る

朦朧としながら
その目に浮かぶのは
白い暗闇

理由も無く心地良いその場所では
発想は尽きず
狭い価値観も
放射状に広がってい ....
三角Suiナ-畏怖のカテドラル.Lur℃の精製水 1兎の教父inシャーレに
満月にゲッコーするゲッ兎ー句、花火リジアンの6咲き/gに廻る夜空の某ト
潜空すル-ピアス ルミナスなアルミ為す時計の短針 ....
メモ帳を開けて
売り上げを認める。

肥大した大地で
クシャミしながら
朝来た道を辿るので

ギンガロン ギンガロン

はみ出し野郎が目を覚まし
冬の浜辺で貝殻を踏み砕く。
沈む中、目を開いた

放つ声は丸く
天上へ昇っていく

耳元で緋がささやいた

私たちは花
咲いては散るばかりの花
幾重にも重ねられた月光を浴びて、
それでも報われない花
私たち ....
彼女は泣いていた 誰も知らない森の中で
夜は深まり 吐く息も白くなる 遠くで獣の声がする
もう長くはここにいられない

流れ星が一つ その足を止める
「どうしたの?何があったか話してごらん」 ....
空間を触ってみた。

階段の手前あたりに
暗く空いた穴に

魂を吐く子供
透明な魂を吐く透明な存在だ。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
濾過器アマル・シャ...3*05/11/30 18:59
放火魔の小便カンチェルス...405/11/30 18:35
予行演習[group]石川和広2*05/11/30 18:15
とけるとびまる。2*05/11/30 18:15
日曜日アシタバ305/11/30 18:00
さようならーたもつ5*05/11/30 17:25
沈丁花[group]和泉 誠1*05/11/30 16:39
全部話しちゃったYuno105/11/30 14:16
届かない距離りょう。1*05/11/30 14:06
ポイントなな子105/11/30 12:23
鬱病Ⅱたかよし6+*05/11/30 11:20
すべては均され、抱かれてゆくアルビノ105/11/30 11:14
思い通りのためにとびまる。5*05/11/30 11:12
[group]和泉 誠1*05/11/30 10:09
終の季節(ついのきせつ)こしごえ16*05/11/30 8:56
残暑たかよし3*05/11/30 7:51
午前5時はまぼろしのようにnm66+05/11/30 3:58
淡路島かのこ105/11/30 2:21
いぶいぶあとら205/11/30 1:44
安らぎの夜言炭本 樹宏205/11/30 1:31
今日のらくがき305/11/30 1:12
浮き時雨砂木10*05/11/30 0:44
生存証明[group]松本 卓也4*05/11/30 0:40
シンメトリックな世界むらさき2*05/11/30 0:30
悪夢3*05/11/30 0:30
スイスギター#5六崎杏介105/11/29 23:14
メモ帳あおば4*05/11/29 23:09
花を宿すミゼット4*05/11/29 22:59
流れ星[group]和泉 誠1*05/11/29 22:36
空間佐藤伊織4*05/11/29 22:09

Home 戻る 最新へ 次へ
5467 5468 5469 5470 5471 5472 5473 5474 5475 5476 5477 5478 5479 5480 5481 5482 5483 5484 5485 5486 5487 5488 5489 5490 5491 5492 5493 5494 5495 5496 5497 5498 5499 5500 5501 5502 5503 5504 5505 5506 5507 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.24sec.