ささやかに
くりひろげられる祝宴
ノートブックの
きれはしの中の



外側の
銀世界
にはほど遠い
ところどころに煙った雪



落ちてく
地下茎すらとどかないどこか
 ....
あなたは ほんとに やさしい ひと 。そうしょくどうぶつ の ように くさをはむ 。わたしは にくしょくどうぶつ だよ 。あなたとクラセルノカナ 。                   空は啼いているのだろう
風は狂いはじめている

雪の華はその美形を
とどめることも叶わずに
ただ白い塊と成り果てる

清き水の流れさえも
怒涛に変えて


白鳥は真白の吹雪に ....
縦に
横に
斜めに
そして滅茶苦茶に


発つ人
切りつける遮断機
渡す鉄橋、区切る線路
正確な手すり、錯綜する枯れ枝
途切れ続ける白線、刺さり続ける鉄塔
罅割れ ....
いつでも思い出せるということと
いつまでも忘れないでいることの違いを
知らなかったのです

それは
アルバムに貼り付けてしまい込むことと
手帳に入れて持ち運ぶことのような
違いなのでしょ ....
理屈じゃない
違う
それは弱音
これは弱音
単なる弱音

何かのせいにしなきゃ生きていられない
心のどこかで分かってはいるけど
唯一成長していくのは自分さえをも騙せる
ダークサイドの ....
胃が痛い
今日に限ったことじゃない
ずっと
ずっと痛かった

もうボロボロですって
医者が教えてくれた
神経がどうとか
ストレスがどうとか
説明なんて聞いてなかった
薬だけもらって ....
ある日少女は死んだ。

世界は気に留めなかった。



小船に乗せられて彼女は沖へと流された。

雲のさけめから、鳥女たちが舞い降りてくる。

小船を人魚の群れが囲う。

少女 ....
隣りの家は工事中。
古い一軒家を
賃貸アパートに
建て替えるらしい。

毎日
朝から
トンテン カンテン、
ゴォー ブルルルル。


5時。


公園から
チャイムと ....
冷たくないと
生きていない

熱いと
いうのに

息に かかる
さませないのに
まじれないのに

欠けて
すべって

あらい
まま

さくり  
踏まれる
少しずつ蒸発していく
海に入ればいいのに
あのマツの木の陰で
思いだけ積乱する

潮は去り気なく
静かに広がる
砂を齧りながらも
生まれ変わろうとして

こんなに明るい場所に
迷 ....
高層マンションの谷間に
ひっそりと公園

そこだけは昔のまま変わらずに
闇の中に
ぽっかりと

術後麻酔のなかで
すべてをかけた無意識で
あなたがいま
探しつづけている
あなた自 ....
昔 同じ職場の人に 「几帳面な字ね性格が出るんだよ」って言われた

私は一つのことにこだわりだすと止まらない。でも 几帳面とは思ったことが

無いからびっくりした。

仕事で気が張ってるか ....
疲れ果てて座り込んでいた


あなたは
公園のベンチで
まるで影が貼りついているみたいに
立ち上がることができないほどの


そんな悲しみでした


いつしかそれは
頬つ ....
鉛筆の先は街の香りがして
スピーカーからは東京が流れ
自転車は猫間川沿いを走るだろう
さっきから歩いている場所は
消えたり現れたり薄ぼんやりしたり
アスファルトをひっぱがす音だけが
よく聞 ....
椅子が まわる
( )に すわる
椅子は さわる

椅子が かわる
( )に すわる
椅子は よわる

おわる
 
台風が接近している、と
ラジオのニュースで聞いた。
簡単な荷物を抱え、
早朝の駅へと急いだ。

波や風をしたがえ、
陸地を呑み込む。
恐ろしいエネルギーが、
私の心を、
なぜか、踊ら ....
もういいよ

降ろしていいから・・・もう、その荷物

感じたままに、顔を変えればいい。格好つけて何になる?後悔しないのかい?
もっとまわりを受け入れて・・雑音を聞いてみて欲しい。
もしかし ....
思い描いてた夢
理想の類

そこには悩みも苦しみもない
ただ 幸せだけが約束された地
そのはずだった

僕が見たのは
憧れた景色とはかけ離れたもの

止む事のない嵐と
満たされる ....
いやぁ、ベンリな世の中になったもんだね?

