円盤が
おまえの頭上高くを浮遊する
未確認の淋しさを乗せて
円盤は 氷点下の空を浮遊する
おまえの淋しさを憐れんで
おまえの淋しさに同調して
(いずれも認められていない淋しさ)
空の白さ ....
あなたのための紅い唇は
君の汚い唾液のせいで翳んでしまった
吐き出した言葉は「    」
胡散臭くて吐き出せれば笑えるほどにがなるギター

一服しましょう
落ち着いたでしょう
欲しいもの ....
真ん中が欠けたから
ドーナツ

ビルばかり並んで
空が遠くなった

大通りは渋滞の波
自転車ですべり抜ける


みんな何処へ帰るんだろう


真ん中が欠けたから
ドーナ ....
浮遊し切ったグレーの吐息は

眩しいほどの黒に溶けて

疲労しきった三日月を

粋な靴に押し込んだ夜

外は昨日の残骸が

そこらじゅうに転がっている

軋む肌に慣れた夜明け
 ....
それでも完成を求めたでしょう
傷つきながらもあなたは真っ直ぐすぎて
わたしは背中を影にして
横並びになれても
二つの黒にはいつまでたっても映らないままで

言い訳交じりのその歌を
奏で終 ....
想いの底辺には 夜がある
底の抜けたコップ
無限の水槽


すべての星に名前をつけることなんてできない 
本当にそう?
挑戦してないのに言うのはなしだよ


目に見える範囲で好き勝 ....
月は地球のまわりまわる
ぐる ぐる

もし 月と地球のキョリ
2mくらいだったら
地上に月の道ができる
建物もよけてつくらなくちゃ

パッて飛びつけば
地球一周できちゃうぞ
 ....
ぼくらはみな、生まれつき、
魔法をかけられているんだ。

その証拠に。

背がのびる。
歩けるようになる。
ことばをおぼえる。

好きな歌ができる。
好きな人ができる。
だれにそ ....
コーヒーを煎れる。
年賀状を打ち出す。
レイアウトを直す。
素晴しき年末年始。
星占いも好意的で。
只今 わたしの太ももの間で平和を願っている男が一人

いる

時限爆弾のスイッチを押すかどうか迷ったあげく 明け方に
うちに転がり込んできたのだ

こちらが引いてしまうぐらい泣いているの ....
髪形を変えた
釈然としないまま
一日が終わった

風邪をひいた
重い身体を引き摺って
明日まで辿り着く

何が変わるでもなく
知らず知らずのうちに
他人を信じていなかった

胎 ....
あなたの
においをかぐ
首筋からあたたかいにおいが
たちのぼる

しずかにほほえんでいてくれれば
それでよかったのに
あなたは私のそばにたっていてくれる

あなたのくちびるは
やわ ....
いらねえんだよ きれいな詩は
言ってやるよ 心にひびかねぇ

今度こそは 今度こそはと心に決めて
全身全霊の言霊を投げたのに

何を書いたってだめなんだ

いっそのこと

沈黙する ....
ペットボトルの中
いざ吹き込もうとしても
言葉が見つからない

炭酸とカラメル
甘い匂いが鼻について
言葉は見つけられない

どうしてこんな風になっちゃったんだろうね
どうしてこんな ....
あれほど恋い焦がれた君の背中に

手が届いたことを今でも夢だろうと思う


手のひらのキラキラ

まぶたの裏のキラキラ

皮膚をくすぐるキラキラ

きっとはなさぬ力をいれた

 ....
あなたの声が聞きたくて
あなたの笑顔に会いたくて
いつもより早く眠りにつくよ


夢の世界の幸せは
溶けない砂糖菓子
永遠の酩酊


握り返されることを望む手を
宙に彷徨わせると ....
朝起きてまず考えた事は
今日はどうやって時間を潰そう?

