君の厚意も貴方の愛も
何故にこんなに虚無感・・・

在るであろう血液を捜し宛てても
届かずじまい
対の果てには空っぽさ

苦しみや悲しみや淋しさが
どうしようもなく心良く
挙げ句の果 ....
漢字そっくりの 本の「虫」の
大群に追われる 夢からさめた
またべつの ページのなかだった
すべてが言葉で できていても
死ぬときは死ぬので 気をつけよう
さーーーーー

うぉーん

ごとっごとん

ごとっごとん

ごとっごとん

ばんっ

ごとっごとん

ごとっごとん

ごとっごとん

きゅーん

ごとっごとん
 ....
今夜は雪が降ると思った日
君は寒さに震えていたから
僕の話に黙って耳を傾けた
二人して、ぬくもりが欲しかった

言葉を求めると
何故か君は他人行儀で
それでも二人はどこかで通じ合ってて
 ....
はノ行

 はっきりと伝えれば良かった
 酷く後悔している 珍しくね
 不満だって何だって 直ぐに言ってくれた おまえは正しいよ
 変に誤魔化すべきでは無かった 言わなきゃ解からないこともあ ....
『あいうえお作文』

あノ行
 
 愛してると
 言ったのに
 嘘だ!、と
 ええ、嘘ですよと 真顔で言ったら
 おまえはどんな顔をするのだろうね?
{引用=
    アイシテ ....
内助の功には触手が動くけれど

オルレアンの乙女に思い入れは無い

王女でもない一介の農村の娘が

神の啓示を受けたことで

歴史を変える働きをしたのは

まぎれも無い事実 ....
小さな君が
絵をえがく

大きな紙に
まっすぐに向かって
まるで 挑んでいるかのよう

これっぽっちも迷わない
どんどん どんどん かいていく
どんどん どんどん 君の不思議が現 ....
パンパカパーン

重大発表決定!
バカ男の考案した幻の獣についてしゃべっちゃいます

頭はシマウマ!おおっ!

身体はペンギン!ステキ!

右のハサミはカニ!
左のハサミは ....
部屋に入ったら
はげしい眠気
ふらふらと
たおれる

クタクタだ
へとへとだよ
つかれちゃった
もうねむる時間だ

太陽が壊れちゃった
月も隠れちゃった
季節はなくなる
ゼッ ....
狂い咲きの花が
手をすべり
奈落の底へとしずむ夜
逆さまにのぼる 落ちていく
奈落の底へとしずむ夜


奈落の底では また奈落
だから墜落が
絶えない
これからだっ ....
北風の声が少しずつ
冷たさを増す12月
いつもと同じ帰り道
佇むように咲いていた

小さな体いっぱいに
陽射しを浴びてのんびりと
場所を間違え根を伸ばし
季節を忘れて咲い ....
 街灯灯る深夜の通り
 できそこないの自分には
 ふさわしい

 迷子の猫が鳴いている
 宴を終えたサラリーマンが
 鼻歌まじりにとおりすぎる

 いつもいつもおもってること
 秘密 ....
コタツで寝て、何が悪いの。

「風邪ひくじゃん」って言うけど、
ぁたぃバカだから風邪なんかひかないもんねーだ。

コタツあったかくてキモチいーじゃん!

ベッドなんて寒いじゃん。

 ....
この気持ち
如何表して良いのか

言葉など遥か越えた所で
あなたと出会った

そしてありきたりになってしまう
「ありがとう」

でも略してる

「ずっとずっとありがとう」
 ....
空白く

肌柔く

風吹雪き

髪解き

今宵

春の宴

凍える塊

解き放たんと

絡み燃ゆ

心露わに

身に刻むは

淡い桜

色の香
 ....
悔いなんてなにもない
なんてどうでもいい嘘をついた
その部屋は冬の海のように
優しく揺れ続けている
雪に咲いたあの花の名前を
結局思い出せないままだった

君は時計とともに僕の部屋へ来て ....
旅立ちの朝のまどろみの中
青空の月のような夢に
頬を流れる涙は誰のためだろうか
もう内容を覚えてないのに
この部屋を懐かしく感じるのはなぜだろう
大好きな本や窓からの景色
宝石箱の水晶の欠 ....
あなたを思うことが
こんなにも苦しいなんて



