世界が
砂漠になってまで
守るものがあるのなら

あなたに
喰いちぎられていく
そんな旅人に
わたしはなろう

謎かけなんて
いらないよ
答えなんて
ないから

あなたが踏 ....
目覚めた昼

あくびと一緒に

昨日のもやもやを


眠る朝

子守唄は朝露の音色


枯葉を落としながら

心までも掻き回す

風の強い夜
暗いはずでした
起き上がっても

見えるわけがないと
思い込んでいました

ふすまを開けて
階段を 見下ろすと

一段 一段
角も はっきり
見えるのでした

外に 降り ....
それは夢のような出来事
想像さえできなかった素敵な出来事

生きてきて今まで一度も
味わった事のない
とろけそうな虹色宝石味

だから僕は不安になってしまう

きっと恐ろしい不幸が
 ....
しずんだ瑠璃色をすくいあげて
銀のつきへとかけてみたいよ

考えてコートを脱ぎ捨てる彼女に
強さなんかない



掛布団はこんなにも冷えて溜息をはき 
もう夢をみようよ、って
壁に ....
{引用=
それは周辺の

ルート19はいくつかの人で溢れた湾を通り過ぎ
最果てのような終着駅で小型バスへと繋がる
集落の丘を越え、一息つくとカーブへと向かう
そして視界が開け、海と丘がぶ ....
真夜中のため息は
やがて
真っ白い湖になって
少女と猫が
弾む足取りで渡っていった

その水面の足跡は
白い蓮の花に生まれ変わり
ひめやかに
ひめやかに
ささめ ....
右手を
高く突き上げ
あなたは
手術室に消えていったけれど

ぼくは
あなたの
笑顔が
いつまでも
そう
いつまでも
必ず
戻ってくると
信じていたけれど


宇宙の闇 ....
儚きかな人生
仄暗い闇より生まれ
そして闇に死んでゆく…

生とはつかの間の
享楽的な饗宴
悲劇も喜劇になる

僕は恐れる!

生きて行くには
千の顔を持て
あるいは
顔を持 ....
もう風もみえない
そろそろ いいか
木のねっこがあれば そのそばに 
たおれて 土にかえろう 
なあんて まだ言わないよーだ
そろそろ私は
部屋としての個立を始めなければならない
夜のやつときたら
すっかりふけこんでしまった
だけど彼は
闇の中では常に幸福だったんだ
問題は私の方にあった

私はたかぼ
 ....
#91

 うそをつくリズムの軽やかさで
 ほんとうのことを
 片っ端からはぎとっていく
 次から次に鮮やかなスピードで
 まるで手品のように



#92

 頭蓋のドームの ....
シャワーを浴びてタオル1枚だけで出てきた君が
僕の上にまたがりながら顔を覗き込んで聞いてきた
タオルで隠されているのは胸とおなかだけ

どんなことでもしてくれるのかな?

タオルの中は君の ....
多くの人は肉が好きで 野菜が嫌いだ
柔らかいものが好きで 固いものが嫌いだ

小さい頃 母さんによく叱られたっけ
「好き嫌いせず 何でも食べなさい」

多くの人は明るく楽しいことが好きで
 ....
崩れそう
横須賀線の中で
あの橋を撮りたいと思う
2度目

横浜は私を優しく迎えてくれる
そして絶頂を与えてくれる

東京ではなく横浜
その音とその空気
どうして私が触れられる事が ....
地の果てまで行けば誰もいなくなるの?
地の果てまで辿り着けたら
あたしは一人になれる?

誰かといるから傷ついて
誰かといるから涙するんだ
それならもう、あたしには
誰かなんていらない
 ....
たった今気付いたんだ
君がとても綺麗だってこと
そんな悲しそうな顔しないで
いつも隣にいたからそれが
当たり前になっていたんだ

