ひととちがうとなじってみてはくるりとまわってぽーずをぴたり
ひととおなじとぐちってみてはするりとかわしてすまいるにかり
そういうあんたはどこにいるのとたずねてかえせばちんもくとろり
わたしは ....
冷たい北風に煽られ
凍える霙に打たれても
白樫の木は黙して耐え抜く
容赦ない吹雪の最中
総てを失う事の恐ろしさに
怯えてはならない
大地深く張り巡らした根の先より
明日への滋養を ....
満月の夜に光り出す悲しみ
思い出は儚く結界を張り巡らせる
貴方は私を連れ戻そうと
そんな希望はもうないのに
器に満たした液体が
溢れ出して床を濡らす
まだ動けないでいる
何かが私を縛 ....
水中花が見る夢
窓辺に映る幻影
凍てついた世界
想いの外と内に
張り巡らせた糸
荒れ果てた夜明
疲れ果てた身体
擦り切れた精神
をひきずって ....
はたまた偶然の産物なのか
偶然の産物で創られるものなのか
それにしては出来すぎている
展開していく
物語はまだプロローグだ
果てしなき物語
心躍る
ドーパミンがはみ出すぐらい溢れ出す
....
私夢をみた
手にかざした二十cmのナイフを握り
少し指が切れてて
貴方を殺しにいくの
今夜会いに行きます
夢で会いましょう
いっぽいっぽ
きみはあるく
アンダンテ
だから僕も
アンダンテ
いちばんうしろになっても
きみはあるく
アンダンテ
だから僕も
いちばんうしろで
アンダンテ
....
窮屈な塩素の木に垂れ下がるのは死体ではありますが、
先は無いということなので勝手に解釈をさせて戴いて居ります
ドレークの海からの便りだけを其の浜辺は大事にしているので、
役に立つと ....
蒼い夜風に 街灯のともる
切りとられていた散歩道を
襟を立てて 足早に過ぎて
薄むらさきの息を吐く
ああ モスクワの十二月
白い地面に 鉄のレール
紅茶色した路面電車の
....
舌舐めずりのところを ぼんやりと
何かを訴える口を のんびりと
スローにしてみたいたら 声が聞こえた
「ここにおいで」と。
ひとしきり雨が降る間 傘は無くて
生温 ....
mixi開いたり閉じたりして
書いたり書かなかったり
言ったり言わなかったり
行ったり行かなかったりして
泣いたり笑ったり
沈んだり浮き上がったり
月をみて
太陽を ....
{引用=
このブログはフィクションです。
現実と虚構の区別の付かない方の閲覧はご遠慮願います。}
魔法のような文章。一番上に書いておけだけで。
さぁ、これで思う存分自虐記録が書ける ....
大切な物は
消えるんだと思ってた
大好きな物は
誰かにあげるもの
大好きだった
母の手は妹に
大好きだった
父の膝の上は弟に
だから
好きにならない
だから
....
声の聞こえる道、通っていく道
生まれてくることが、生きていたいと思ってた
三月の花が、九月に散ろうとすれば
いつだってそこからは、そこからは
*
始まりはどこにでもあ ....
ときに想い出し哀しくなった時
君にメールを送る
題名は必ず「うさぎ」
特に意味は無い
解約されていないけど
誰も出ず
誰も見ない
記憶は薄れてく
私が君の声を忘れても君は許して ....
N O B O D Y
なんだ 結局
体焼いたって誰も出てきやしない
骨だけになっちゃって
あーら
あなた誰かしらん
お ナ マ エ は?
点線をたどっていけばいいとか
....
水たまりを揺らす雲
深い底を過ぎる人
時の鳥が舞い降りる日に
透明の 次の 次の 次の
とうめい
震える音が冷たく
高みに白く屹立する城
流れつづける輝き
憧れて ....
―――なんで私 生きてるんだろう?
誰にも分からなくて
誰もが探していて
見つけることの出来ないこと
{引用=
生きるのって そんなに楽しいかな?
}
楽 ....
氷の風が吹く夜は
星の瞬き蒼蒼と
淡く浮かんだ
あなたの表情を
交す言葉の
間に間に見つけ
愁い喜び泣き笑い
腕を伸ばして
頬に指さす
柔肌温み
伏せた睫毛に星あかり
鼓動の ....
12月の夕暮れに注ぐ
眩しいだけの陽光が
白壁に弾かれて
僕の目に付き刺さる
自然に流れる涙には
何の感情も込もってない
急いでいる訳じゃなく
探している訳じゃなく
道の端にう ....
何年か前、女友達に呼び出されて、花火をした。
派手ではないが、間近で見れる線香花火がすきだった。
冬の線香花火は―。
暗闇の中、その小ささ故に、なおいっそう、さびしげに見えた。
....
大晦日の夜
除夜の鐘をただじっと聴きながら
その年のことを振り省る
喜び、怒り、哀しみ、楽しみ
その一つ一つが蘇り、こころを揺るがす
どれも大切なこと
どれも掛け替えのない時
その一つひ ....
初めて臨んだ源流
左右に向かい流れてゆく
名前の違う二つの川は
湧き出るこの一点で
あまりに強くつながっていた
ひらり川に視線を乗せ
ゆらゆら午後の流れを進みゆく
途中川面に
雲に ....
おおきな雲とか
もっとおおきな空とか
数え切れない窓の灯りとか
やみそうにない車の流れとか
虫の鳴き声とか
がしゃがしゃいう工場を育ててる人たちとか
そんな夜の中で、うたを歌ってるあたし ....
奥さん エクソシストです
旦那さん 送りだしたあと
ベッドの下の魔男
あしげにしているのを
よく見かけます
かの国
かの地にて
劣化ウラン弾で
破壊された
鋼の戦車の
履帯(キャタピラ)の下
ではダンゴムシが
地面に孤独な詩を書いている
と詩人は歌う
お ....
一面に広がる海を前にして
子供の視線はずっと波を追いかけています
深く息を吸い込んで
寄せてくる世界に叫びます
その広さを叫びます
内容はちょっと どうでもいいのです
その ....
あなたがいなきゃ
ここで私が歌う意味なんて
ないに等しいんだから
あなたじゃなきゃ
私に刺さった屈辱と後悔の針は
抜く事できないんだから
一人なんて嫌、絶対に嫌
死ぬより辛い一日 ....
おくって・・・ 頂戴。
其れが欲しいのよ
目の前にある 其方が
いれて・・・頂戴。
求めて いるのよ
ねぇ、お願いよ
何て虚しき事情・・・愛しているのは其方だけなのに
お好きなよ ....
電話する時
ボタン一つで簡単に繋がるのに
いざかけるとなると
躊躇してしまう私
電話かけてしまえば
すぐ繋がるのに・・・
すぐ声が聞けるのに・・・
すぐ会話が出来るのに・・・
....
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