最近よくブレーカーが落ちるのね。
ぎぎぎ、ぎぎ・・・バン!って感じで。

ぁたぃ、電気のことはよく分かんないけども
たぶんね、ブレーカーは頑張ろうとしたんだよ。

やることがいっぱいあって ....
・・・・・・


あなたは独りじゃない


お前のためを思っていってやってるんだ!!


・・・・・・


君はここにいない


誰も頼んじゃいない


・・・・・ ....
みなが私を避けている
私を見ようともしない

被害妄想ではないはず
とりが てんにあそび

そら たかく

まなざしが わたしにふれる

らせんのように うたが

うたがおりてきて

わたしの ひたいをうつ

はな こぼれ ささやく


 ....
「今夜は雪だって」
「そう。どおりでさむいはずだね」

そんなとりとめもない、大切な二人の時間と空間を
引き連れて過ぎ行く二人を眼下にとらえながら

・・・・ふ・・・・

あんな時 ....
若き旅人は激怒した
見よ この国を

土地は荒れ果て 獣は息絶え
民は飢え渇き 赤子を殺して生をすする

王よ この国の王よ
あなたは何をしている?
このうめき声が聞こえぬのか?

 ....
記憶から溢れた日曜日は
結果的にふきこぼれて焦げ臭いにおいを放った
めんどくさいので私はそれに
『芳しい香り』というラベルを貼付けて
担任教師に提出をした
別に何だってよかった
きっと今頃 ....
本当だ
刀は 折ったんだ
そこから 国旗が 飛んでいったんだ

ジョニーが テレビの中で(た)
国旗を 広げたんだ
そこから えにも言われぬ(た)
天国が 現れたんだ

嫌われ者の  ....
何が大事といって
クリスマスの燭光ほど大事なものがあろうか
雪の降る朝
ああ 今日は早く帰らなければ と
背広の襟をピシッと揃える家長の意気込みほどの純情が他にあるだろうか
スリップを覚悟で ....
 山田くんは手を洗わない

一学期の終わりころから急に、手を洗わなくなった

購買のやきそばパンを食べるときにも
科学の実験をやった後でも

 山田くんは手を洗わない

聞くとこ ....
オレの部屋の向かいにホテルがある
オレが寝ようとしても、ホテルの窓はがみがみと口うるさく
いつまでも騒ぎ立てている
寝られやしないので
オレはホテルの住人を皆殺しにすることに決めた

夜が ....
数年来、乳脂肪の丘に佇んでいる
そこは森だった
森には十字がびっしりと生えていた
木は一本も生えていない
それでもそこは森だった

オレは森に尋ねた
「君たちの屹立した性器はどこにいるの ....
灰が降る
町営墓地

どうしてと疑問符
足から伸びる影に染みつけながら

灰が降る
町は市に変わりましたよ
おとうさん
いつも冗談ばかりでごまかしてたけど、
真っ黒な雲が空を覆っているのを知らないわけじゃない。

でもそれはどうにかできるようなものでもなかったし、
望まれてそうしていたと言えないこともないらしい ....
僕も気分屋な人間だから
これから何かをやるんだって決めても
すぐに違うものに興味をひかれてしまったり
なんで続けられないんだろうって落ち込んだり

けれどなんとなくノートを開いて
こうして ....
食卓の新聞紙をめくると
塩サバが現れた
よく冷えていて堅い
奥歯で静かに食む

ガタガタと襖が開いて
まぶしそな顔
(パパおかえり
(うん、ただいま、寒くないかい?
向かい側にぺたん ....
あのとき
僕が流してしまった涙は
本当の涙だっただろうか

ひょっとして
あれは作りもので
まだ君はそれをそっと
隠してもっているんじゃないだろうか

そしてそれ以来
僕は涙を流せ ....
浮かれていた街も
今では寝静まり
人々は家に帰り鍵をかけ
浮かれ損ねた奥底に
ひとり夜明け

少し離れたところで
青年は白い息を吐きながら
朝の新聞を配っている
早くから大変です ....
冬将軍の黒いマントの中
屋台骨に成り果てた木々にも 
白い花が咲くはずで

ほんの少し前まで
華やかに彩られた木々の下に
なぜか タンポポが咲き乱れ
蝶のように舞い踊っていた葉っ ....
一発の銃弾が人を殺すように

何気なく放った一言が人を殺すこともある
さぶらうわあたしさぶらうわもっと、ねえ
あなととわたし
融和ね
波しぶきと太陽のあいだで
あらあね
鼻が
もげそうだわね
口の上がいろいろふべんだわね
鼻のまわりが狐狸狐狸だあね
ぺ ....
もっとキリンを燃やし続けろ!