雪に閉ざされた小さな家で
私はただ考えた

時計の針が進んでも
私の時計が進まなきゃ
今日を生きてる意味がないの

あなた ....
ごろごろと激しい風

暗い寒い曙の

にぶい暗澹と

かすかな展開への予感にゆれながら

始まる冬の朝

想いの外と内にある

自己と他

肉体と天体

地球と天球 ....
イスタンブールで滞在したホテルは
街の最古 ペラ・パラス
底の抜けそうな木造エレベーターが
客のため息をひく

チェッ ....
街路樹にへばりついた電飾を見て
綺麗だなと思う心と同じほど
毒々しいと思う心もあって

静寂の午後11時
肩に仕事を抱えつつ
終電に遅れないように

少し駆け
少し歩いて

立ち ....
君は今日家に帰って
ただ息を繰り返した
自由に縛られて
気が狂っていた
あぁ
蒸発寸前だ

君はいつも通りの生活を繰り返して
エンドロールの真っ最中だった
夜は黙って更けて逝く
眠 ....
ゆうぐれすぎの
ゆきのなかを
かあさんと
あるいています

いえをでてから
ふりはじめたゆきが
もう
まっしろに
つもっている

どこまであるくのか
いつまであるくのか
ぼく ....
イメージの波が押し寄せる
絶対無が僕を呑み込んでいく
全ては幻
時は過ぎ行く
世界が動く
微妙な位置に 俺はいる
世界が揺れる歌を歌おう
世界が揺れる歌を歌おう
世界が傾く歌を歌おう
 ....
早朝七時のラッシュアワー

すれ違う人波に
肩が触れ
過ぎ去っていく足音

交差することない視線
差し込む陽光

音もなく時を刻むオブジェに
理由などなく急かされる


届か ....
貴方が見ているのは
ワタシの内なるもの

貴方が触れているのは
ワタシの内なる魂

仮想現実に住み着いた
もう一人の自分

心も
言葉も
考えも

想いも
願いも

異 ....
のろまの亀さんと
せっかち兎さん

兎さんはぐんぐん走った
亀さんはのったりのったり走った

あっという間に亀さんは見えなくなって
兎さんがただ一人で走っていた

これじゃあ、ただの ....
陽だまりの中
少女が一人
しゃがみこんでる

大きすぎる麦わら帽子
涼しそうなワンピース
テカテカ光る赤い靴

少女はじっと見つめている
朝からずっと見つめている

まだ芽は出な ....
もういいよ樹を植えるね寒くなって雪が降るの
だっておまえの太腿が寒そうに震えるからだか
ら喉からさらさらの砂があふれる街ばかり
時代になった
漏電する樹を植えるよなんで何それちゃ
かちゃかし ....
あなたが生まれた日だけじゃない
毎日あなたを想っております
毎日お祈りしております

奇麗事と判断されても気にしない

願うのは己の幸せのみならず
みんなの幸せ

幸せな人たちはこの ....
本当の愛等とうに捨てた

という顔をして
寂しそうに立って居る君を
黙って見て置く事が出来ない

そんなあたしは
やっぱり馬鹿だなぁと
君には弱いなぁと

改めて思いました。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬の円盤岡部淳太郎4+*05/12/26 22:34
acco無知アコ2*05/12/26 22:27
地方都市[group]落合朱美11*05/12/26 22:25
夢の跡大城 小町205/12/26 22:21
scream of strawberry無知アコ2*05/12/26 22:04
AQUARIUS便乗鴎10*05/12/26 21:40
満員お月様日朗歩野205/12/26 21:27
魔法をかけられているZUZU1605/12/26 21:04
2ページ吉岡孝次105/12/26 19:59
in between my thighsむらさき2*05/12/26 19:58
アマノジャク本村K2*05/12/26 18:11
ともにあること竹節一二三005/12/26 14:56
_es205/12/26 14:49
擦り傷かさね105/12/26 14:08
キラキラ明日殻笑子2*05/12/26 13:41
冷たい涙kw305/12/26 10:59
私を家から連れ出して和泉 誠005/12/26 10:06
冬の想いジム・プリマ...005/12/26 7:32
ペラ・パラス 431号室遊羽1*05/12/26 2:36
捻くれもんのクリスマス松本 卓也4*05/12/26 1:40
サイレントナイト本村K2*05/12/26 1:40
ゆきのおと[group]北乃ゆき4*05/12/26 1:11
世界が壊れる歌を歌おうりょーーーー...005/12/26 0:31
列車紫音0*05/12/26 0:21
内なるもの十六夜5*05/12/25 23:18
亀と兎[group]和泉 誠1*05/12/25 23:15
少女の歌305/12/25 22:55
バーバ子、朝吹く嘘帽子をかぶる、前にバーバ子005/12/25 22:32
祈り言葉エメラルド005/12/25 22:24
馬鹿だね。ことは3*05/12/25 21:42

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