誰もが自分を特別だと思って
誰もが自分を主役だと思って
誰もが自分を一番だと思って
そうして夢を見て生きている

細い細い紐を幾重にも編み込んで
服と呼ばれるものを作って着てる
動物の死 ....
驚くほどのことはない
わたしは、空中に髪をほどき
視線を結着させている
あこがれは、あこがれ

先天的な太陽は、この時
肺の浮沈までも漂白して
果ての分裂を結晶化している
わたしは、今 ....
困ったようなその笑みで
私を見るのはもう止めにしてほしい

その微笑を私はもう
まっすぐに見ることは出来ないんだ

逸らした瞳には
少しの罪悪感とたくさんの圧迫感

君の純粋でないよ ....
例えばこの世界に きみとぼくしかいないとして

そしたらぼくは すべての愛をきみに捧げるけど

きみは違うんだね 多分そういうことなんだよね
「あぁ、十分承知しているさ、
 自分に感性も才能も無い事くらい
 けれど、若さに負かせて、勝利を味わいたいぐらい
 皆、思っている事だろう。」

陰踏みしていた黄昏時
僕は、自分が亡くなっ ....
紅い夕日燃えた
だから最後に聞かせて・・・
橙々に乗っかって紫が喪心を与えると云うの
・・・其処は{ルビ愛爛怒=アイランド}
季節の風を憂鬱に
貴方色の憂鬱を
{ルビ冷哭=れいこく}に悲鳴 ....
そこがそうなってて
あれがああなってて
これがこうなってて
数えればきりがない

自分の欲しいもの
その理想全部をかなえるもの
この世界で見つけるのは雲を掴むような話

大海を渡れる ....
無理難題を あげて
彼女が 仏門に 入るという
魔女だったのに

三味線を 奏でる 指が
笑っているのだ
だが それは 数年前の事
私に 指は 生活と 音だけのもの

仏を 愛した  ....
にほんごではなそ
にほんごだいすき
そのにほんごでせかいをはりたおしてみろよ
ちいさなおまえ
おまえにはにほんごがある
でもねほんとは
しなんかうんこみたいなものだし
おんなのこにはきら ....
私は何も無いものを持っている


全て捨てさってしまった日から
いったいどれだけの月日が流れただろう
空っぽになることで満たされたのは
きっと悲しみだったはずなのに

いつの間にか
笑うことができるよ ....
あの人は
自信と大の仲良し
あの人は
自信と少し疎遠

言っていました
自信は人を輝かせる
例えそれが
根拠の無いものだとしても

自信が持てず
自虐発言の虜となるのは
自分で ....
彼は過去の雨に当たらぬようにと

いまさら傘をさす奴だ

「それじゃあ過去の雨になど

辿り着けやしない」と言うと

傘にタイムマシンと油性ペンで大きく書いた

彼はどこかへ飛び立 ....
だぁれかさんが
だぁれかさんと
歩いていった
獣道
腕を切られて
足打たれ
腕を切られて
頬ぶたれ

だぁれかさんが
だぁれかさんと
仲良く並んだ
大岩に
腰掛け
ほおばる ....
片道切符だ
行き先が書いてない
好きなところを書いていいと言われるが
字が少しにじんだだけでも
ありとあらゆる名前の駅があるので
へんなところで下ろされてしまう
わざとらしく台風が日本列島 ....
冷たさで冷たさを感じ取る
寒い方へ寄り添うようにして、いつも隣に座る


よく晴れた、長い日に

 羽織る、春を待つ衣装を
 席を詰めてくれる人に
 するり、寄り添うようにする君へ
 ....
平和の島
カニバリズムの島
人を喰うことを
習慣としながらも
平和だった島
南の海に浮かぶ
緑豊かな島

ある時 ....
それは水面下の氷のように
暗く重く
そして冷たく。
拒み鎖されている。
先輩が威勢良く{ルビ梯子=はしご}を駆け上がり
天井近くの狭い{ルビ頂=いただき}に腹を乗せ
{ルビ扇子=せんす}を指に挟んだ両手・両足を広げて

「 {ルビ鷹=たか}・・・! 」 

と ....
紫陽花の頃
手をつないで買った気早な花火に
火を点すことは結局なかった


意地をはる間に夏は去り
空は遠のき
てのひらはかじかむ









(恋は続 ....
輝くような明日が待っている



誰もが思わなくなったって

明日にしてみたら

たまには輝くのだから

輝きがいがないではないかと

愚痴をこぼす時代なのだ



 ....
大阪駅
十一番線

遠い目をした
電気機関車

  彼方への思いだけで
  切符を買いはしなかったか?
  帰るという意味を
  部屋に忘れてこなかったか?