やさしいあなたの声で
あたしの名前を呼んでほしい

夜がつめたくなる前に
あたしの名前を呼んでほしい

苦しくて
せつなくて
 ....
こんなさびた暗いアパートに
なぜぼくは住まなきゃいけないんだろう


カスバの女をよく歌っていると
父さんに言ったのは母さん
その歌を二階の女の人は
今日は歌わず階段を降りてきた

 ....
海を見た
海を見ていた
昨日のこと
一昨日のこと
それはあったこと
それともなかったこと
過去を過去として
それは言葉を介在して生まれる
創られた過去
生み出された時間
認識は言葉 ....
静寂に染まった
うなだれた頭を持ち上げて
死んだ魚の目をしていた
ムラサキ色の眼光
ヒト気の無い道端に転がっていた
オクラの缶詰と一緒


卒業の日、A君が言った
みんな繋がっている ....
剣と盾

アナタはどっちを選ぶ

破壊を繰り返し殺戮の

レクイエムを流す剣と

心を守り自分を守り

自分を否定し何事にも

否定を繰り返す盾か

剣と盾どっちとも

 ....
空がこんなに青いからって
自分を責めることはないさ

世間が眩しいからって
君がいないほうがいい
なんてこともない

握り締めた土くれには
君の跡が残る

降りしきる生死の中
涙 ....
これから明けていくというのに
どんな闇より深い
口笛が
聞こえる

とぎれがちになるのは
灯台が
瞬くから
そして波が
騒がしい

そう、音が
熱をともなって
肌を
突きぬ ....
玄関のドアを開くと
右手の壁に一枚の絵が{ルビ掛=か}かっていた

六十年前
I さんが新婚の頃に過ごした
緑の山に囲まれた海辺の村

二十年前
定年まであと一年を残して
急病で世を ....
何回挫折したかな
人生なんて何が起こるか分からない
病気になった時は本当に晴天の霹靂だった
そんなことあるものかと思っていたから
仕事も辞めて
自分で生きてゆけなくなって
前後不覚になるま ....
そこに滴る血を舐めよ



その血は鳥の名
アオを呼ぶ鳥

それは忘れられた冬の匂い



手のひらを濡らすその血



その血は星の名
瞬く恒星

それは既に無い ....
出逢いとは、場面とは一瞬のモノ
一度が終わってしまえば二度とは縁を結ばない儚いモノ
だから一瞬一瞬全てはきっと完璧なのだ

一度過ぎてしまえば二度とはない儚さ

しかし、その儚さ故の完璧さ ....
その指先に
凍れる紅をさし
頬の産毛を粟立たせ
きみは
街なかの雪に泳ぐ


手のひらで固めた結晶は
赤い目を探すうち
もはや雪でなく
氷の透明に変わっている


そんなにも ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
秋空麗魅006/1/21 11:01
そろもん(読書の話)みつべえ206/1/21 10:44
0時24分。美雨006/1/21 9:40
冬の詩和泉 誠3*06/1/21 9:00
あいうえお作文(下)田中眞人1*06/1/21 8:39
あいうえお作文(上)106/1/21 8:36
*Jeanne d'Arc*かおる4*06/1/21 8:29
君の絵日朗歩野906/1/21 8:12
幻の獣バカ男4*06/1/21 8:02
ねむり馬場 こうい...206/1/21 3:46
「奈落の底へとしずむ夜」阿麻6*06/1/21 2:38
白菫松本 卓也5*06/1/21 2:17
こころにいつも花束を炭本 樹宏206/1/21 1:17
バカは風邪ひかないまなみ3*06/1/21 1:14
受信ANN106/1/21 1:00
春を想いてノクターン2*06/1/21 0:49
往診霜天1106/1/21 0:24
少女の旅日記(true end)ススメ106/1/21 0:06
ここにいるよユメミ リル2*06/1/20 23:24
夜に咲く花純太6*06/1/20 23:22
5分前の世界紫音1*06/1/20 23:18
缶詰本村K1*06/1/20 22:29
剣と盾アナタはどっち?こめ506/1/20 22:22
僕は思うからアマル・シャ...1106/1/20 22:01
残闇の口笛たりぽん(大...1206/1/20 21:56
妻の背中服部 剛9*06/1/20 21:45
挫折志願[group]ジム・プリマ...2*06/1/20 21:37
畏れミゼット1*06/1/20 21:33
瞬きala106/1/20 21:28
紅と雪うさぎ銀猫11*06/1/20 21:25

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