大量のノイズが流れる

真っ暗な部屋で

ぼくは耳を押さえながら

必死に絶えていた

ぼくはずっとこの部屋にこもっていた

そとは輝いて希望に満ちてた

だがそれは表の顔
 ....
お酒をたくさん飲まされると
意識がいつもの倍ははっきりして
でも
頭はだるくて何も考えられなくなる

お酒をたくさん飲まされると
体の芯が熱くてジンジンして
でも
体はだるくて何もでき ....
水圧に耐え得るように
甲殻を得て

暗闇を
当たり前と思えるように
その目を 潰した

正しいと思えることを
ここは深海
届かない砂の底

尾びれを
左右にゆっくりと
振る
 ....
 まぎれもない
 それは目の前に

 渾然とする
 雑草が生い茂る

 重なりあい
 混じりあう

 出会う
 別れる

 涙のよる
 喜びの赤提灯

 飛びあがる力
 ....
どうぞ、遠くても
椅子など用意しないで
明日と言えない日々のこと
薄くなりそうな約束ばかりで
指切り、唱え続けた数だけ、待ち惚け
長い長い、人の列から落ちる
とりあえずは、笑顔で


 ....
 いたい
 いつ夜は明けるの
 春はいつ訪れるの
 街はすっかり
 新たな一歩を踏み出しているのに

 いたい
 表面的に
 僕を苦しめる

 ただ
 今日はいつもと違った
 ....
いつか歩いた並木道
ちいさな歩道橋
あのとき
夕暮れ色に染まる
傾斜をみて
黒いコートに
溢れる
さみしい色は
木立の陰
カーブの辺りに
おちていた
黄色い葉
どこか
忘 ....
うたはかぜにのって

うたはなみにのって

うたはひかりにのって

うたはうたにのって

あなたにとどくようにとんで


うたはたんじゅんで

うたはたしかで

うたはか ....
誰かを待って

ソファにもたせかけた
首が
想/重い
口はぱかんと天を向いて

カレンダーはためく
冬の午後
窓は
開け放し

空ろに過ぎる
時の
縦横に

テレビ
 ....
髪をきりおとせ、まず
他に切れるものはないか

君のオフィスルームへと続く階段を
裸足で
そっとそっとかけのぼった
意思など無い関係性だった

欲望を羽のように飾り立て
目をきつく閉 ....
            通り過ぎる日々を
読みながら、君は空気の囁きを聴いている。
時は裁かれた樹木。刈りとられた枝の先に花
は咲かない。その細い腕に鶯などがとまって
みても、その歌は、駐車違 ....
あなたの事を 考えない時間なんて無い。

二人の思い出の場所を通りかかると本当に胸がちくっとしてしまう。

あなたは これから先 私を支えていく自信が無いといって泣いてしまいました。

女 ....
雨上がりの日には上を向いて止まろう

水溜りに歪んだ顔が移らないようにね


でも、歩くときは下を向こう


転んだって何度も起き上がればいいけれど

新しい服が汚れるのはヤだ ....
冷たい手
温もる場所をさぐる

しんしん
しんしん

時計の針を
止めないままで
布地に残る
甘い匂いを手繰り寄せ
指先をからめる

しんしん
しんしん

時計の針の
 ....
小学校の夏休みの宿題だった絵日記

大嫌いだったな

なのに、今嬉々として

ブログを紡いでいる私

喰わず嫌いと

切っても切れないようで

嵌ると抜け出せない

 ....
今 慟哭を以って歩くのは
雄叫び轟く サーカス団の群れ
黒い背景に 浮かび上がる
黄金の月

悲しみ隠した その顔に
笑化粧の厚塗りをした 道化師
悲哀の広告(チラシ) ばら撒き踊る
 ....
{引用=
九番線、午前六時四十二分。急行「銀河」はEFに牽かれ


 終着駅に東京駅を選ぶのは、旅として最悪の結末だ。それは旅人がこのホームに立ったとたんに旅が死んでいくから。地下深くにまで ....
もし私の一生がとてもとても短いなら
退屈なんかに邪魔されずに輝き続けていられたのに

もし私の一生がとてもとても不幸なら
私は死んだ後には天国に行けると安心できたのに

もし私の一生がとて ....
つじつまを合わせようとすればするほど
ずれるのは無理をしているから
そんな私無理をしているつもりはないのだけれど
ため息が出るのがさみしい


