萎れた表情に映る月
突風で乱れる長い髪は
以前は誰もが憧れる程煌いて
キミの眼には今
何が見えているのか

凍った夜空に溶けてしまいそうで
僕がキミを抱き締めれば
抗う事なく弧を描く様 ....
好きなのに

言えない

とても

寒い
空気たちが凍りつく
今日もまた
明日が近づき
満月が
溺れていく

明日とはいつですか
深夜12時過ぎではありません
穏やかな漆黒が薄れて
淡いオレンジが光る時です

明日とはな ....
 


冷凍した稚魚たちを詰め込んだ風船は
林檎ほどの大きさで骨を砕いてしまうだろう
8番目の鬱屈はあなたへの災難である
青白い手足をして笑うから
悲しい短い爪が、のびないと言 ....
戦場では、たくさん人を殺した奴が英雄。
ある街で、子供を守ろうとした親が相手を殺したら、大罪人。
どれくらい違うと思う?
人を殺して勲章を与えられ、称えられ…
悲しいんだ。
とても苦しい。
 ....
光さえ途絶えるほどの

宇宙の彼方

そんな小さな星で

生きる君がいるとしたら

僕の想いが

 ....
 
 降り始めた雪に濡れながら
 翔る若葉よ
 じゃれて 絡まり
 互いに触れた体の温もりを
 互いの手の平に感じただろう
 彼等は 彼等は

 何処へ行ったのだろう



  ....
「はい、どうぞ」

白いコック帽子に{ルビ黒髭=くろひげ}のマスターが
キャンパスに描かれた油絵のような
色彩豊かなメインディッシュを
木目のテーブルの上に置いた

歪んだ陶器の皿の上に ....
心の中と外見は共通しているようで していないときもある。

相手のために 自分が悪者になればいいとか 考えてるのは

それが相手には必ず伝わって ますます心に溝が出来てしまう。

良いのは ....
破れ垂れ下がった灰いろの空
ちかくとおく恐慌じみた声楽が追い立てる
中身がすっかり空になったのは財布だけではない
傾ぎながら電飾のすり鉢のそこを通り過ぎた
それを寒風のなかから眺めていた
ど ....
ねこねこは
きらきらのほしがまいおりたまちのなかで
うきあしだってくるざっとうをみおろすのが
すき
ほわいとくりすます
という ひびきが
すき
それは
あのひとの
てのひらに
にて ....
湿気が体にまとわりつき、
思わず吐き気がする。
遠くで雷鳴が轟き、
激しい雨の予感をもたらす。

僕は那覇空港で、
突然、タクシーを拾った。
約束の時間までは約1時間、
焦る心で目的地 ....
糸のほつれた万華鏡が
壊れかけながら空へ昇り
鳥に追われる鳥を隠した


ふるえつづけるふたつのものが
失いながら抱きあいながら
空を光にもどしてゆく


青と金は ....
耳をすませば
月と星の ささめき
うしなわれた言葉の
ゆりかごを ゆすって
噴水が歌っている
 幼いきょうだい達の目から流れる黒い涙が、滴り溜まって流れたら僕の足元まで浸って来て、足からだんだん染みてきて僕はだんだん染まっていって。だんだん体が重くなる。
 きっとこのまま死んでも後悔しないと ....
五十八の石段を
数え終わる頃には
湿気を帯た冷気が
まとわりつく

空が
見え隠れする木立は
小さな欲望が
うごめきを見せるよに
さわさわ
ざわざわと
社の片隅
秘密の場所にも ....
さあこの感情に名前をつけよ


古い映画の古いセンスに欠片でもの現代センスとのつながりを見出し
ああいい画だなんて想える映画があればいい

とても愛する人は自分ランクの金メダリスト
その ....
険しい山の中の小さな一つの村
深い雪に閉ざされていた静寂の夜
ひとり道なき道を歩み会う人も無かった
ふと、見ると草庵がぽっんと建っていた。
古びた今にも壊れそう草庵だった
その窓から小さな光 ....
洗脳されました

日に日に
それは目でもわかるほど
見事に実に艶やかに
洗脳されています

そんな脳を元に戻そうと言う人がいますか?
洗脳を洗い流す者がいますか?

