キミは 何を考え 毎日を過ごしているの?

時に 怒り

時に 甘え

気まぐれにしか見えないキミ

だけど キミの存在 キミが居るだけで 私たちは 救われている。

時々 じっと ....
猫がタンゴを踊るよりも軽やかに
君は詩う

蛍光灯の下で途切れながらも
僕は笑う

賑やかなブレーカーを落として
睫毛に漏れる灯りだけで手繰れるのならいいんだろう

けれどどちらにし ....
オムレツはオムレツだ。

オムレツはオムレットだ。

オムレツは卵だ。

オムレツは知性だ。

オムレツは繊細を誇る。

オムレツは食欲をそそる。

オムレツは不可逆だ。

 ....
威風堂々 彼は荒野を行く
その足音は 大地を揺るがし
その瞳は 燃えるよう

ある者からは 恐れられ
ある者からは 忌み嫌われて
彼は広大な領地を手に入れた

一人の男が無断で入ってく ....
アナタ トテモ ツカレチマッテ イル ラシイジャンカ
ユビノサキマデ シビレチマッテ イル ラシイジャンカ

ソレハ タイソウナァ クロウダァ クロウダァ
ソレヲ ダレカニ シッテモライタイッ ....
やもりのしがいと
くものいと
こいびとのよだれと
みみあかを
なべで にこんで
(中央から濡れていく
     ひりひりと)

赤い林檎を剥いて
がぶりと噛み付き一口目
昨日の出来事
不思議な果実の甘さ が
歯に沁みる

涙が
(ひりひりと)

二口目
 ....
君の中には
真っ赤な情熱がある

君に迷いはない
ただひたすらに
赤のインクを出している

君に迷いはない
なくなる覚悟で
捨てられる覚悟で
赤のインクを出している

ただ ....
ずっと体を持て余して

どこかにいる片割れよ

こんな風に、何か足りないと

ひとりもの憂さに浸るの










寝返りでたわんだ私の髪も開い ....
私がついていると言った人が役に立たなかったので本当にありがとうございますと二回言った     女


愛しいあなたを抱きたくて
透明から青
青から碧へ
変色する
この静かな淀みの池で
禊(ミソギ) する


今夜の月は丸いから
お前、美しい女になるのでしょう ....
光を灯すために
闇を撒き
         ただ、己の手をかざすはせずに
         悲しみをくずして笑うは廃墟よりもろく
闇を撒くために
光を灯し
         旋律、よもやう ....
部屋を折りたたんでしまう
とうとう手に入れた蝶を、
逃がしたくないので
部屋を折りたたんでしまう

押入れが床にキッス

窓が押入れの背中にキッス

時計のある壁が窓の背 ....
世の風に流され
秘め事を{ルビ懐=ふところ}に隠し
灰色のコートを羽織った背中を丸めた男の後姿が独り

世の風に{ルビ抗=あらが}い
闇の向こうに見える光へと澄んだ瞳を向け
空色のシャツを ....
冬になったばかりの時には
どれほど待ち望んでいた寒さでも
春を渇望するぼくがいる

菜の花が咲く頃になれば
沢山の生命の芽が目に見えて嫌になる

冬は停滞してもいい気がしてた
勘違いな ....
おかしいよ

マグカップに 緑茶
湯のみに コーヒー

おかしいよ

男の体に 女の心
醜い少女に やさしさの欠片

本当に必要なもの どっち?
過去(うしろ)を見て歩いているとよく道を間違える。


・・・・・だって仕方ないじゃない前を見れなくなっちゃったんだから。


今日も黙ってひとり間違った道を後ろ歩きで戻る
 ....
小川で沢蟹を捕まえた。

鋏が宙に踊る、

指を挟まれた瞬間、

懐かしい痛みが蘇る。



僕は大人になった。

自ら望んだのではない!

親たちが大人に育てた!