自分を偽ることをやめる
それが
磨硝子 ....
ただいまー
あける しめる

ひまやなー
あける しめる

なんかないかなー
あける しめる

そろそろねよかなー
あける しめる

冷蔵庫って僕の何!?
三日月を笑う
瞳の奥には
最果ての傷がひそむ

傷つくことをおそれて
前へ進めるのか
団地の裏の
十字路を
青やかな銀河の右旋系
空き地の{ルビ草原=くさはら}に影が伸びる夕景

 ....
夜中、子どもの歌う声で目が覚める
「ほら、きこえるでしょう」
彼も寝床から起き上がったのでそう呟く
彼はしきりに右耳に手を当てて聴こうとしている
「聴こえない」
横になったままの私は
彼の ....
この前の冬はおもちを毎日食べた
おもちを食べると
おちちの出がよくなるそうな
わたしにまだ赤子はいない

街へとつながる列車が途切れた日の夜
あたらしいいのちが
友だちのカラダを通って来 ....
背中あわせに
座った僕たち

手を伸ばして
あなたの手を探る
 髪の匂ひ
 白く柔らかな手
 顔を見たことがない

顔さえ見たことがない あなたの
背の ぬくもり
 夢では ....
ぼくはキミの七色の天使

キミが笑ってるときも悲しんでるときも

怒ってるときも泣いてるときも

ずっとずっとキミの隣にいた

人間はぼくのことを気付いていない

キミもぼくの存在 ....
あなたに会いたい

今はこの世に居なくなったあなたに

ぼくを置き去りにあなたは一人旅だってしまった

なぜ黙って行ってしまったんだ

ずっと一緒だよっていったじゃないか

なのに ....
キミはいつも心を閉じてばかり

早くでてこいよ

ほらみんなが待ってるよ

キミをずっと待ってるよ

だからはやくでてこいよ

心に鍵かけてないでさ

早く一緒に遊ぼうよ

 ....
ベットに帰ってくる5歩手前
偶然ラランキティに出会った
僕を見つけると満面の笑み

「いたずらしましょ」
「今から?だめだよ
 それに僕はいたずらなんかできない」
「いいから、ついてきて ....
久方振りの君の声
少し変わっているような
少しも変わってないような

きっと君は電話の先で
大好きだったあの笑顔に
昔と同じ無邪気さを湛えて
僕の話を聞いてるのかな

互いに変わった ....
不安定はいつも怖いけど
安定にはいつか飽きる

やさしいだけじゃ物足りなくて
つよいだけでも生きてけない

いつも満たされてたいわけじゃないけど
見たこともないような渇望を知るにはま ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
悪魔こめ206/1/5 9:13
拷問器具[group]和泉 誠2*06/1/5 8:20
深海魚uminek...10*06/1/5 8:02
心に咲いた一輪の花炭本 樹宏206/1/5 3:12
どうぞ、遠くても霜天706/1/5 1:51
明日を夢みるぽっぷん206/1/5 1:43
いつか歩いた馬場 こうい...606/1/5 0:27
あなたのところでブルース瀬戸...3*06/1/5 0:13
冬酔岡村明子106/1/4 23:28
スイレンユキ...206/1/4 23:19
太陰暦の日々[group]岡部淳太郎5*06/1/4 22:36
好きな人renchu4+*06/1/4 22:24
泥水歩道[group]暁悲006/1/4 20:59
布団から出られない朝にLEO5*06/1/4 20:09
*絵日記*かおる6*06/1/4 19:11
慟哭のサーカスmaumi1*06/1/4 19:05
駅・東京[group]たりぽん(大...5*06/1/4 17:59
もし私の一生が和泉 誠006/1/4 17:43
因果こしごえ6*06/1/4 17:37
あける しめる日朗歩野306/1/4 17:13
一九一七番地こしごえ10*06/1/4 15:46
プールの底はなびーる1*06/1/4 12:05
おもちちちyangja...006/1/4 11:00
背中あわせに[group]まどろむ海月506/1/4 9:53
天使こめ106/1/4 9:05
もうすぐ106/1/4 9:04
一緒に006/1/4 8:49
ラランキティ[group]和泉 誠0*06/1/4 8:19
a period松本 卓也2*06/1/4 7:41
ないものねだり八月のさかな506/1/4 2:33

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