いや、いないで ....
ぼくがあまえるには
きみはちいさくて

きみがあまえられるほど
ぼくはおおきくなくて。


だから
さみしいねって
くっついている

いつまでも
くっついてる


おんな ....
気付かなかった
キリンの傷に
裏の木々より背が高くなったのは
誰の所為でもないのに
金属のものを身体につけられて
何かの記念のような姿で立っている
沈みかかる夕日を見て
人は美味しそ ....
火山灰でできた岩の上を
一歩いっぽ進む
あぶなっかしい子どものよう

荒々しい波が打ち寄せる
海に手を浸すと
白い泡が押し寄せてくる

顔になすりつけて
舌で海の水をなめる

求 ....
教室の
廊下側から2番目で
前から2番目の
私の席から見えるもの


壊れかけのギシギシ鳴る扉
男女別の日直当番表
友達の眠たそうな顔
黒板に書かれた白い文字
遠い窓には淡いオレン ....
ヘッドライトを浴びて踊る雪は 
しだいに密度を増して
行く手の視界が遮られる

海岸添いのゆるやかなカーブが
永遠に終わらないという錯覚


私たちは
どこへ ....
この間から
ヘッドフォンで括った僕の世界は
なんだかひどく不安定で
1日1回 
揺れる
大体震度2ほどの
初期微動

あれ
今揺れませんでしたか
                  ....
会いたい

冗談半分で始めた謎かけ遊び
日を追うごとに複雑に絡み付いて
もうただの遊びでは済まされないから

僕がどれだけ悩んでも
憶測、推測の壁は越えられなくて
生まれてしまったこの ....
君の言葉はいつもミントのガムを食べているみたいにスースーしてて

すごく気持ち良いんだけど、

ときどき目に染みたり

傷口に染みたりする

私の言葉はブルーベリーガムのよ ....
あ、キリンだ!
わーい、ぐてーっとしたキリンだー
金魚ばちみてらー
かわいー
わーいわーいリンゴ食おっと
ガリ!あーこれタマネギだー
からーいからーい
あはははは
ボタモチみーっけ
 ....
(今日の日付をつぶやく)
灯台の未来
石段の螺旋をおりていく
水平線はかすかに騒めき湾曲している唇だ

防波堤を渡り
砂浜へと呼吸を滑らせる
ヨットの帆は風に膨らみ
反転した星のように ....
歩きなれた 街路樹も
白く 消えていく
オレンジの ガーベラも
白く 消えていく
ポケットの 葉書も白く
白く 消えていく
僕は 仰ぐ







瞳に つもった
 
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
35℃AKiHiC...105/12/24 8:15
好きなのにジム・プリマ...105/12/24 7:53
溺れる満月北乃ゆき0*05/12/24 4:54
梅雨1*05/12/24 2:09
英雄dew105/12/24 1:32
【 友情 】豊嶋祐匠005/12/24 0:35
若葉の行方千月 話子13*05/12/24 0:03
Cafe Le Poete ♯3 〜クリスマス前夜〜服部 剛6*05/12/23 23:40
こころrenchu2*05/12/23 23:13
北斗七星[group]アシタバ205/12/23 23:02
ねこねこのほわいとくりすます[group]汐見ハル6*05/12/23 22:45
シーサーの護る街手嶋純105/12/23 22:17
鳥と鏡木立 悟705/12/23 21:52
そろもん(冬夜の話)みつべえ305/12/23 21:45
黒い穴みたいにふじわら0*05/12/23 21:28
折り鶴LEO7*05/12/23 21:12
ラベルを貼って並べられたふじわら105/12/23 21:07
草庵中音 涼205/12/23 21:07
ザ・洗脳された国RAVE505/12/23 19:58
ぼくら日朗歩野505/12/23 19:10
たもつ305/12/23 18:56
潮味 The Taste of Tide * Cheju i ...[group]yangja...205/12/23 18:44
見えるもの神音005/12/23 17:41
Snow storm落合朱美13*05/12/23 17:11
自分だけ地震 〈完成版〉半知半能2*05/12/23 16:58
僕の歌[group]和泉 誠105/12/23 16:38
ガム柚姫005/12/23 15:58
らりぱっぱヤギ5*05/12/23 15:32
ゴースト(ghost)こしごえ14*05/12/23 12:30
結晶米倉瑠学005/12/23 9:34

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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