どうしてこんなに冬は寒く
こうして身体をふるわせる

秋をくるんだ
あの真っ赤な太陽は
暮れゆく一日に束の間の
焦がれる時をくれたではないか

降り散る枯葉のひとつにも
哀れを誘う言 ....
冷たく輝くドレスをまとい
氷でできた玉座に座る
彼女は雪の女王

血の通った若い男達から
その温もりを奪うのが彼女の仕事

誰もが恐れる冬の国に
迷い込んだ 一人の少年

雪の女王 ....
わたしは蠍
孤独な蠍
心に浮かぶあなたの姿
思い出は心の痛み
耐える事しか
わたしは知らない



わたしは蠍
虚しい蠍
流れる砂はあなたの幻
ひとり見つめて
逢いたさ募る
 ....
冬の天井が落ちてきて

降り積もった断絶が

錆びたハサミを行使したのです

あなたとわたしの相似形は

いとも簡単に失われるから

失ったとたんに永遠で


何も持たない子 ....
 僕達の未来に影をおとす
 心無き者のあやまち

 ひとごとと思いながらも
 惨たらしい事件は
 人と人の距離をはなしていく

 いろんな事情があるにせよ
 やっちゃいけないことがある ....
なんでこんなに寂しいのかな。

盗んだバイクで走り出したりなんかしなかったのにね実際。
そんなやんちゃになれなかったよ。
罰ゲームとかでね。チ○コ出すノリはね、笑えるよ。
どんどん、どんどん ....
誰かが誰かを好きになる

誰もが愛すべき存在

誰かが誰かを苦しめど

誰もが苦しむことは無く

誰かが誰かに負け認めて

誰もが勝ち負け望んで居ない

誰かの元には子孫が宿り ....
  静かなる心の内の
  乱れ始める波立てゝ
  具象の宙 落ちる雫の色
  手垢のよくついた鈍い色彩
  かき立たされた沈黙の縁に
  芽生えの音にさえ敏感な
  今はひと休みに向かいつ ....
矛盾って言葉があるだろ?
あれみたいなもんでさ

君の幸せは僕の不幸せ
君の不幸せは僕の幸せ

すぐ泣くね
泣いたってダメだ
いつもとは 違う 冷たい冷たい 風が 悲しい声を響かせて 吹いている。

私の不安を 駆り立てるように・・・

今まで暖めてくれた 大きくて優しい手は 今はない。

自分の心を 信じようと ....
人の命は限り無く軽い
例えるならば羽毛のように
今日 30分前 誰かが死んだ
これから進む沿線沿いで

無機質な駅のアナウンス
舌打ちする音があちこちで
きっと誰も悼んでいない
僕だっ ....
雪のように白い言葉
その冷たさはすぐに溶け
心の中に染み込んでくる

まだ、
僕の心は
温かいのかな

それでも
じっとしていると
寒くなるから

いつもより
もっと、もっと ....
「虫」に「文」と書いて「蚊」

と、言われても
今ひとつ得心のいかないわたしは
たとえば
ぶーん、と飛んでいるから
「蚊」と書くのだろうか?とか
飛んでいる奴をつかまえようとする様が
 ....
包丁が俎板をぶち割った午後
ゲームは終った
骨の砕ける音を聞きながら
排水溝の隙間に汚物を突っ込め
次々と店に行き輝く砂地に尿をぶちまけろ

栄養ってなんだ?

明るい青ってなんだ?
 ....
僕が転んだ
白い雲がながれていた
僕が転んだ
麦の穂を風が掃いた
僕が転んだ
膝に石を刺した
しんとした痛みを
ただこらえた

何も居ない 
笑いごえもない
ひざを押さえた道端で ....
鉛のように曇った空

今にも泣き出しそう

雨か雪が降るだろうか?

僕の心も曇っていきます

重苦しく北風が吹いていて

益々重たい気分になる

やけに乾燥した冷たい空気
 ....
ピカピカの靴は汚れると思ったからすぐに下駄箱へしまった

思いついた嘘は嫌われるのが怖いからすぐに引き出しへ詰め込んだ

毎日毎日僕はあらゆるものをしまっている

しまっておかないと溢れ出 ....
あなたは孤独に対峙できない
弱い生き物だ
心を持った時から
死との格闘が始まった

孤独の谷底は
冷たい深海だ
一度、心を奪われると
死の虜になる

断崖で足は竦み
激しい眩暈が ....
空虚な空気

肺に吸い込む

咽はしない

ただ冷たくて

ラークマイルド

一本に火を付ける

精神が気化して

登ってゆく

不思議な感覚

煙は換気扇に

 ....
コンクリートうちっぱなしの部屋で
魚と空を見る

(完成することなく終わったものは、廃墟というのでしょうか)