最近のコンビニじゃぁ 愛も売ってるんだって?

低コストで ハイブリッドな 超磁力合金な 愛だってね?

いやぁ、ベンリな世の中になったもん ....
スマイルひとつ スマイルひとつ

でも

本当にほしいスマイルは

ひとつだけなんかじゃ

ないはず

スマイルひとつ スマイルふたつ

みっつ よっつ。
うちのクラスの山田くんは いつも
弁当をもってこない。

昨日は
ホームレスのおじちゃんが ひもじそうだったので
あげてきた、と
寂しい目で 語ってた

一昨日は
おなかがいっぱいだ ....
冷たくなった幼子を
か弱き両手にひしと抱き
二度と帰らぬ温もりに
涙を流す母と子に
一体何が言えるでしょう

甘きは全て子に与え
苦きは我が身に受け止める
其れが母と知っていて
私に ....
   甘くない珈琲を
   手の中で
   大事そうにしていた
   猫舌だと言って
   大事そうにずっと
   両手の中で



   十二月に降る雪のように
   ま ....
高い 山の 頂きには
何もない
だが
あなたの  心の 
死に場所だけは
誰にも 触る事が
出来なかった

今 ここで
歌おう
自殺の 歌 生まれ変わり
死ぬ 寸前の 宗教の歌
 ....
傷ついた
というより
どうしようもなかった
話がある

洗濯物をたたんでいく
パンツ
シャツ
ヨーロッパ


僕の無器用さは消えない
どうしても嫌なことは嫌といってしまう
言 ....
玄関に立っていたのは畳だった
今日は暑いですね
そう言うわりには
畳なので汗ひとつかいてなかった

畳は座敷に上がりこむと座し
良い畳ですね、と手で撫でている
それからいくつかの世間話を ....
ふたつ先の しずかな私鉄の駅でおりて
ふたりは歩いた チャボとスミレ
おだやかな秋の風がふいていた

さほど高くない丘を見上げるように
さほど広くない その公園はあって
まばらな紅葉が ....
問い
「ドーナッツのあなだけ残して
ドーナッツを食べなさい。」



ふとんのなかで
かんがえた
ドーナッツふたりで食べこぼしながら


答え
 
は忘れてしまった


 ....
私+僕+俺+あちし+自分+拙者+我+I+Je=
大まかなあいどるでないおのれ

それは河じゃないんだっ
といって
橋を渡らせない陽同作戦
握った手と手を
さとらせない鍵のない扉の
意識 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
落ちてくフユナ505/12/11 2:44
あなたはすぬかんなが...105/12/11 1:46
凍れる河落合朱美15*05/12/11 1:20
繊維質A道化405/12/11 1:11
わすれな草たりぽん(大...705/12/11 1:05
アースの無い思考回路エメラルド1*05/12/11 0:48
夜中の台所でchocoa105/12/11 0:43
世界の終わる日ミゼット0*05/12/10 23:36
朝は優しく降り積もる。かおり1*05/12/10 23:33
 殻雪砂木2*05/12/10 23:33
Linnchocoa105/12/10 23:09
公園草野大悟405/12/10 22:35
文字renchu305/12/10 22:18
名前の無い涙のためにベンジャミン3*05/12/10 21:27
スピーカー太郎冠者105/12/10 21:19
椅子[group]たかぼ105/12/10 21:06
荒海の招き手嶋純005/12/10 21:03
労働者諸君へ。独身貴族よりOrange...105/12/10 20:51
夢と嵐和泉 誠0*05/12/10 20:42
ベンリな世の中。仲本いすら105/12/10 20:38
スマイルくださいな。105/12/10 20:35
山田くんのお弁当[group]8*05/12/10 20:33
私は何も語れないひろよ6*05/12/10 19:10
十二月に降る雪のように嘉野千尋17*05/12/10 18:20
死に場所奥津 強205/12/10 18:08
暮れ方石川和広14*05/12/10 17:59
世間話たもつ705/12/10 17:51
残酷!怪人スミレ女(愛と哀しみのMr. チャボ)[group]角田寿星7*05/12/10 16:37
宿題ZUZU6*05/12/10 16:21
A. N. Otherかぜきり0*05/12/10 15:29

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