あなたのことを
いつまでもこうして
ちかくにいてほしいと
てをつなぎながらおもう
いまからそのまちに
るーるなんてむしして
よりそいにいきたいの
幾日か後
妹の手を引いて
池まで降りていった
石畳は少し先の
見えないところまで続いていた
水面には遺影に良く似た温もりがあり
生き物たちの息継ぎまでもが
今ならわかる気がした
 ....
つるつると
つるつると

言葉が
見ている端から
頭上を滑り

相手は
張り付いた笑顔のまま

透明な
大きな
風船の中で

飛散した唾の天井
語る言葉はひとつも
届か ....
ポストの小窓に手をかけるたびに
世界が凍り付きそうだ

その瞬間 世界中の時計が止まって
僕の胸の奥だけが
熱く熱くとても熱く膨らんでいって

ふぅーーー
空気が抜けていく 時計は動き ....
きみはきみんちの猫が
病気なので
結婚式には来られないと
朝メールしてきた
安物のハンガーみたく
燕尾服を着たぼくは
そうかいそりゃ大変だ
いいよケッコンなんてまたにしようって
ニコニ ....
秋は不思議
木々は なんだかにぎやかで
どんぐり坊やは 力強く歌っておどるし
風はやたら はやく はやくって。
僕はどうしたらいいのかな?
って くまがいうから
僕は おなかを洗ってもうね ....
冬空をかき消す、

光る街に男と女は集まる。

単調なクリスマス・ソングが、

公園通りに響き渡る。



今夜、

何十人もの、

サンタクロースを見た。

トナカ ....
ここは
いつも広くて
息が白くて
冷えてて
がらんとしていて
音は全て霞んだ帳の向こうから
聞こえて


私は
怒っていたし
恨んでいたし
頑張り過ぎてたし
叫びたかったのに ....
考え直しても
考え直しても
土は崩れ
不意の後悔
ぼくのからだは
安定を失いながら
考えないことにたどりつけないまま
うごめいている
まるで
イルミネイションを顔に受 ....
カルピスは初恋の味
どんな想い{ルビ込=い}れも
知ってる味に結びつかない

カルピスは初根の情
私の愛で味わい深い
濃密な私の想い込れ

初夏の想い込れ
あい様の教育係として
私はこのお屋敷に雇われた

あい様はまだ遊びたい盛りなのに
朝から晩まで お勉強にお稽古

この子は将来立派なレディになるんだ
甘やかしたりしたら承知せんぞ

 ....
まじわらない
君の棲みか
街より遠く隔たって
より強く
遍在する耳は
広がって
集まって
鼓動のように
生きて
ふわりと舞う雪が
街の灯りを反射して
今夜は蛍祭りだ

  初夏の焦燥をも凍らせて
  激しく雷光を放ちながら
  吹雪いても、唸っても

季節が渡っていくというのに
冬の丸底フラス ....
貴方と逢えて
嬉しいはずの私は
何故か俯く
溢れ出しそうな
笑顔隠すため
ストンって
貴方の隣に腰下ろして
この幸せ噛み締める
寄りかかる事は出来ないけれど

貴方の歌が聴けて
 ....
サファリパークで踊ろう
さぁ裸になって
踊ろう踊ろう
こんな寒い日には
ジョンとヨーコみたいに
一日中ベッドの中にいられたらいいのに
俺に出来る事といえば
お前をジュースの空き瓶に閉じ込めて
その瓶を灰皿代わりにしない事くらいさ
さぁ
一緒 ....
俺の為に余命三ヶ月になってくれないか?
そして或る日突然に
そう突然に死んでくれないか?

