スポーツの世界の
勝ち負けが
今までになく
小さなことのように
思えてくる
今は別のSNSに嵌ってる
そこでも詩を書いて短歌詠んでる
グループに入って投稿してるから
反応がダイレクトにつたわってくる
それが気持ちよくて気持ちよくて
やめられなくて止まらなくな ....
もともと弱っていたのか
怪我をしていたのか
詳しくはわからないが
知り合いが土鳩を踏んでしまった
まだ息はあるが瀕死の状態で
....
旅先の温泉の
露天風呂から上がり
室内の入口で
横を向くと
だだっ広い温泉プールがあった
どぼん、と入り
ぴょんと跳ねれば、ふわり
もうひとつ跳ねれば、またふわり
さらに跳ねれ ....
吹きつける向かい風
この寒さを味わえるのも残り僅か
そう思うと
厚めのニット帽も自然と外したくなる
長引く寒波
ここ数年で稀に見るほど寒い2月
乱れるダイヤ
各地での落雪・転落事 ....
華やぐ赤日の高層
目に入れても痛くない素振りで
有無言わせず
ベールの向こうへ手招き
「こんなはずでは・・・」と
口には
出さなかったのが
何よりもリアルな証拠となって
後味を ....
枯れ落ちた瞼
左手の甲に乗せて
生前にしておきたかったこと
生前にしておくべきだったこと
今さら、今さら
口にすれば
三行で事足りること
言い淀んでるうちに迎えたその日
示 ....
ふりそそぐものが仰向けでしびれたのは、いつだってなつだった、かえり道でゆらゆらとした意識が、にぎりしめた手のうちに、だれかがいそうな、とても晴れた日だった、ころされた石のような影がこわ ....
たぶん、それは「ケハイ」
を感じることなので。
今朝、ごみだしにいくと、
セミが鳴いていた。
今年初めての音だった。
とおもいきや、
仰向けに飛んできたセミが、
地面 ....
○「老いてマスマス」
使わないものは衰える
頭も下半身も
これはごく自然なことだ
セックスができないなら
マスだ!
心身の健康のためにも
やるべきだ
ごく自然なことだから
罪悪感など ....
ぱちん、ぱちんと
爪を切る
飛んだ爪を拾ってみたら
さびしさだった
腰をかがめ
切りにくくなった
足の爪を切る
....
人というのは、時にその人生の限界が見えるときがある。
でも、本当は限界なんてない。究極的には。
愛は愛のいかなる敵も破壊していくから。
生涯を通じてたいした女 ....
真夏の空、玄関口
立ち尽くす我
草木の揺れ、
うねる大気、
光の庭
あゝ世界は無関心に
私という存在には
全く無関心に
広がり在った、圧倒的に
その時私は気付いたのだ
異郷のよ ....
25年前に
「コイツ、こんなこと言ってました」
と非難されて、仕事を奪われるって
結構凄いことだぜ
ナチス残党を追い詰めてる気にでも
なってるつもりなんか?
確かに、腹の中では
とんでも ....
窓から滲んでくる
環状線を行き交う車の音
ぼんやりとしたそれは
ふるさとの浜辺で聴いた
波の音にも似ている
時折
近づいてくるヘッドライト
住宅街を
さっと擦り抜けてゆく
....
サッカー中継に
皆が夢中の時間
私は一篇でも素晴らしい
詩を書こうと
ああでもない、こうでもないと
ノートに書き殴っていた
本当は少しだけ
サッカーの結果も気になってた
けれど ....
誰もいない
誰も歩いていない
台風だから
台風が来てるから
雨が強い
風が激しい
台風だから
台風が来てるから
いつもなら
ここら辺で立ち話してる
おばさんたちも
今 ....
○「必然」
コロナ感染爆発は必然である
日本の衰退も必然である
必然はわかっていても止められない
必然は
人智を越えたものだから
静かに受け入れるしかない
○「持ち時間」
自分の持 ....
一打逆転
出番
気合い
凡退
情けない
…思い出
ブランコにのせた蚕
白球と青空
鏡の中の痩せた王子様
上昇する空気層
透明にならない心残り
落としたアイスクリーム
スプーンのない午後
洞窟の奥の先の躁鬱
通り雨に花柄傘
リ ....
相場でもうける秘訣は
安い時に買い高い時に売ること
バカでもわかる
当たり前の事だ
ところが
これがなかなかむずかしい
例えばある株が
狂ったように値上がりし始めると
....
聞かなくてもいいなら
知らないほうがいい
言わなくてもいいなら
伝えないほうがいい
真実という存在は
扱いづらい魔物のようなもの
押し寄せる大波に ....
あなたはもう
忘れてしまいましたか
わたしのことを
わたしはあなたを
忘れていました
しあわせだったからと
言えればよか ....
君の部屋でうずくまってるあいつ
あれもともと君の涙だろ
あいつあんなんなって
あれあんたのせいなんだぜ
どうしても退会できない宗教
生命賛歌
勝手に歌うなよ
後ろが眠くなる
....
湯舟につかった
踵が泣きそうなため息をつく
どうしたのと
心配顔する膝小僧
そうだね、
今日も疲れたね
ふくらはぎは黙り ....
猛々しい暑さ、
眩み包み込む
この夏の午後に
園庭は発光し
微睡む午睡の子供達、
ルウ ルウ ルウ
夢の中で
歌っている
通り掛かる街角で
不思議な三角や五角形
浮かんでは消え ....
(白壁につたう蔦を歌うから壊れたカメラうつらない右眼)
朝が来る鉄道路線よ、そろそろ別れのあいさつをしようか
町を囲む白壁を跨いで夜をさすらう巨人たちは去っていった
やがて町は空梅雨の笑い声 ....
一段下がったこの一行目を歩くみちゆき
二行目には何かの展開が来るはずで
三行目ははなから期待してなかったけど
四行目の隣に
かわいらしい花が咲いている
のを見ていたら六行目に ....
市内の病院で予約が始まる日は
予約が殺到して予約は取れないだろうと思い
二日目に電話した
すると「7月26日なら空いてます」という返事だった
「え?6月ではなく7月ですか?」と思わず聞き返して ....
「告白録」ていろいろありますけど…
人選する人たちって全然参考にしていない
ということが証明されたようで
ちくった人に金メダルでもあげてくださいよ
O氏にたかりもうけた諸君
とくにNH ....
525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.49sec.