誰より何より
君だけを求めた
その僕がいたこと、全て
 ....
何もない空から雨が
そんなふうに

あなたの存在が
私のこころを濡らすから

見上げても
どこにもいない
雲の
かけらも

だけど

私にだけ感じる声で
 ....
たくさんの言葉が時の中でゆれて

小さく揺れる
今を遠くに

ただ なんとなく

繰り返されても

流れるように雲はゆうんらり
走るように子供はすやすや

轍の懐かしいときは ....
フレーズをいっぱい
書き留めてた日記帳をね
手に持っていたら
私のところへヤギが来て

それうまそうだ

って言ったと思ったら
全部食べられちゃった

悲しくなって
泣いちゃって ....
水に姿と色を浮かべ
二枚の白い布をひたして
染まるもの染まらぬもの
ただそのままを見つめている


渇いた指で手のひらに
水がほしいと幾度も書くとき
空をまわりつづける葉は ....
牛は歌い続け
奪われ続けた
後ろの方では
鬱蒼とした茂った木々の間で
埋められないために
ウサギたちが薄目を開けていた
閏年のうららかな春の日
馬はそのことで
うるさくすること ....
空の泡沫(うたかた)

流れる彗星

髪は、女の命


午睡の夢の遠い夢
素粒子レベルで透けた吐息
さららと流れる吐息 風に乗せて

鏡にちろりと目をやって
つらりつらりと梳き ....
仕草だけなら
呼び戻されて駆ける。
街の中に
煙草屋がいる。
暗い はオープンとなって座るところさえ用意してあるのに
ひとは骨組みの上ばかり好んで。
くゆんでいる。

唐突とめぐり合え ....
庭に置いてある白いブランコに
雪が積もり
境目が見えなくなる
向かいの医院は
とても静かな内科
高熱が出たわたしは
抗生物質を貰いに行く
山のふもとは
山が音を吸い込んでしまうので
 ....
床に落っこちて卵が割れた
平凡な日常のひとコマ
のはずが
切れて怒鳴りだしたわたしを
誰も止められない
というか
誰もいない
この世界の本当の姿は
色のない絵本

赤い花が咲いている
赤い花は本当は青い色が好きなんだ

色のない世界に
虹色の光がさして

みんなは好きな色を奪い取って
大切にしまってしまう ....
夜の帳の降りる頃
みどりの大広間に銀色に輝く
月の光が差してきました

うさぎのぼうやが 眠そうなあくびをひとつ

パチパチ はぜる暖炉から
もみの木のかぐわしい香りが
雪合戦 ....
こだわりを なくしたい 。にんげんと して じゆうにいきたい 。 こだわりを なくすために おくすり をのむのは いやだ 。 にんげんとして じゆうに いきたい 。           わたしは ピンクの 傘を さして 一歩 一歩 歩く わたしは ピンクの 傘を さして 一歩 一歩 歩く でも 後を 振り向いちゃ 駄目 。永続 した 過去が遠く 遠く ひかって 想い出に なるまで 。 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
スフィンクスuminek...0*05/12/15 22:50
拝啓:風の強い日に大城 小町105/12/15 22:44
雪明り砂木13*05/12/15 22:41
夢のような出来事和泉 誠0*05/12/15 22:30
風見魚便乗鴎105/12/15 22:24
マルセイユの傷[group]英水3*05/12/15 22:16
白いしじまイオ4*05/12/15 22:08
植物人間という概念草野大悟4*05/12/15 21:53
饗宴たかよし105/12/15 21:14
そろもん(大往生の話)みつべえ105/12/15 20:56
[group]たかぼ305/12/15 20:25
フラグメンツ #91〜100[group]大覚アキラ3*05/12/15 18:53
あなたのために何かをしてあげたいんですとびまる。2+*05/12/15 17:16
心の肥満[group]和泉 誠2*05/12/15 17:00
総武横須賀線かさね205/12/15 15:18
地の果てことは2*05/12/15 14:53
Only You1*05/12/15 14:51
何もない空から雨をuminek...8*05/12/15 14:29
たゆはらだよしひ...105/12/15 14:11
詩が書けない9+*05/12/15 13:38
午後と彩水木立 悟405/12/15 13:19
たもつ205/12/15 13:01
こしごえ5*05/12/15 12:15
くるったようになっておぼえていないときがある。山本雅代2*05/12/15 12:06
雪に埋もれた街の片隅のチアーヌ205/12/15 11:37
割れた卵805/12/15 11:18
色のない絵本[group]和泉 誠2*05/12/15 10:23
☆おやすみ☆まんまる☆おつきさま☆かおる4*05/12/15 8:57
こだわりと 自由 。   すぬかんなが...105/12/15 7:47
中二 春 。       005/12/15 5:55

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