(生まれることなく死んだのは、あれは、)

トレーの中で魚が跳ねて、
吐 ....
私の右手には
小指が二本ある

生まれつきだ

小さい頃はいじめられたが
今は手袋を探すのに苦労するくらいだ


そう
小学4年生の時

気味悪がられるのが嫌になって
 ....
天圃ラニ路井戸のミ(U)ズ 薔薇ックから農夫ラミンゴ-兎ランプの燃焼と刑期ニ青いカーゼ
6咲き柘榴園-℃-レースの温室エラーに澄む黒猫ト蛇ぐring-Oの大樹/ピラー土るfinの髪
虹ム眼界ニ火 ....
今日できること
明日が来るまで

午後から
夕方から
夜から
いつ?

抜け落ちた時間は
捨てたものと同じで
あとで拾えるものじゃないから

自分捨ててでも
やらなきゃい ....
時速80kmの車窓
次から次へと景色は流れる

ホームの階段をひたむきに駆け上がる
パリッ!とスーツの新人サラリーマン
けっつまずき 宙に浮く {ルビ縮=ちぢ}んだ4本の手足
車窓から消え ....
こんな気がする。


書きつけるぼくらの身の上は怠惰で、
ありふれた人に、靴下の夜に、
まるい、まるい気持ちを。


   ぼくには、いざというときはないからだ。
   とるにたらぬ ....
「はい コレ」「あ コレも」

その中身が一体何なのか
確かめる時間さえ与えてくれない

「コレもあげる」「コレも好きでしょう?」

どんどん積み上がっていく
そうしてる間にもまた一つ ....
手のひらのなか揺れる手のひら
波のかけらを抄いあげると
しずくは双つ微笑んで
仲たがいを終えた羽
海の光に照らされて


風は強く
雪をけしてつもらせてはくれない
ひとつ ....
真夜中の路上で燃え上がるオートバイを見たことがあるか

図書館の片隅で眠るように息を引き取る老人を見たことがあるか

真冬の海岸で口笛を吹き鳴らす神父を見たことがあるか

同時に投げられた ....
白い息を吐き 上を見上げると
どこまでも果てしなく広がる 青い空

手に入らない苛立ちをぶつけて
何が解決したという?

何も解決しないまま
進むことも戻ることもできずに
泥沼に落ちた ....
まるで天使が突然乗り移って
背中に羽でも生えてしまったかのように

ああ 勝手にそんな事するんじゃない!
お願いだ 言う事を聞いてくれ!

まるで英雄が突然乗り移って
その胸に炎でも宿し ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
どうしてこんなに冬は寒くベンジャミン4*05/12/13 14:01
雪の女王和泉 誠0*05/12/13 11:43
蠍の刺青恋月 ぴの9*05/12/13 10:11
雪・冬の天井たりぽん(大...505/12/13 9:45
心無き者 太陽をみれるのか炭本 樹宏1+*05/12/13 9:39
今年まで高校生だった、俺は何をしてただろうって、夜に、何言っ ...tondem...105/12/13 4:28
GENDOU005/12/13 4:21
禮體遊羽1*05/12/13 3:48
磁石chocoa105/12/13 1:08
renchu2*05/12/13 0:38
傍観松本 卓也1+*05/12/13 0:26
吹雪ポンテク005/12/12 23:51
文蚊論ベンジャミン2*05/12/12 23:47
すべて青くチアーヌ405/12/12 23:17
 僕が転んだ「ま」の字6*05/12/12 22:20
冬の憂鬱たかよし005/12/12 22:11
三日月が山に沈んだ朝目覚めた夜大城 小町205/12/12 21:54
晩鐘手嶋純105/12/12 21:07
煙草たかよし205/12/12 20:31
惑星ミゼット3*05/12/12 20:13
ゆびきり蒸発王105/12/12 20:04
清潔なガーゼ上の点景六崎杏介305/12/12 19:24
羽音-fin...105/12/12 19:10
小春日和に服部 剛10*05/12/12 18:14
靴下の夜にnm61105/12/12 17:45
山積み和泉 誠0*05/12/12 17:19
羽と手木立 悟405/12/12 17:06
21大覚アキラ105/12/12 16:35
青空結亜菜205/12/12 16:10
暴れ馬和泉 誠0*05/12/12 14:29

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