あ(貴女を)
い(いつまでも)
し(幸せに)
て(照れるけど)
るる るる るる
るる るる…る(流浪する魂)
幸せな人を見るのが好きだ
あなたがうれしいと 私もうれしくなる
幸せな人を見るのが好きだ
優しいあなたを見ていると 優しくなれる
幸せな人を見るのが好きだ
昨日泣 ....
ジョー
チャンピオンになって
灰になったジョー
{ルビ灰燼=かいじん}に帰した六十年の理想
僕はクーラーのついた部屋
閉じ篭って
嘘っこの汗をかき
自分のために詩を書いている
今 ....
空が飛んでいる
空が飛んでいるので全ての羽が浮上する
見つめることはいつだって透きとおる
見下ろせば ものの在りかはかなしい
重力の堆積が歴史で出来ているなら
ぼくらの言葉は足跡のように ....
彼らはその肉の産地が
わかっているようだったが
わかっていたんだなと
気付くまでに
俺は缶ビール一本を飲み干していた
俺の脳は密林育ち
どんな鳥もつまり
羽のあるデ・ジャブーにしか見 ....
空ばかり流れる雲なら
風の中を流れる雲にしてしまえ
地球上で悩み多きなら
いっそ心の中に
地球を入れてしまえ
くるくる回る
ピタと止まる
生きているから
小さくても感じます
繋がるのはカラダだけじゃなく
その手になりそうなトコロも
高くなりそうな鼻のトコロ
長くなりそうな足のトコロ
あるか ....
はじめて
部活をさぼって
あなたとデート
ドキドキしてたのは
さぼったから?
それとも
あなたに?
その昔
刑場へ向かう道程で咎人はこの橋の上に立ち
己の最期の姿を川面に映したと云う
インチキな占い師に
「貴女の前世は罪人でした」
と 言われて以来占いはやめた
この善良な ....
拭う毛糸の糸が絡み合い
少しづつ動けなくなる
前のそれに届かずに
それを大切に思う
もう少しの糸をちぎる
足元に散らかった私の靴の中にそれが入る
玄関を開けると
部屋は真っ暗 ....
友達以上の
ラリーが続く
初心者の振りして
ロブ上げるから
そろそろスマッシュ
決めてよね
そこにあるものを
なにも無いところから
持ってくるのは
大変なことだ
救いがあるとしたら
何回でも何回でも
繰り返し探しまわり
なにもないことを
認識することだ
なにも無 ....
五年ぶりに都心に降り出す雪
その綺麗さを汚すように
人々は足早に目的地へ
ヌクモリなんて冷たさだけ
オモイデなんか流されるだけ
君とのいつかの日へ
とある駅のホーム僕が佇む
雪の ....
伝わらないとわかっていても
少しでも近づけたら
少しでも心に留めてもらえたら
そんなわずかな事を願ってしまう
そしてほんの少しの微笑みを
夢見てしまう
そのたびに
....
・・・・
アタシは何が怖い?
なんで、泣いてるの?
わかんないわかんないわかんないわかんない
あーーーーーーーーーーー!!!
でも何か怖いんだ。
それしか分からない ....
『愛してる』
僕はこの言葉の重さを知ってる
本当は簡単に囁いちゃ
駄目って事も。
簡単に囁かれて・・
信じた僕は。。。
止まらぬ涙を流した。
『愛してる』 ....
今夜は晴れ
たくさん星が降るでしょう
星が見えるから
夜が大好きな僕と
夜になって
やっと自由になれる君
聞きなれたいつもの天気予報
二人して真夜中いつもの場所で
あの頃は ....
深夜の洗面所に
たちっ、たちっ、
冷たい音がしている
さっき
閉めたはずなのに
音は止まない
たちっ、たちっ、
寂しそうなひびきで
それはずっと続く
どうにもならないね
....
どちらも大きいんだけども◇右目が左目よりやさしくて◇きみは小さな女の子を連れていた
脱ぎ捨てたTシャツをデパガなだけに◇手慣れた感じにやさしくたたんでくれた君
その大きな瞳で◇ぼくの ....
君の厚意も貴方の愛も
何故にこんなに虚無感・・・
在るであろう血液を捜し宛てても
届かずじまい
対の果てには空っぽさ
苦しみや悲しみや淋しさが
どうしようもなく心良く
挙げ句の果 ....
漢字そっくりの 本の「虫」の
大群に追われる 夢からさめた
またべつの ページのなかだった
すべてが言葉で できていても
死ぬときは死ぬので 気をつけよう
さーーーーー
うぉーん
ごとっごとん
ごとっごとん
ごとっごとん
ばんっ
ごとっごとん
ごとっごとん
ごとっごとん
きゅーん
ごとっごとん
....
今夜は雪が降ると思った日
君は寒さに震えていたから
僕の話に黙って耳を傾けた
二人して、ぬくもりが欲しかった
言葉を求めると
何故か君は他人行儀で
それでも二人はどこかで通じ合ってて
....
はノ行
はっきりと伝えれば良かった
酷く後悔している 珍しくね
不満だって何だって 直ぐに言ってくれた おまえは正しいよ
変に誤魔化すべきでは無かった 言わなきゃ解からないこともあ ....
『あいうえお作文』
あノ行
愛してると
言ったのに
嘘だ!、と
ええ、嘘ですよと 真顔で言ったら
おまえはどんな顔をするのだろうね?
{引用=
アイシテ ....
内助の功には触手が動くけれど
オルレアンの乙女に思い入れは無い
王女でもない一介の農村の娘が
神の啓示を受けたことで
歴史を変える働きをしたのは
まぎれも無い事実 ....
小さな君が
絵をえがく
大きな紙に
まっすぐに向かって
まるで 挑んでいるかのよう
これっぽっちも迷わない
どんどん どんどん かいていく
どんどん どんどん 君の不思議が現 ....
パンパカパーン
重大発表決定!
バカ男の考案した幻の獣についてしゃべっちゃいます
頭はシマウマ!おおっ!
身体はペンギン!ステキ!
右のハサミはカニ!
左のハサミは ....
部屋に入ったら
はげしい眠気
ふらふらと
たおれる
クタクタだ
へとへとだよ
つかれちゃった
もうねむる時間だ
太陽が壊れちゃった
月も隠れちゃった
季節はなくなる
ゼッ ....
狂い咲きの花が
手をすべり
奈落の底へとしずむ夜
逆さまにのぼる 落ちていく
奈落の底へとしずむ夜
奈落の底では また奈落
だから墜落が
絶えない
これからだっ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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