嘘だ

戦争や争い事なんて少ない方がいい
無くなりはしない事はわかっている
家族や友人を ....
ドアを開けると雪景色
もう当たり前になってしまったけれど

今日はいてつく風に
寒いと一言 いつもの文句を言う気になれない

電車の中で気付いたことは
ほどけた靴ひもと 段違いのボタン
 ....
色々なことを 感がえてたら 朝になっちゃった。

夜は静かで 何をしようか 考えても けだるくて 体が動かなかった。

今は 小鳥のカワイイ声が あちこちから聞こえ ニュースも当たり前に

 ....
君は大丈夫かと聞かれて
頷いたとたんに
胸のどこかがとくんと疼く

いつもそう
小さな嘘をつくたびに
私の中の私はそれを見逃さない

ねぇ ほんとうに独りでも
生きてゆける女 ....
底のない鏡に向かい、
自戒を込めて。




近しい人に、
わかる言葉だけで、
書きはじめると。

あなたは途端に、
「うた」を喪います。

声 ....
るぅ、




りる、
りらぁ。

ふるりらぁ。


小さく、
目を開けて。


鍵盤の上、
踊ってるよ。

こびとさんたち。



 ....
薄い壁の向こう側、女の声が聞こえる
甘えたような、よがるような、泣くような声で
女なりの あい をささやく

テレビでは愛の歌が目白押しで
愛してるを連発する
"愛してるなんて言 ....
わたしの町においしゃさまは一人しかいなかった
そのたった一人のおいしゃさまのセンドウ先生は
竹山さんちのかなちゃんの頭病みも
白田さんちのとおるくんの腹痛も
お寺のとなりのサダおばさんの腫れ物 ....
 なんでも数字に換算される現代
 息が詰まるように
 クモの巣がはられているように
 生活の隅々まで張りめぐされた規則

 バラバラのベクトルが
 街のなかを狂ったように
 走りすぎ ....
灰色に塗りつぶされた
平坦な空に
ちぎった色紙を
頭上に撒き散らすように
陰影だけの鳥たちが
一斉に飛び立ってゆき
ぼくは西に向かって
ひたすら車を走らせつづけていて
助手席にはおまえ ....
に              
 に             
               
       )))     
 魚の骨           
           ....
無音で降り続ける
、雪、雪、雪、
視界に入ってく白さは
すべてのものを白く、
白くしようと必死にも見える

目の前を流れ落ちる雫は
無残にも敗れ去り
散って行く
流れ星

すべて ....
クリスマスが嘘っぱちでも
僕はかまわない
遠くから鈴の音が近づいてくるのが聞こえると
思い出す
サンタさんを本気で信じてた頃の
あの
ワクワクを

まぎれもなく それは 本当のクリスマ ....
僕は自慢したい
僕のこんなところを自慢したい
君が嫌な気分にならないように
僕は自慢したい
僕のこんなところを見てほしい
君が嬉しくなれるなら

僕は小学生の頃に好きだった音楽を
今で ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
左側が好きとびまる。1*05/12/14 22:51
たもつ1005/12/14 22:24
共有岡村明子3*05/12/14 22:12
手紙を待つ人和泉 誠1*05/12/14 21:46
愛の不毛(鯖の味噌煮)ZUZU305/12/14 21:34
反省日朗歩野405/12/14 21:14
聖夜手嶋純105/12/14 20:49
ゆきしろとうどうせい...17*05/12/14 18:34
イルミネイション石川和広4*05/12/14 18:23
初夏の想い込れ麗魅005/12/14 18:18
ある貴婦人の肖像和泉 誠0*05/12/14 16:06
太郎冠者005/12/14 14:49
雪・蛍祭りたりぽん(大...905/12/14 12:11
俯く私水無月 綾3*05/12/14 11:11
だがしかしそのような愛など長続きする筈など無かったのだ[group]虹村 凌3*05/12/14 10:03
瓶の中の君の指[group]005/12/14 9:59
嘘吐き詩の人[group]5*05/12/14 9:50
夢を見た日の朝和泉 誠0*05/12/14 8:55
真夜中から朝へrenchu3*05/12/14 8:03
彩花落合朱美12*05/12/14 7:43
「 底のない鏡。 」PULL.6*05/12/14 6:08
「 夜想。 」10*05/12/14 4:44
外は無情にも雨ki005/12/14 4:00
センドウ先生の内緒話(ろんぐばーじょん)[group]北乃ゆき2*05/12/14 2:20
中年よ大志を抱け炭本 樹宏105/12/14 1:57
シャッター大覚アキラ005/12/14 1:15
:櫛槙田雪005/12/14 0:38
雪化粧ポンテク1*05/12/14 0:12
クリスマスが嘘っぱちでもspan205/12/13 23:58
パーティー005/12/13 23:51

Home 戻る 最新へ 次へ
5450 5451 5452 5453 5454 5455 5456 5457 5458 5459 5460 5461 5462 5463 5464 5465 5466 5467 5468 5469 5470 5471 5472 5473 5474 5475 5476 5477 5478 5479 5480 5481 5482 5483 5484 5485 5486 5487 5488 5489 5490 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.36sec.