 ....
水の中にいると
からだが少しだけ重くて
しぶきが鮮やかで
とても冷静で
水から顔を上げて
ゴーグルから水がこぼれて
いつまでつづくかわからないけど
いつまでも
いつまでも
少し苦 ....
まま! まま!
僕のテレビが壊れちゃった!
がーがーという音がやまなくて
シロクロの崩れた映像が歪んだり途切れたり
ちょうどウェスタン映画をやっていてね
でもカウボーイの顔がきちんと映らない ....
シャワーを浴びた君の
髪の毛の先に雫がひとつ

君のつま先にぽたりと落ちるまで
君の体といっしょに眺めている

どこかに雫はないのかな
君のつま先から君の髪の毛に視線を戻すと
なめ ....
午前、町の本会議場では
一般質問に立った初老の議員が
延々と演説をしていた
議員も当局側も
数名が舟を漕ぎ始めている
誰が忘れていったのだろうか
傍聴人席には一冊の事典
その立派な装 ....
時々
私の手のひらから
生まれてくるもの

最初は小さな涙
ぬれてる感じがして
よく見ると
小さな水の欠片があふれていた
手のひらを拭いても次から次へと
出てきた
それを見ていた ....
ひとり立ち姿

死んでいるように
つぶやく灰の後ろに映る
星の塔が旋回してから
七色のアーチをくぐり
一瞬する視界の腐蝕する太陽へと身を焦がす

失えるものなら失ってみなさいな
零の ....
古めかしいホールのような場所で見知らぬ人が
懐かしげに笑いかけた
腐りかけの甲殻類の臭いがしてきた
いつの間に
おかしな縫いぐるみを頭にのせた
全裸の人たちのなかにいた
気味が悪いほど上機 ....
ぶらんこは
すすまない

すすんでも
もどってくるから

たのしい



ぶらんこは
うたう

きーこきーこ
へんなこえで

うたう



ぶらんこは
さみし ....
すべりだいの
かいだんは

たのしい

すすんでいくから
うれしい



すべりだいの
てっぺんは

ひろい

とおくがみえるから
きもちいい



すべりだい ....
その昔 人間は神様達にお願いしました
生きていくためにほんの少しでいいので土地を分けてください
優しい神様達は それを聞き入れました

その昔 神社という建物は
人間の世界と神様の世界を分か ....
あぁ、大いなる自己よ
私の話を少しだけ
聞いてくれますか

(どうもありがとう)

いえ、苦しい事などあるはずもありません
いえ、悲しい事もありません

ただ私の心は淋しいのです
 ....
グリーンのセーター
さわりごごちがあんまりよくて
緑のなかにとけだした
だれもいない朝の公園
雨上がり
ぬれそぼるベンチ
とぎれっぱなしの会話

胸のアルファベットも
ばらばらになが ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
つぶらな瞳renchu3*05/12/3 0:30
ダンス松本 涼1*05/12/3 0:16
オムレツは知らないブルース瀬戸...2*05/12/3 0:06
ライオン[group]和泉 誠2*05/12/2 23:52
こんな夜に見上げる星の下でベンジャミン3*05/12/2 23:51
そろもん(レシピの話)みつべえ2*05/12/2 23:39
林檎葬半知半能405/12/2 22:48
赤ペンの鼓動ゆうさく105/12/2 22:41
人肌小宮1*05/12/2 22:39
架け橋ののの2*05/12/2 22:34
秘密千月 話子13*05/12/2 22:17
泡に燈したあかりのいろは[group]かぜきり2*05/12/2 22:01
部屋を折りたたんでしまうミゼット0*05/12/2 20:32
「鏡の中の紅い花」服部 剛6*05/12/2 20:26
恋をしているYuno305/12/2 20:23
器と中身和泉 誠0*05/12/2 20:09
どこにもたどりつけない柚姫105/12/2 20:00
沢蟹手嶋純0+05/12/2 19:24
平日昼間のスポーツクラブ石川和広3*05/12/2 18:24
ゲロまみれ北乃ゆき1*05/12/2 18:22
光る雫とびまる。2*05/12/2 16:10
架空少女事典たもつ805/12/2 15:02
いつも手を握り締めて歩くことにしている初代ドリンク...6*05/12/2 13:25
空の原こしごえ12*05/12/2 13:24
あるパーティーにてアシタバ005/12/2 12:27
ぶらんこ043BLU...505/12/2 11:51
すべりだい305/12/2 11:26
神狩り[group]和泉 誠1*05/12/2 11:13
あぁ、大いなる自己よみしま005/12/2 10:57
グリーン・セーターZUZU505/12/2 9:59

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