サルバドール・ダリの絵にもある

キリンを燃やし続ける意味ってなんだろ

熱くないのかキリン?

ロースハムみたいに時計が溶ける

しまいには蝿がた ....
外は雪が降ってます
音もなく舞い降りて
静かに積もっております

天気予報の確率が高まって
予定どおりに降ってきた
そんな皮肉を言うために
ここに来たのではありません

雪が降ると
 ....
漆黒の夜の深さの悲しみは
子を失いし母親の写真に残る
組んだ手にあり
気丈なるその中に
微かにぶれる手のその写り
涙の写真
沖縄の小さな写真館
{音声=051221013641.mp3}

I hurt you
 僕は君を傷つけて
You hurt me
 君は僕を傷つけて
However
 それでも
Our life goe ....
空の蒼が凍みるように美しい
夜の藍には、星と月が美しい

帰る場所を喪くしました
またひとつ
氷ったものたちが砕け散って、
ばらばらのこころを晒すでしょう

それでも
灰色の空はいつ ....
白い壁にまたたく
ニュース映像の


無音
の部屋で
テレビの人間はいつも忙しくしている

何かを攻め
何らかを責め
居心地の悪さを拭いてまわるように
忙しく
口を動かしてい ....
ペテルギウスが
燃えて寒く震える
凍り付いた瞳の結晶の奥で

星が流れたとき
湖に波紋
魚も鳥になる夢を
みるのだね

  手段や技術で語られるものは 
  やっぱりそれに規定され ....
なだらかな夜の背骨の上を
滑るようにして僕は歩く


温度を持たない
曲がり角を曲がり

名前を寄せない
ガードをくぐる


透明感を隠した街に焦がれる
僕を覆う他人の溜息
 ....
この瞬間がずっと続けばいいのに
そうつぶやいた夏の昼下がり
あれはもうはるか遠くの昔話
うかれはしゃいでたあの頃の僕らの笑顔が
今ではなんだか照れくさくて

今日君は僕らに別れを告げた
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ブレーカーまなみ2*05/12/21 22:27
隔絶もこもこわた...1*05/12/21 22:15
忌避[group]Cl005/12/21 22:05
光くる朝ミゼット2*05/12/21 22:04
アスファルトの冷たさよりももこもこわた...0*05/12/21 21:47
迫りくる危機[group]和泉 誠1*05/12/21 21:44
日曜日105/12/21 21:37
奥津 強2*05/12/21 21:26
仲良きことは吉岡孝次105/12/21 21:22
山田くんは手を洗わない[group]仲本いすら6*05/12/21 21:10
隣人計画 5 戦慄[group]英水1*05/12/21 20:40
なにもない森205/12/21 20:36
墓地にてかさね105/12/21 16:48
今日はまっすぐな言葉で話そう4362*05/12/21 15:22
なんとなく和泉 誠1*05/12/21 14:13
ふたりシメサバ佐野権太5*05/12/21 12:53
涸れた4361*05/12/21 12:06
イブの夜明けたもつ505/12/21 8:44
*いのり*かおる4*05/12/21 8:40
言弾(ことだま)[group]電子ノ猫人1*05/12/21 4:25
バーバ子、海へ行くバーバ子5+05/12/21 3:53
もっと…たかよし105/12/21 3:01
外は雪あおば1*05/12/21 1:59
戦争の母中音 涼105/12/21 1:43
不器用な僕らのクリスマスイブクリ005/12/21 1:39
ヒュドール4*05/12/21 0:29
テレビ岡村明子305/12/21 0:24
ペテルギウスの夜[group]たりぽん(大...505/12/21 0:16
背骨松本 涼6*05/12/21 0:07
別れの歌[group]和泉 誠1*05/12/20 23:30

Home 戻る 最新へ 次へ
5443 5444 5445 5446 5447 5448 5449 5450 5451 5452 5453 5454 5455 5456 5457 5458 5459 5460 5461 5462 5463 5464 5465 5466 5467 5468 5469 5470 5471 5472 5473 5474 5475 5476 5477 5478 5479 5480 5481 5482 5483 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.45sec.