輝くような明日が待っている
と
誰もが思わなくなったって
明日にしてみたら
たまには輝くのだから
輝きがいがないではないかと
愚痴をこぼす時代なのだ
と
....
大阪駅
十一番線
遠い目をした
電気機関車
彼方への思いだけで
切符を買いはしなかったか?
帰るという意味を
部屋に忘れてこなかったか?
いつもどこかに
....
美しいものを見るとき
ドキンとからだのどこかで音がして
ぼくはハッとふりかえる
遠い昔のあるときに
捨て去ってしまった故郷がそこにあるかのような気がして
なぜだろう
美しい人を見るとき ....
悲しみをことばにするとき
そのことばを捧げる人の顔が浮かんできて
切なくて
からだがひきさかれるような痛みの中で
しょぼくれた顔をする私にむかって
彼女は静かに話してくれる
ただ何も言わ ....
瞳から涙が流れ 流れだすもとにあるものに恋焦がれ
疼く胸のざわめきを止めるすべを知らず
ただなされるがままにもだえ
眉間にしわをよせることは意識の手をはなれ
存在しない愛しいものの影を追いただ ....
朝日が赤かった
周りは染まらず灰色で
ただその赤さだけが際立っていた
今朝書き終えたばかりの
手紙を紙飛行機にして
あなたへと向かう
風を探している
雲ひとつない晴天の空は
太陽の傾きが眩しすぎて
方向を示すものが
見あたらない
そこへ向かう風は ....
{引用=
ぁたぃが作詞・作曲した歌詞です。
お気に入りなので載せます。
}
?人間の愛に飢えてたとき
あたしはあなたに見つけられて
それから小さくあたしは鳴いた
あなたに「 ....
くるまのなかからみわたした日常、って
やけにへいわで
しあわせな夢を見そうになった
うたたね
微睡んでいるあいだ
あの人がくるまをすすめたぶん
訊けないことがおおくなる ....
「暖」
羊羊羊
羊僕羊
羊羊羊
「寒」
羊羊羊
僕 羊羊草
羊羊羊
国語の教科書
「急がないと」の「急」が
「魚」に見えた
魚がないと大変だと思っているうちに
心もひれになって
ふわふわと泳ぎだした
先生や友達もみんな
大きい魚や小さい魚 ....
とぼけるなよ
ここには何があった
教えろよ
酸性の雨が僕くを
むしばんでいたよ
空のライトが
語りかけてくる
のばし掛けた手を握りしめて
こぶしをポケッ ....
全自動
全自動
洗濯物の量を測り
水をため
あらって
絞り
水をため
すすいで絞り
また 水をため
また すすいで絞って
ピーピーピー
ご苦労様
すごいぞ
全自動
....
暗闇の中に
わずかに流れる
悪魔の歌声を耳にしたよ
心細くて
コンクリートの壁に叫んだ
外の光の誰の叫びか
ブラックボイスが脳髄の
芯を揺らす
僕にはそ ....
波にさらわれ 溶けてゆく小石にむかい
「もう手おくれだね」ってひとり云ってみる
色んな意味で、色々と
体の奥を疼かせてでも、心は
押し殺して
波打ち際にひとりぼっちで
海に向かい ....
もう自分の場所に
やすらぎがあるので
という理由で
前に進むことを停めた友へ
アガー整骨院は
久茂地交差点の近くにある
それは痛いという意味なので
痛くなったらおいで ....
※作中インディアンをネイティブアメリカンと
呼称すべきですが、詩作の関係上インディアンと
させて頂きました。関係者の方がいましたら
ご了承下さい。 〜maumi〜
インディア ....
いったい誰がどうして落としたのか
道端にポツンと淋しくひと袋
飽食なこの国の片隅に置き去りの
真っ白な「えのきだけ」
その宿命をまっとうできないまま
秋風にさらされて
さぞ寒かろう さぞ無 ....
遠く離れる
君と僕を繋ぐ
頼りないメール
それでも頼ってしまう
声にしにくいことでさえ
君に伝えることは
声にするよりも気が楽なんだ
一つの手紙を君に送ります
君の電源が入って ....
僕にはドラマが無い
と、気づけば
ふと
カーペットにめり込む体
沈む
僕にはドラマが無い
そう気づいた瞬間に
沈む
体
でも
目線がカーペットと同 ....
庭から見える5センチの夕焼
淋しがっても誰も来ない
どうしてこんなに近くにいるのに
どうして全部を知る事が出来ないのだろうね
全てが邪魔だよ
目も唇も心臓も
必要な人がいるならあげ ....
月を想うように 君を想う。
こごえた空気に満たされた 閉塞空間に
一条の光が射す。
その光は 決して
その こごえた空気を ぬくめることはなく
ただ そのさえざえとした空間に 朧な ....
(またぁ〜?
鼻声でぼやきながらも
まだ真っ白いきみは
名を呼ばれれば起き上がる
腹筋に力をこめて身構える僕と
わずか三行で寝付いた妹の間を
髪を揺らしながら
へこまし、へこまし
....
気の抜けたサイダー片手にふらつく
「サイダーって林檎酒のことなんだよ」
そういって笑ってた気がする
まだヒマワリが太陽の代わりをしてたあの頃
一雨降った後の道は蒸してむせ返る僕の声 ....
国の金は
一般市民の血と汗と涙の賜物
政治家も
公務員も
多額な お金を操ってる企業も
人との交流を お金でなんとかしょうとしている
人との交流が お金でなんとかなるなん ....
ぼくたちはぐるぐると回転しながらすすむ球体である
孤独な球体がまっくらな中を流れにそって進んでゆく
むかしは角ばっていたぼくもずいぶんと丸くなってきた
なかまをみつけると互いを求めて近づ ....
小腸 からまって
なんだか 蜘蛛の巣みたいよ
天井は 青く ひろがるのは 赤
赤い ベール
からまって まるで
蜘蛛の巣みたいよ
赤は 網の目 温度が落ちてくる
....
空が晴れてたらそれでサイコー
自転車 ペダル
甲州街道沿いを走るうー
ヒュー
冷たい風が
懐かしいぜ
排気ガスのにおい
おい!
どんどん行こー
どんどんウィコー
線路 ....
山です
どすこい
山脈です
どすこい
太平洋側からの地震止めてます
どすこい
ってゆーかわたしが重すぎるだけなのか
あのさあ
どうだっていいけど
入ってくるな
登山
キャンプ
....
1.僕が許せないこと
僕のお菓子を食べること
知らない誰かにメールすること
時々黙って家を空けること
僕は君を愛している
世界で一番愛している
だから僕は君を許せない
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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