いつもどこかに
 ....
美しいものを見るとき
ドキンとからだのどこかで音がして
ぼくはハッとふりかえる
遠い昔のあるときに
捨て去ってしまった故郷がそこにあるかのような気がして
なぜだろう

美しい人を見るとき ....
悲しみをことばにするとき
そのことばを捧げる人の顔が浮かんできて
切なくて 
からだがひきさかれるような痛みの中で
しょぼくれた顔をする私にむかって
彼女は静かに話してくれる
ただ何も言わ ....
瞳から涙が流れ 流れだすもとにあるものに恋焦がれ
疼く胸のざわめきを止めるすべを知らず
ただなされるがままにもだえ
眉間にしわをよせることは意識の手をはなれ
存在しない愛しいものの影を追いただ ....
朝日が赤かった
周りは染まらず灰色で
ただその赤さだけが際立っていた
今朝書き終えたばかりの
手紙を紙飛行機にして
あなたへと向かう
風を探している

雲ひとつない晴天の空は
太陽の傾きが眩しすぎて
方向を示すものが
見あたらない

そこへ向かう風は ....
{引用=
ぁたぃが作詞・作曲した歌詞です。
お気に入りなので載せます。



?人間の愛に飢えてたとき
 あたしはあなたに見つけられて
 それから小さくあたしは鳴いた
 あなたに「 ....
くるまのなかからみわたした日常、って

やけにへいわで
しあわせな夢を見そうになった

うたたね

微睡んでいるあいだ
あの人がくるまをすすめたぶん

訊けないことがおおくなる ....
「暖」

羊羊羊
羊僕羊
羊羊羊



「寒」

        羊羊羊
 僕      羊羊草
        羊羊羊
国語の教科書
「急がないと」の「急」が
「魚」に見えた

魚がないと大変だと思っているうちに
心もひれになって
ふわふわと泳ぎだした

先生や友達もみんな
大きい魚や小さい魚 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
We are sadness和泉 誠006/1/13 15:12
偽りなき髪こしごえ10*06/1/13 14:46
ことは3*06/1/13 14:10
多分、そういうこと。Honest...2*06/1/13 12:25
地に薬缶。麗魅106/1/13 10:44
金星の色(ゆろひ)006/1/13 10:43
We are happiness和泉 誠006/1/13 10:15
魔女が 仏門に 入るとき奥津 強5*06/1/13 10:06
7さいのおれへ---406/1/13 7:41
I have nothingベンジャミン4*06/1/13 4:48
Dear・・・FUBAR1*06/1/13 4:20
時雨GENDOU006/1/13 3:05
渓流行北村 守通306/1/13 2:49
ゆくえミキ・オキタ2*06/1/13 2:21
花の一枚、空の一筋、約束までの一秒霜天306/1/13 2:08
エロマンガ島遊羽8*06/1/13 1:39
明空006/1/13 0:39
穴の中 〜冬眠の詩〜服部 剛9*06/1/13 0:37
水花火コトリ6*06/1/13 0:27
今でも明日はブルース瀬戸...7*06/1/13 0:24
駅・十一番線[group]たりぽん(大...12*06/1/12 23:51
感情をことばにすることの圧力がぼくを押し殺してしまってからも ...七尾きよし5*06/1/12 23:44
家族を失った君へ2*06/1/12 23:43
回復2*06/1/12 23:41
朝日Cl106/1/12 23:30
風便りLEO13*06/1/12 22:45
イヌモドキまなみ2*06/1/12 21:49
溶けのこる2*06/1/12 21:32
寒暖日朗歩野406/1/12 20:55
水族館たもつ1006/1/12 20:48

Home 戻る 最新へ 次へ
5414 5415 5416 5417 5418 5419 5420 5421 5422 5423 5424 5425 5426 5427 5428 5429 5430 5431 5432 5433 5434 5435 5436 5437 5438 5439 5440 5441 5442 5443 5444 5445 5446 5447 5448 5449 5450 5451 5452 5453 5454 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.64sec.